つまらない人間は経営者に向いていない

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つまらない人間は経営者に向いていません。

物凄く極論のように思えますが、これは真実です。

この世の中は面白い人間よりもつまらない人間の方が大多数を占めていますが、だからこそ面白い人間が輝くという法則があります。

なぜつまらない人間が経営者に向いていないのか?

それは人を惹きつける魅力がないからです。普通に考えて欲しいのですが、つまらない話ばかりする経営者と仲良くなりたいと思いますか?

また、そのような経営者の元で働きたいと思うでしょうか?

多くの人はNOと答えると思います。つまらないというのは別の言い方をすると「価値がない」という意味であり、つまらない時点で自分自身の魅力が乏しいので人を率いるのが困難になります。

面白い、つまらないの基準は人によって異なります。

私は「経営者はエンターテイナーでなくてはいけない」と述べたいわけではありません。面白いギャグを言えなくても良いから、人を惹きつける魅力がないと厳しいという現実を主張したいのです。

面白い人間には特徴があります。

それは自分の考え方をしっかりと持っていることです。


例えば私はワタミ創業者の渡邉美樹さんが非常に面白いと思っています。

渡邉さんは様々な方面でよく叩かれていますが、逆に言えば渡邉さんが叩かれるのは「多くの人が反応したくなる要素」がたくさん詰まっているからです。

様々な場所で渡邉さんの話題が出るのも渡邉さんが面白いからです。

ギャグを言ったから面白いとかつまらないとかを言いたいわけではありません。

人間の本質的な面白さについて言及しているのです。

ソフトバンク(9984)を率いる孫正義社長はとても面白い人物です。

孫社長の有名なエピソードがあります。アルバイト社員が2人しかいない時点で「年商500億の会社にする!」と豪語し、孫社長の言葉を信じ切れないアルバイト社員が2人とも辞めてしまったという逸話があります。

私が面白いと思うのは「アルバイトの人が呆れて辞めたこと」ではなく、「アルバイトが2人しかいないのに年商500億円を達成すると公言する、常人には考えられない発想」が面白いと感じるのです。

 

孫社長が「年商500億円の会社を築く」と言ったのはネタでもギャグでもありません。

誰もが実現不可能だと思う時期に自分の理念を本気で言っているから、そこに面白さを感じるのです。

常人には思いつかないような壮大な理念、思想、新しい価値観を発表したときに人は「面白い」と感じるのです。

こういう風に「新しい面白さ」を提供できる経営者は従来の常識にとらわれないので、斬新なビジネスを通じて躍進を果たす可能性が高いのです。

逆に陳腐なことばかり言って面白くない発言を連発している社長は「発想自体が面白くない」ので、多くの人を惹きつけるビジネスを行なう可能性が低いです。

良いですか、面白くない人間は魅力がないんです。

魅力がない人間と一緒に働きたいと願う人は少ないので、「面白くないという時点で損していること」を自覚しなければいけません。

あなたも会社の上司の話が面白くないと感じたことがあるでしょう。

それは会社の上司が「ありきたりで陳腐なこと」しか言わないから面白くないのです。

たまに居酒屋で若手社員に対して説教する上司を見かけますが、こういう人の話は99%面白くありません。

会社勤めして組織に属しているのは悪いことではありませんが、それは誰もが歩む「正攻法路線」です。

正攻法に生きている人間が面白いことを述べるのは難しいのです。

なぜなら「組織の中で異端な行動を取ると、会社内の癌になる」という法則があるからです。

そのため、会社組織に属して活躍したければ「斬新な発想よりも調和」を重視しなくてはいけないのです。そういう生活を長く続けていると「人とは違った視点で物事を見ること」が難しくなるので、結果的にどんどんつまらない人間になっていくのです。

「当り障りのないことを言う人」は面白くないのです。

面白い人は発想が違います。

たまに狙って面白いことをしている人もいらっしゃいますが、そういう人はほぼ例外なく頭が良いです。芸人が頭が良いと言われるのは「人を楽しませるためのネタを考え、面白いと思う部分を追求してネタを提供する」という行為を成功させているからです。

経営者は芸人になる必要はありません。

 

経営者に求められる面白さとは、「他者とは違った視点で物事を分析したり、他者が思いつかないような壮大な発想を掲げ、実現に向けて努力すること」です。

誰もができるようなビジネスを行なっている経営者が面白いわけがありません。

個人的に差別化戦略を徹底している未来工業(7931)は滅茶苦茶面白い会社だと思うのです。

未来工業が面白いのは創業者の山田昭男さんが面白いからです。


山田昭男さんは非常にドケチな人物として有名で、会社内でも電気を付けなかったり、高価なツボをゴミ箱代わりに利用していたりしています。

こういうことを平気でする人だから未来工業は「面白い差別化戦略」を実施できるのです。

面白い経営者は「新たな視点で会社を経営することができる」のです。

表面だけ面白くしようとしている経営者はダメです。

そんな人は腐るほどいらっしゃるので、「本当の面白さ(人とは違った視点で物事を見る人)」という能力を保持している経営者に注目する必要があります。

本当の面白さを発揮している経営者は自分独自の経営を実現して成功する可能性を秘めているので、株を買う価値も高いのです。

株の分析方法の1つとして、「経営者の面白さ」について注目するのもお勧めです。

面白い経営者ほど魅力があり、面白い経営者が率いている会社ほど注目されやすいのです。

面白い会社は注目度が高いので、株価が上がる可能性が高いことを理解する必要があります。


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