改善できない会社の特徴

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どのビジネスを行なっていても、常に改善する意識を保つのは重要です。


赤字企業が黒字転換する理由はなんでしょうか? 

社長が交代して赤字体質を壊し、黒字体質を築いた例はたくさんありますが、私は「改善」が業績回復のポイントだと考えています。黒字企業でも改善すべきポイントはたくさんあるため、改善することを意識している企業は成長株投資に向いているのです。

ファーストリテイリング (9983)は改善意識が強い会社です。

ファーストリテイリングはユニクロを運営している会社ですが、お客様の声を重要視して改善活動を続けているのです。年間7万件寄せられるお客様の声を活かし、商品開発をしているファーストリテイリングの経営方針は非常に良いです。

お客様の要望を的確に理解し、ニーズの多い商品を開発できるという利点を維持することができるからです。

そもそも会社はどこかしら問題点があって当然です。

ファーストリテイリングは日本を代表する大企業ですが、そんな会社でも改善点があるのですから他の中小零細企業も改善点があって当たり前なのです。

他にも改善して成功している会社は存在します。未来工業(7931)も改善を意識して経営に取り組んでいます。

「どんな提案でも改善案を出したら500円支払う」という制度を定めている未来工業は、日々多くの改善提案が寄せられます。社員から改善案を募集しているので、社員は「現状を変える」という自主性を発揮することができ、今も未来工業は超優良企業として活躍しています。

そもそも改善ができない会社は「変化に対応できない」ということになるので、将来性が薄いのです。

お客様のニーズを正確に理解したければ「お客様の要望」に耳を傾ける必要があります。これはクリアしている会社が多いのですが、「社員の改善要望」を受け入れる会社はあまり多くないのです。

社員が積極的に改善策を出せる会社は成長性に期待することができます。

多くの企業は「自分で物事を考えられる社員が欲しい」と願っています。しかし、自分で物事を考えて提案できる社員が入社しても「提案を聞き入れない会社」は組織体制に問題があります。

いくら良い改善案を主張しても「余計なことを言うな!」という社風だと会社は改善することができません。

矛盾しているように見えますが、意外と多いのですよ。

「自分で考えられる社員を募集」と言いつつ、改善提案を出しても「立場を弁えろ!」の一言で済ます矛盾した組織体制を築いている会社が……。

私は「良い改善提案であれば、立場関係なく意見を受け入れるべき」だと思っています。例えば工場を経営している会社がある場合、理想的なのは改善提案できる環境作りを整えて様々な立場の人から改善案を募集することです。

現場の現状を改善したければ作業員から改善提案を募集するのが良いですし、商品の売上を高めたければ「お客様の声」を商品開発に反映させて需要の高い製品を開発すれば良いのです。

改善できる会社は強く、改善できない会社は弱いです。

投資先を選定するときも「改善体質を築いているか?」という部分に注目して会社を分析してください。生き残り続けるのは「変化に対応できる会社」になるため、改善意識が強くないと持続的成長を遂げるのは難しくなってしまうのです。


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