株式投資は赤字前提ではない

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株式投資とビジネスはよく似ていると私は考えていますが、決定的な違いが1つ存在します。

それは赤字前提で考えなくても良いという点です。

ビジネスの場合、最初は全く儲かりません。店舗を構えて独立しても店の認知度が低いので最初はほとんどお客様が来ません。コンビニなどは最初からお客様が来る傾向がありますが、そのうち客足が減少します。

最初から上手くいくビジネスなんてほとんどないのです。

飲食店や買取専門店も同様です。最初は広告宣伝費に力を入れて赤字覚悟で店をPRしなくてはいけません。最初に蒔いた種が後の利益に繋がるのがビジネスの理想になるのです。


つまり、ビジネスで成功したければ赤字前提で物事を考えなくてはいけません。赤字が出るのは当たり前だと思い、最初から黒字経営を成し遂げるのはよほど運が良くない限り無理だと思ってください。

しかし、株式投資は違います。

株式投資は最初から利益を出すことができるのです。株の知名度を高めるために広告宣伝費を利用する必要はありませんし、株を保有する維持費もかかりません。

株は持っているだけで利益が出る金融商品になるため、赤字になる方が難しいのです。株価が下がったら赤字になるのは確かですが、株価が上がったら黒字になります。それも最初から黒字を出すことができるのです。

例え株価が下がって赤字になったとしても、配当金収入で赤字をカバーすることは普通に可能です。そう考えると株式投資は通常のビジネスよりはるかに難易度が低く、儲けやすいということに気づいていただけると思います。

ビジネスだと逆です。赤字前提で物事を考えないと潰れます。

例えば飲食店をオープンして、最初から利益が出る前提で事業計画を立てるとほぼ確実に失敗します。「生活費はないけど、店を運営していれば利益が出るから生活費くらい最初から稼げるだろ!」と考えるのは物凄く危険です。生活費を稼ぐどころか最初は赤字になってしまうことがほとんどだからです。

ビジネスというものは最初は赤字でも、継続的活動を行なうことによって少しずつ認知度や信頼度が高まっていきます。そして信頼度を高めてリピーターを多く確保すれば黒字化に成功するのです。

「時間をかけて利益を出す」というのは株式投資と共通する部分ですが、赤字前提で物事を考えるという部分は真似しなくて結構です。

「そうは言っても、初心者が株式投資を始めるのなら赤字前提で考えるべきじゃないか?」という意見もあると思いますが、そもそも赤字を出す株を買うくらいなら最初から株に投資しない方が良いのです。

儲からない株は悪です。「最初は赤字でも仕方ない」という気持ちで株を買うのは絶対に止めてください。株式投資の基本さえ学んでしまえば最初から儲けることは可能です。

売却益を狙う方法ではなくても、長期保有を通じて配当金を得ていれば黒字化するのは容易です。あなたの労力は必要ありません。

ビジネスの場合、赤字前提で取り組まないといけないのは「収入源がない」からです。固定客もいない状況を打破するために広告費を高めたり、サービスを強化したりするのです。だからどんなビジネスも最初は儲かりません。

しかし、株式投資は逆です。

配当金という名の収入源がすでに存在しているため、余計な支出を増やす必要はないのです。優良株は放っておけば勝手に利益を出してくれるので最初から黒字を狙うのは十分に可能です。


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