赤字企業、ダメ企業、糞株に投資する人が存在する理由

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株式投資を始めたばかりの初心者の方は有名な大企業や黒字企業に投資する傾向が強いのですが、赤字企業や業績が回復しないダメ企業に投資する投資家もいらっしゃいます。

普通に考えたら優良企業に投資し、着実に利益を得た方が良いのですが、なぜわざわざ赤字企業に投資するのでしょうか。

その答えは単純で、赤字企業はリスクもでかいけどリターンも大きいからです。

多くの人は有名企業や成長企業を好みますが、そういう会社ほどPERやPBRが高すぎて株価が割高な状態となっています。しかし、赤字企業やダメ企業はそもそも期待する投資家が少ないため、株としてみたら割安であることが多いのです。

「ほとんどの人が期待していないから50円以下の株価で推移している株」を見たことがないでしょうか? そういう株の大半が赤字続きの糞企業ですが、そういう誰も期待していない会社が復活するときほどリターンが大きいのです。

誰も期待していない=それだけ株価が割安で放置されているから、です。

株価というものは将来の期待値で決まるため、将来性がない株や赤字が続いている株は「期待値」が低いので株価が安値で放置されているのです。

そういう株が復活したときの勢いは凄まじいもので、株価が2倍3倍になることも珍しくありません。

有名なのは東証JASDAQに上場しているブロッコリー (2706)でしょう。


出典 株式会社ブロッコリー | トレーディングカードゲーム、アニメ …

『魔蠱の人形姫』などを販売しているブロッコリーは2011年の段階で100円以下を推移していた低位株でした。なぜブロッコリーがそんな安値で放置されていたかという理由は単純で、「赤字続きで何の将来性も見えない会社だったから」です。

2011年通期決算で1億8200万円の赤字を出していたブロッコリーは典型的な赤字企業でした。

しかし、2012年以降黒字回復を成し遂げ、2014年まで増収・増益を達成する大躍進を見せたブロッコリーは一時期株価が1822円に到達する大暴騰を巻き起こしたのです。上手く株を売買すれば20倍以上のリターンを受け取れた計算になります。

『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズが流行ったり、グッズやフィギュアなどで売上を上げているブロッコリーは一昔前では考えられないほど優良企業へと成長しました。

優良企業が業績を伸ばしても「織り込み済み」という形で評価されることが多いのですが、赤字企業やダメ企業が優良企業へと変貌すると「ギャップ」が生じて株価が大きく跳ね上がるのです。

そのため、本当に上手い投資家は業績回復が期待できそうなダメ企業に投資します。

当然のことながらそのままダメになって倒産するケースも多いのですが、ダメ企業が変貌すると物凄く大きなリターンが見込めるので上手い人ほどわざとダメ企業や赤字企業に投資するのです。

中には「ダメな会社が好き。ダメであればあるほど誰も期待していないから、投資するのに絶好のチャンス」だとおっしゃる方もいらっしゃいます。

ダメな会社がそのままダメなままで終わることも多いのですが、優秀な投資家は「復活できる可能性」を見極めてダメ会社の株を購入することが可能です。

大きく儲けることができるのはダメな会社が復活したときになるため、大きなリターンを求める人はダメ株に投資するのもお勧めです。


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