大企業だから財務状態が良いとは限らない

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「この株は大企業だから安定株として保有するべきだ!」と主張する人が多いのですが、大企業だから財務状態が良いというのは間違いです。


もちろん、任天堂(7974)のように有利子負債がゼロで自己資本比率が88.6%の超優良大企業も存在しますが、大企業は全て財務状態が良いという固定観念は捨ててください。財務状態を確かめたければ会社四季報のデータを参照して、会社の決算内容を確認するべきです。

例えば三井不動産(8801)は誰もが名前を知っている超大手企業ですが、自己資本比率が27%しかありません。有利子負債は2兆1839億3700万円も存在しており、お世辞にも財務状態が良いとは言えないのです。

財務状態を確認したければ自己資本比率を参考にするのがお勧めです。自己資本比率の高い企業は外部のお金に頼っていないので財務状態が非常に良いのです。

ソニー(6758)や三菱地所(8802)も世界に名高い大企業ですが、財務状態は良くないのです。実際に財務面を分析すれば分かりますが、「大企業だから財務状態は良いはずだ」という固定観念は間違いであることに気づきます。

「大企業の株に投資しておけば安全!」という考えも捨ててください。財務状態が悪い大企業に投資するのは非常に危険です。多くの人々は会社のネームバリューだけで投資先を決めていますが、だから株式投資で負けるのです。

株の本質的な能力を見抜きたければ数字を参考にするのがお勧めです。財務状況や決算の推移を確認するのはもちろん、会社のビジネスモデルや将来性も分析する必要があります。

株というものは総合的に分析しないと本質が分からないのです。

しかし、銘柄分析が面倒だと感じる人は思い込みで投資先を決めます。「大企業だから財務状態が良い」というのも思い込みになるのです。生のデータを参考にして株式投資を行わないと負けます。

名前だけで会社の評価を決めるのは就職活動中の学生と似ている部分があるのです。

多くの学生は大企業に就職することを望みますが、本当に知らなくてはいけないのは会社の将来性です。「この会社は東証1部上場企業だから安心だ!」という意見は間違いです。東証1部上場企業でもどうしようもない会社は存在します。

バブル期の日本であればとりあえず大企業の株を買っておけば儲けることができましたが、残念ながらバブルは過ぎ去ってしまいました。これからの時代に求められるのは「総合力が高い株」です。ネームバリューに頼らない本物の株を見つけ出さなくてはいけないのです。

数多くの企業を分析すれば「本当に価値のある株」を見つけるのは簡単です。決算状態が良く、財務面も良好で優れたビジネスを展開している会社は確実に存在するのです。株式投資で儲けたければ総合力に秀でた株を買ってください。

万能株を見つけるのが難しい場合、「何か突き抜けた長所のある株」を買うべきです。

よく分からないから知名度が高い会社の株を買うのは止めてください。9割の個人投資家が負けると言われていますが、会社をしっかり分析しないから株式投資で儲けられないのです。

本当に価値のある株に投資すれば株式投資で負けることはなくなります。


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