どうでも良い人間はまともに相手にされない現実を見よう!

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私は趣味でよく「漫画家志望者が出版社に持ち込みするブログ」をよく読んでいます。


出典 http://blog.livedoor.jp/arigatou4/archives/51628477.html

なぜそんなものを読んでいるのかというと、夢を追って努力している人が好きだからです。漫画家になりたい!と決意し、漫画家になるために自分の作品を持ち込んでプロになろうと目指す人がとても好きなのです。

 

が、現実は厳しい。

 

これはビジネスでも同じことが言えるのですが、「相手にする価値がない人はまともに相手にされない」ということに気づきました。

要するに見込みがある人は漫画を持ち込んだときに名刺を貰ったりコーヒーを奢って貰ったりするのですが、将来性がない人はまともに話をして貰えません。

 

「こっちは忙しいんだよ! さっさと帰れ!」という態度を取られることも珍しくないのです。

自分には価値がないという現実を突きつけられた瞬間、この世は地獄のように感じ、絶望しか存在しない世界のように映るのでしょう。

 

面白い記事を見つけました。

 

第二回 文藝春秋社の編集者との電話

 

まーこれは長いので要約します。

新人賞を取らなくても持ち込みすれば一発で本が出せるじゃないか!



よし、電話しよう。まともに対応して貰えるかな(ワクワク)



電話したら女性の受付の人が物凄く嫌そうに対応してくれた。



電話を代わって貰ったら中年の男性が出た。話していると実にかったるそうで、「男が書いたエッセイなんて売れない」と言われた。普通の立場の人間が出すエッセイなんて無理。結局電話を切って終わった。

 

私が10代の頃はこういう記事を読んで「なんて酷いんだ! 夢を壊すような真似は良くないと思う。もっとまともに対応してあげれば良いのに」と考えたことでしょう。

 

だけど、今の私は別の考えを抱いています。

この男性の対応は当然だなと。

 

特に出版業界は需要と供給が完全に崩壊している業界で、「本を出したい人は腐るほどいるけど、本を出すのは難しい」というのが現状になります。

この中年男性がかったるそうに対応する気持ちも分かります。

 

だって、話しても無駄だから。

 

私はつくづく思うのですが、自分の立場を考えた方が良いと思っています。自分自身に「価値」がなければまともに相手になんかされませんし、その現実を受け入れてから全てが始まると思っています。

 

先ほどのケースの場合、無名新人のエッセイという商品価値のない物を売り込みされたから中年男性は「めんどくせーな」と思って対応したのでしょう。

電話をしている間にも出版社は人件費という支出が発生していますし、編集者の立場からすれば「お金にならない提案や文章は迷惑極まりない」のです。

 

更にもう1つ面白い記事が存在します。

 

>Q:WEB漫画の会社で漫画の仕事をしている者です。最近、仕事の打ち合わせで編集さんの言葉遣いが少し気になっています。

基本真面目な方かとは思うのですが、私が歳下で有力作家ではないせいか、電話での打ち合わせの時に話が通じ合わないと「…はい??」とか「○○ですかあ~??」というような若干小馬鹿にするような態度をとるようになりました。

 

ネームの修正などについても、私がどんな修正か詳しく聞こうとすると、すごく小馬鹿にしてきます。遠方なので電話対応になりますし、絵の説明はお互い通じ合わないときもありますし、説明してる最中そんな態度をとられてはこちらも萎縮してしまいます。

 

でも、こちらは描かせてもらってる身であり立場的にもフリーなので、我慢すべきなのか、上司の方に一度話してもいいものなのかすごく悩んでいます。表紙案の打ち合わせでも小馬鹿にする口調に萎縮して、「じゃあ、そちらの案で」というように折れてしまいます。

 

作家としてはまだまだ未熟なのはわかっているので、お話作りで指摘を受けたりセリフを変えたりするのはかまわないのですが、今のような口調で対応をされるとやりづらくて悩んでいます。

 

↓回答

A:担当さんがどういう方かわかりませんが、口調自体は無意識なものでしょうが、作家として舐められていることは確かでしょう。その会社や編集部にとって本当に大事な作家であると思われていれば、担当さんも気を遣った話し方をするはずです。

 

上司の方に話してもおそらく無駄だと思いますし、かえって面倒な作家だと見なされたり要らぬ恨みを買ったりするかもしれません。

 

あなたのとるべき対応は二つです。ひとつは、完全にビジネスと割り切って、担当さんの小馬鹿にした言葉は無視して打ち合わせの内容だけに冷静に対応し、主張すべき点は主張する。

もうひとつは、担当さんの口から小馬鹿にしたような言葉遣いが出た時にすぐに指摘し、そういう口調で話さないでほしい旨と以前から気になっていた旨をはっきり本人に伝えることです。担当さんがまともな方であれば、それで改まるでしょう。

 

もっとも、相手次第では切れられたり、関係が冷え込んだりすることもありますし、最悪仕事を切られることもありえます。どちらの方針をとるかは、担当さんの人柄とあなたの覚悟次第で決めてください。 

出典 http://www.manga-gai.net/mangakasoudan/sodansitu/2014_07_30_2.html

 

ここで注目したいのが「小馬鹿にする態度を取っている」という事実。

回答では「大切な作家なら気遣って話すはず」と述べていますが、私もこの意見に同意です。要するにまともに相手にする価値がないから、ふざけた口調で話すのでしょう。

 

これだけ見ると編集者側が悪いように思えますが、よく考えたらこれって当たり前のことなんですよね。

 

これは出版業界に限った話ではなく、ビジネスの世界でも当たり前のように起きている光景です。要するに関わる価値がない人(会社)は相手にしない。相手にしたいと思えるだけの提案や魅力がなければ無視されたり切られたりするのが当然です。

 

ビジネスの世界は大変厳しいのですが、結局作家も編集者も「ビジネス上の付き合い」であるため、価値がないと判断されたら口調が悪くなっても当然だと思っています。

大切なのは口調が悪い相手を責めることではなく、「そんな舐められた態度を取られる自分の立場」を見直すことではないでしょうか。

 

要するにまともに相手にされないのであれば、まともに話してくれるような人間に成長すれば良いのです。全ての原因は自分にあると考えた方が良いです。編集者の態度を叩くのではなく、「そんな態度しか取られない自分の存在価値」を客観的に見つめ直すべきだと考えています。

 

先ほどの小説家志望の方もそうですが、話して貰っているだけマシだと思うんですよね。

 

ビジネスの世界だと関わる価値がないと判断された人間は話し合うことすらできません。要するにシカトされるのです。「本格的に話したかったら、もっと魅力を感じる提案をしてくださいね」という形で終わるのが普通です。

 

編集者だって「売れる見込みのない作家」や、「将来性のない漫画家」は相手にしたくないはずです。

 

編集者はビジネスで売れる本を作りたいと望んでいるため、その見込みがない人間を相手にするのはマイナスでしかないのです。関わっているだけで赤字になります。

 

私がこのような態度を取られたら相手を責めるのではなく、「今の自分にはその程度の価値しかない」と自覚し、奮起します。ビジネスの世界は非常にシビアなので、価値のない人間は舐めた態度を取られて当然だと思っています。

 

逆に言えば「この人は価値が高い」と思われるようになれば、失礼な態度は取られないと思っています。

仕事上の関係で失礼なことを言われるのは、「相手が自分を評価していない」というだけです。そうであるならば高い評価を受けるくらい努力するか、付き合う相手を変えるしかないと思うのです。

 

株式投資に関しても同じことが言えますが、何もかも人のせいにしている人は絶対に成功できません。

 

愚者は他人を責め、賢者を自分を省みるという名言が存在しますが、要するに自己責任能力が高くないとビジネスでも株式投資でも上手くいくことはありません。

 

私は自分の失敗を他人に押し付けることは絶対にありません。そんなことをしても無駄ですし、とても恥ずかしい行為であることを理解しているからです。

 

「どうでも良い人間はまともに相手にされない」

 

この現実は辛く厳しいものですが、この現実を受け入れた瞬間から自分の未来に希望の光が照らされるのです。


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