「気に食わない」の一言で物事を決めるのは悪いことなのか

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人間関係に理由をつけてあーだこーだと自己を正当化する人はとても多いのですが、実際のところ人間関係がこじれたり問題が起こったりするのはただ単に「気に食わない」というケースが多数を占めています。

しかし、直接面と向かって「お前は気に食わない!」と言ってしまうと、感情だけに左右されて物事を決める小さい人間のように思われてしまうので、ある程度頭の良い人は理論武装としてあーだこーだ言って人を叩いたり、関係を切ったりすることがありますが、突き詰めて言えばただ気に食わないだけなんですよ。

例えば上場企業同士の取引の間でも「利益相反」とか、「お互いの価値観が一致しない」という理由で対立することがありますが、これも突き詰めて言えば気に食わないの一言で終わるんです。

ワタミ創業者の渡邉美樹さんは「ニートは憲法違反」だと述べています。


出典 girlschannel.net

労働は国民の義務だからニートであること自体、憲法違反であると渡邉さんは主張したいのですが、これも突き詰めて言ってしまえば「ニートが気に食わない」の一言で終わる話なんですね。逆も又然りで、渡邉さんを叩いている人は、ただ単に渡邉さんが気に食わないだけ。

正直な話、大抵の人間には感情がありますから、感情を抜きにして物事を判断するのはとても難しいのです。

感情的な意見は良くないと私も感じますが、どんな意見でも感情が交じるのは普通です。更に言えばアイツは嫌だの、こいつはダメだのという判断も多大に自分の感情が混じっており、大抵の場合「こいつは気に食わない」の一言で終わる問題なんですね。いくら理論武装しても無駄です。

「お前自体が気に食わないから関係を切るわ」みたいな感じでスパッと言う人はかなり好感が持てる(分かりやすくて良い)のですが、それだと大義名分が無茶苦茶になるのでアレコレ理由をつけて批判したり関係を切ったりするわけです。

ただ、その根本にあるのはただ「気に食わない」という感情だけであり、気に食わないから取引を停止するというのも多々あるのです。結局人間関係なんてものは気に食う、気に食わないが大半を占めていると思っています。

社内イジメも同じで、社内イジメの対象になっている人はただ「気に食わない」のターゲットにされているだけなんです。

何で私は嫌われるんだろう、とか、何で私の悪口を言うんだろう、と悩んでいる人は大半多いのですが、悩むだけ無駄だと思いますよ。だって気に食わないというレッテルを張られているだけなのですから。

スタートトゥデイ (3092)を経営している前澤友作さんは、エゴサーチをしてZOZOTOWNの販売システムを愚痴っている客を見つけて「二度と注文しなくていい」とツイートしたことがありました。

これも突き詰めて言えば「ZOZOTOWNの悪口を言った客が気に食わなかった」というだけなんです。

上場企業の経営者でもこんなことがあるのですから、気に食わないから文句を言う、気に食わないから関係を切るというのは普通だし、全く悪いことではないのです。そもそも気に食わないから文句や愚痴を言うのであって、いくら理論武装しても根本的な原因は感情が原因ということは誰も否定できないんですよ。

気に食う、気に食わないで人間関係を判断すれば滅茶苦茶楽になります。何をどう言おうが人間関係の好き嫌いなんて気に食う、気に食わないの2つが原因となるため、あまり深く考える必要なんてないんですよ。

私がとある業種の株を全く買わないのも、色々と理由はありますが、根本的な理由を述べればただ単に「気に食わない」というだけだと思うのです。どんなに悪い株でも自分の琴線に触れたら買う物は買いますし、気に食わなかったらどんなに良いことを言ってもムカつくものはムカつくだけなんです。

何をどう言おうと大半は気に食わないが理由で嫌うことが多いため、気に食わないの意識に沿って物事を決めても全然悪いことではないと私は考えています。


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