なぜキャバクラは廃れないのか

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なぜキャバクラビジネスは廃れないのでしょうか。

 

私はキャバクラは非常に良いビジネスだと思っており、「キャバクラのビジネスモデルを分析することによって気づくことが多々ある」のです。

 

私自身はキャバクラに行くことはくだらないと考えていますが、なぜキャバクラのニーズは絶えないのでしょうか。

 

キャバクラのウリはとても単純で、「キャバクラで働いている女性が男性客をチヤホヤして良い気分にさせるだけ」のビジネスになります。要するにキャバクラに行くお客様はお金を支払って「女性から認めて貰うのを望んでいる」のであり、これは承認欲求型のビジネスモデルだと分析しています。

 

人は誰しも他者から認めて貰いたいものです。

 

良い仕事をしたら他者から褒めて貰いたいし、素晴らしい実績を上げたら他者から賞賛して貰いたいと考えるのが普通です。承認欲求を抱くのは全く悪くないのですが、「普段の生活で認められないから安易な手段で自分の存在を認めて貰おうとする」のはどうかなぁと感じます。

 

例えばネットゲーム。


出典 180gladiator.blog83.fc2.com

一時期「ネトゲ廃人」という言葉が流行りましたが、ネトゲ廃人になる人間の大半は強い承認欲求を抱いています。リアルで活躍したり認めて貰ったりする機会がないから「自分を認めてくれる場所」に浸ってしまうのです。

 

オンラインゲームの世界は非常に単純で、「ゲームを長くプレイしている人ほどキャラクターが強くなり、キャラクターが強ければ強いほど頼られやすい」という特徴があります。

 

オンラインゲームビジネスの凄いところは「承認欲求の強いユーザーを虜にさせ、課金に導くシステムを築いている」という点です。

 

現代は人間関係の希薄化が進んでおり、「現実社会で認められるのが難しい」のが問題になります。日々の仕事にやりがいを抱けなかったり、表舞台で活躍できなかったりすると鬱憤がどんどん溜まり、「認めて欲しい、注目されたい」という願望を抱くようになるのです。

 

それ自体は全く悪いことではないのですが、キャバクラやネットゲームの世界で「認めて貰う」のは安易な手段であることを理解しなければいけません。

 

キャバクラは「人の承認欲求を満たして利益を得る」というビジネスモデルを築いており、これはネットゲーム業界とアピールポイントが酷似しているのですね。

承認欲求を満たしたいというニーズは無くなる可能性が低いため、この先もキャバクラビジネスは存在し続けると予測しています。

 

キャバクラにハマっている人は「キャバクラに行くこと」を正当化することが多々あります。

 

「キャバクラに行くと社会勉強になって良い。キャバクラで女の子と会話することによってコミュニケーション術を学ぶことができる」と述べる人もいらっしゃるのですが、おいおい……。お金を払えばどんな男でもチヤホヤするキャバクラで「コミュニケーションについて学べる」ってどういうことだよ。

 

キャバクラはお金を持って行けば「どんな人間でも認められる空間」になるため、そんな甘い場所に居座って「コミュニケーションについて学ぶ」というのはどうかしていると思うのですが……。

 

「キャバクラに行けば女の子と付き合える可能性もある」と主張する人もいらっしゃいます。

 

確かに女の子と付き合える可能性はゼロではないのですが、キャバクラで働いている女の子の立場になって考えてください。お金を支払って女性とのコミュニケーションを取りたがる男に対し、どのキャバクラ嬢が好意を抱くのでしょうか。

 

キャバクラに行けば絶対に女の子が相手にしてくれますが、それは「お金を払っているから話しかけて貰える」のであり、キャバクラに行ってお金を使う男がモテるという理論は明らかにズレていると思うのですが……。

 

永続的ニーズが存在するビジネスが好きな人は、「承認欲求を満たす会社の株」を買うのがお勧めです。

 

オンラインゲームを提供しているネクソン (3659)は承認欲求を満たす会社として注目することができます。


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