株式投資の常識は非常識

LINEで送る
Pocket

私は「株式投資の常識が実は非常識」であると感じることがたまにあります。


例えば「塩漬けは悪」と考えている投資家が多いのですが、これは「塩漬けを避けろ!」と多くの投資本が述べているからではないでしょうか。塩漬け株は含み損を抱えている株のことを差しており、塩漬け株を保有するのは良いことではないと述べている人が大半です。

本当にそうでしょうか?

株式投資を続けていれば含み損を抱えることは多々あります。優良株を購入しても含み損を抱えることは珍しくないため、「塩漬け=悪」という価値観を抱くのは大変危険だと考えています。

私は「塩漬け上等!」と考えている人間ですが、それは塩漬け株でも十分利益を出すことができるからです。

持ち株が塩漬け状態になったら配当金収入を受け取れば良いですし、配当金が受け取れないのであれば株を貸し出して「貸株利益」を得れば良いのです。どちらも塩漬け期間が長ければ長いほど高い利益を得ることができるので、塩漬けしても全く問題ないのです。

もう1つ。株式投資の世界では「損切りが正義」と語られることが多いです。

これも本当に正しいのでしょうか?

デイトレードや短期売買では損切りを決行するのも良いのですが、長期投資や中期投資ではよほどの悪材料が流れない限り損切りを行なう必要はありません。

外部要因によって株価を下げたときは特にそうで、「株価が10%下がったから損切り」という機械的なルールを守っていると資産が減少し続けてしまいます。

そもそも株価というものは下がったら上がるのが当たり前なので、「株価がここまで下がったからいずれ上がるだろう」と考えるのが長期投資で成功するポイントになります。気の長い人ほど長期投資に向いているのは「目先の株価」に左右されないからです。

また、私は長期投資を推奨している人間ですが、「長期投資は万能!」という意見もどうかと思います。

株式投資の本を読むと「長期投資が王道」と書かれていることが多いです。

それは確かに正しいのですが、王道だから勝てるとは限りません。「長期投資が王道」という言葉だけを見た初心者が勘違いして成長性のない株を長期保有することがあるのですが、それは意味がないのです。

「成長株を長期保有する」のは株式投資の王道になりますが、「長期投資が王道だからどんな株でも長期保有する」という発想はかなり危険です。

成長性のない株、赤字決算が続いている株を長期保有しても株価が上がるとは限らないので、1つの言葉に縛られない柔軟な思考を身につける必要があります。

「株式投資の常識は非常識である」という考えを抱いてください。

まずは常識を疑い、その常識が正しいことが立証されたら自分の中に取り入れれば良いのです。

「これは株式投資の常識だから!」という理由で闇雲に常識を信じるのは大変危険です。理に適っていない常識は破った方が良いため、合理的な思考を維持して常識を分別するのが重要になります。


スポンサードリンク