投資金額と投資家の実力は関係ない

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株式投資というジャンルは「投資金額が多いほど尊敬される傾向」がありますが、正直な感想を述べると投資金額はどうでも良いです。

私達が投資家の実力を図る上で重視しなければいけないのは「勝率」です。

要するに自分が買った株で着実に利益を上げている投資家が凄いのです。

自画自賛になってしまいますが、私は株式投資の勝率が異様に高いです。個人投資家の9割が負けると言われている中、私は勝率80%以上を維持して利益を得ています。

2014年の投資成績は、今のところ100%の勝率を維持しています。

そもそも「投資金額が多いほど優秀な投資家」という理論が通用するのであれば、退職金を利用して株式投資に参入した老人投資家は全て優秀ということになってしまいます。

退職金で株を買って自滅する人が多い中、本当に「投資金額と株式投資の実力は比例するのか?」という点について考えなくてはいけません。

また、短期間で莫大な利益を出す投資家も存在しますが、私はこういう投資家の実力を疑っています。

なぜなら、短期間でハイリターンを目指す投資手法は「ハイリスク投資」に分類されるからです。戦略や知識を活用して株式投資で勝つのではなく、半ば運任せで資金を増やした人を「優秀な投資家」だと判断することはできません。

勿論、投資資金が潤沢で優秀な投資家は多くいらっしゃいます。

スイングトレーダーとして名高いB・N・F(ビー・エヌ・エフ)や、バリュー投資の神と呼ばれているウォーレン・バフェットは実力を疑う必要がないくらい優秀です。


しかし、「投資資金が多い投資家が全て優秀」という理論は通用しません。

私は以前、「俺は資産を5000万円持っている」という投資家の話を聞いたことがありますが、その人の投資手法は大変お粗末なものでした。「安定株に投資すべきだ!」と主張しつつ、電力株だけに集中投資してリスク分散を怠っていたのです。

多分、その人の中では「電力株絶対神話」が確立されていたから東京電力に全力投資していたのだと思うのですが、私はそういう人を「お金を持っているだけの残念な人」としか思いません。

投資金額で投資家としてのレベルが図れると思ったら大間違いです。

優秀な投資家は「理」を持って勝利するのです。

株式投資は理論通りに行かないことも頻繁にありますが、それでも「儲けるための理論」を構築している投資家が最終的に生き残ります。

短期間の利益を狙った投機を行ない、短い時間で大金を稼いだ投資家が本当に優秀でしょうか?

もし、それが「優秀」ということになるのであれば、FXでハイレバ勝負してたまたま勝った投資家は全員優秀ということになります。

貯め込んだお金を利用して株式投資に挑戦する人が跡を絶ちませんが、そういう人は大抵負けます。なぜなら「株式投資で儲けるための理論」が確立されておらず、銘柄分析も稚拙で、精神面も貧弱なパターンが多いからです。

投資資金が多いのに越したことはありませんが、「投資資金が多いから俺は優秀なんだぞ」と勘違いするのは大変危険です。こういう人ほどハイリスク・ハイリターン株を買いたがるので、一種のギャンブル中毒に陥っている可能性が高いのです。

ギャンブル投資を行なって一時的に勝つことは可能ですが、長年勝ち続けることは不可能です。

優秀な投資家を見抜きたければ「理論と分析力」に注目してください。勝つための理論が確立されており、実際に勝ち続けている投資家は間違いなく優秀です。

運だけで勝ち残ってきた投資家のアドバイスを聞くのは止めましょう。「結果」を重視するのも良いのですが、結果を出したプロセスにも注目する必要があるのです。


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