1009回断られても諦めなかったカーネル・サンダース

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世界中でフランチャイズを展開しているケンタッキーフライドチキンを創業したのはカーネル・サンダースで、東証二部に上場している日本KFCホールディングス (9873)が存在するのもカーネル・サンダースが1009回断られたからと言い換えることもできます。


出典 blog.goo.ne.jp

あなたは何回断られたら諦めるでしょうか?

そもそもカーネル・サンダースがなぜここまで断られ続けたかというと、「フライドチキンの製造法を教える代わりに、チキンが一個売れるごとにロイヤルティを受け取る」という営業をしていたからです。

カーネル・サンダースが作るフライドチキンのレシピはとても優れていたのですが、一般人はその良さが分かりません。怪しいセールスだと認識した人々が非常に多く、それで多くの人達が「NO!」と言ったのです。

私はカーネル・サンダースよりも訳の分からないセールスを受けた1009人の人々に同情したい。

あなたも想像してほしいのですが、いきなり「美味しいフライドチキンの作り方を教えるから、フランチャイズ契約をしてくれ」と言われてOKを出すことができるでしょうか? 少なくとも私には絶対にできません。

毎月の収入はわずか105ドルの年金のみであり、決して豊かとは言えない状況からアメリカンドリームを実現したカーネル・サンダース。断られるのも慣れ、「放り出された数は全米一」だと自慢していたカーネル・サンダースは年齢を感じさせないバイタリティある人物でした。

なぜ、カーネル・サンダースは最終的に成功を掴むことができたのか?

それは諦めなかったからです。しかし、「諦めなかったから成功を掴めた」とは誰にでも言える内容であり、面白みもありません。私が注目しているのは「なぜ諦めることがなかったのか」という部分です。普通の人だったら50回あたりで諦めてもおかしくないのに、なぜ1009回も断られて諦めなかったのか。

私が注目したいのは、カーネル・サンダースの潜在意識です。

現実では断られ続けていたカーネル・サンダースですが、潜在意識の中では「絶対に成功する」と確信していたから諦めることがなかったのではないでしょうか。

「もしかしたらこのフランチャイズには需要がないかも……」と考えれば誰でもセールスを行う気力が萎えます。しかし、カーネル・サンダースは諦めなかった。これは「カーネル・サンダースが我慢して努力し続けたから成功を掴み取った」というわけではなく、「楽しんで続けたら結果的に成功を得られた」のではないかと思うのです。

普通の人は失敗続きの現実を突きつけられると落ち込み、失望します。「自分は何をやっても無理なんだ……」という形でネガティブ思考に走ります。

しかし、カーネル・サンダースはネガティブ思考になるどころか、断られる日々を楽しんですらいたのです。

1009回という失敗は「我慢して努力すればなんとかなる」という数字ではありません。我慢して努力しているだけだといずれ投げ出します。我慢は長くは続かず、無理をしても人間は精神を病むだけです。

カーネル・サンダースは自分自身の中で「このビジネスは絶対に成功する!」と信じていたから、1009回断られても諦めることはなかったのでしょう。そうとでも考察しないと説明がつきません。成功するか否か分からなく、成功が信じられない物事に対し、疑心を抱いて努力を継続し続けることなんて絶対に不可能ですから。

経営者は「心が折れたら負け」と言われていますが、私は本当にそう思うのです。

諦めないのが美徳、努力を継続するのは素晴らしいという内容を述べたいのではありません。この世界は全て自分自身で決まります。自分が悲観的であればこの世界も暗く、救いのないように感じてしまいますし、「自分の心次第で何でも達成できる」と信じていればこの世は希望に満ちており、多くのことが達成できる世界だと実感することができます。

カーネル・サンダースは「潜在意識で成功すると確信していたから諦めなかった」のが真実ではないでしょうか。だから失敗続きの日々が続いてもめげなかったのです。それは最終的に成功するという確信があったからです。自分の中で成功すると信じていたから、今目に見えている現実を気にしなかったのです。


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