ダーヴィンから学べる「変化に対応する力」

LINEで送る
Pocket

「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」という名言を残したのはダーヴィンだと言われています。


出典 ja.wikipedia.org

実際にこの言葉を本当にダーヴィンが述べたのか否かは議論が巻き起こっている最中ですが、「強い者ではなく、変化に対応できる生き物が優秀」という意見は正しいでしょう。シマウマはライオンより強くないのですが、シマウマは現在も生き残っています。小魚はクジラより弱いのは確かですが、それでも小魚は生き残っています。

ビジネスの世界でも同じことが言え、「本当に強いのは大企業ではなく、変化に対応できる企業だ」と考えることができます。

大企業の最大の弱点は変化に対応しづらいことであり、規模が大きくなればなるほど「対応力」という面で弱まってしまいます。

例えば今まで太陽光発電パネルを中心に販売していた大企業があるとします。

一時期は太陽光バブルという形で太陽光がもてはやされましたが、今は電力会社の電力買い取り中断の影響などによって太陽光の需要が急激に低下しました。

東証一部に上場しているサニックス (4651)は太陽光発電設備などを販売していましたが、今は約49億円の赤字を出して危機に陥っています。

ビジネスは需要と供給の関係で成り立っているため、いくら優れた技術が存在しても需要がなければ物を売るのは困難です。一時期は太陽光発電設備は物凄く需要の高かった商品であったのですが、今は太陽光発電バブルがはじけた影響でサニックスといった大型企業が赤字に陥っているのです。

多くの人はよく「大企業は強い、大企業は思い切った戦略が取れるから有利だ」と考えるのですが、大企業には大企業なりの弱点はあるのです。

確かに、大企業は強いです。研究開発費や営業費用などで多額のコストをつぎ込むことができるのも大企業ですし、大企業は強い存在であるのは明白です。しかし、大企業の弱点は「変化の対応力」であり、対応力という意味で言えば少数精鋭のベンチャー企業には太刀打ち出来ないのです。

先ほどサニックスの例を挙げたとおり、一度情勢が悪くなると1つのビジネスに対して資本を多くつぎ込む必要がある大企業は「巨額の赤字」を残してしまうことが多いのです。

最近ではシャープなどが良い例でしょう。

大企業は「投入できる資本が大きく、企業自体がブランド力があるのは強み」だが、情勢が悪くなると経営が大規模に悪化するのが難点です。変化に関する対応力という意味で劣っているのが大企業の弱点です。

投資する際に注目したいのが「変化に関する対応力」です。儲からない事業からとっとと撤退し、新たな事業に進出して利益を上げている会社は変化に対応する力が強いといえるでしょう。

人も会社も生き物も、変化に対応できるものが一番強いのです。


スポンサードリンク