投機の対象になっている株は長期保有しない

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投機の対象になっている株を長期保有してはいけません。

株にはそれぞれ特徴が存在し、株の特徴を理解して株式投資で儲けるのが基本になります。投機株は長期保有に適していない株になるため、長期投資で儲けようとするのは間違いです。

株は兵種に例えて考えると分かりやすいです。

例えば、中世時代は長槍兵が戦場で活躍していましたが、この長槍兵というものは「敵の騎馬兵を倒すのに有利」という特徴があります。


長槍は重いので扱うのがとても難しいのですが、この長槍を弓の代わりに利用したらどうなるでしょうか? 結果は簡単に想像することができますが、長槍を投げて敵に命中させるのは大変難しいのです。長槍自体とても重いので、ほとんど飛ばすこともできないでしょう。

遠距離から攻撃したいのであれば弓兵や弩兵の方が適しており、兵種はそれぞれ向き不向きがあるのです。

株も同じで、それぞれ役割が違います。投機株を長期保有するのは「長槍兵に長槍を投げることを命じて戦果を上げるぐらい無謀な行為」だと思ってください。株の特徴と戦略がマッチしていないと株式投資で勝つことはできません。

そもそも長期保有の価値がないから投機株になるのです。長期保有して儲けられる株であれば投機をする必要はありません。投機株は「株価が急激に値動きするから投機に最適」という特徴があるだけで、長期保有に適していない場合がほとんどです。

配当金も出さず、赤字経営が続いている株ほど投機の対象になりやすくなります。常識的に考えてそんな株を長期保有しても儲けることはできません。長期保有して儲けたいのであれば、最初から長期保有に向いている安定株を選ぶべきです。

株式投資で負ける人は株の特性を理解しないことが多いのです。株の特性は財務を分析すれば簡単に知ることができるので、自分の戦略にマッチした株を選ぶのが重要になります。

【長期保有に適している株を投機に利用しても意味はない】

では、長期保有に適している株を投機に活用するのはどうでしょうか?

これもお勧めできません。投機株のメリットは「安い値段で株数を揃えられること」です。例えば、1株10円で売られている株は1万株保有するのに10万円の資金が必要になります。

10万円払って1万株購入すれば、株価が1円上昇しただけで1万円の含み益を得ることが可能です。少ない投資金額で大きく儲けられる可能性があるのが投機株のメリットです。

しかし、長期保有に適している株は大抵株価が高いです。そのため、多額の投資資金がなければ株数を揃えられないので投機の対象として向いていません。

その代わり長期保有に向いている株は「財務が安定しており、長く配当金を受け取り続けることができる」という特徴があるので、株を頻繁に売買しなくても儲けることができるのです。配当金狙いで投資している方は投機株には手を出さず、安定株や資産株を狙うのがお勧めです。

投機の対象になっている株は財務状態が悪いからマネーゲームの対象になるのです。東関東大震災直後の東京電力株を見れば分かりますが、すぐに投機家が参入してマネーゲームの対象になってしまいました。

財務状態が絶望的であるのにもかかわらず、多くの投機家が参入したのは「ババ抜きのように株の売買で儲けようとする意思があったから」です。

長期投資で儲けたい人は投機の対象になっている株を長期間保有するのは止めてください。長期投資が優秀なのは確かですが、何でもかんでも長期保有すれば良いというものではないのです。

 


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