竹内僚から学ぶ超スパルタ経営術

LINEで送る
Pocket

バングラデシュでジョロキアを生産している竹内僚さんをご存知でしょうか?


出典 www.spaceisland.co.jp

竹内さんはバングラデシュで起業し、「現地住民を活用してジョロキアを生産する」という従来の日本人では考えられない手段で会社を経営しているやり手経営者です。

この竹内さんという人物は非常に面白く、「経営者の素質とはなにか?」ということを考え、株式投資の参考材料という意味で竹内さんのエピソードを紹介させて頂きます。

 

1,超スパルタ主義! 舐められたら負け!

 

竹内さんは自分のブログで次のように語っています。

 

>のそのそ私の横に来てつぶやいた。

 

「義理の兄(私より年下で従業員)の前ではタバコが吸えないので。。。」

(バングラでは、目上の人の前ではタバコを吸わない習慣がある)

 

と言い、おもむろにタバコに火を付けた。

完全にナメられている!!!

 

注:彼の行為はバングラでは有り得ないこと。違法行為に近い。

  

 

激怒した私「放○送×禁△止◆用×語△こ◆こ○で×は■書△け◆ま○せ×ん■」

 

 

その直後から、私の前に来た時は直立不動。

出典 http://blog.7seastr.com/?day=20110523

 

バングラデシュに限った話ではないのですが、海外に行った日本人は舐められることが多々あります。「日本人だから温和だ」と思われたり、「日本人だから金を持っている」と誤解されたりすることが頻繁に起こります。

竹内さんは自分の工場を経営するにあたって「超スパルタ」を貫いて従業員をしっかり教育し、社内の規律を高めるという経営術を駆使しています。

日本でこんなことをすると「ブラック企業」だと批判されてしまうのですが、逆に新興国で甘い顔をしていたら従業員がサボってどうしようもなくなるのではないでしょうか。

 

更に次のようなエピソードも存在します。

 

>これは昨年の話。

 

私「いいか、これをこうしてこうするんだ、分かったな?」

 

D「ふふふ、バングラ語間違えてる。。。」

 

私「お前は人が真剣に話している時にその態度は何じゃ!!!」

 

!!!!!怒りの鉄拳!!!!!

 

 

今年は規律を良く守って働いている。

出典 http://blog.7seastr.com/?day=20110525

 

なぜ竹内さんはここまで従業員に対してスパルタなのか?

竹内さんが取り扱っている商品は「日本向けのジョロキア」です。

日本は衛生管理が大変厳しい国で、たった1度商品品質に関する不祥事が発覚すると消費者離れが勃発して自社商品が売れなくなってしまいます。

竹内さんは「商品の質」を守るために心を鬼にして従業員にスパルタ教育を行なっているのではないでしょうか。

 

2,強い指導力=独裁なのか?

竹内さんのやり方には賛否両論が存在します。

「独裁すぎるのは良くない、もっと従業員の自主性を重視するべき」という意見も存在すれば、「このくらい厳しくないと発展途上国で経営することは不可能」という意見も存在します。

 

竹内さんはブログで次のように語っています。

>この従業員特集を読まれた方からは、

「不思議」「暴力男」「理不尽では?」などと言われた。

まぁ、確かに厳しすぎると思うこともある。

しかし、食品を作るということにはとても神経を使う。

一回の間違いで、すべてを失うリスクが常に伴っているのだ。

 

規律とルールの遵守。

それを超短期で教育し行わせるために、

強い指導力が必要なのだ。

 

 

彼らに、小さなことで怒られていると感じさせるのではなく、

小さなことと思っていたものが実はとても大事なことであると感じさせること、
それがとても重要なのである。


出典 http://blog.7seastr.com/?day=20110531

 

「一回の間違いで、すべてを失うリスク」という文章に注目してください。

竹内さんのおっしゃることは本当に正論で、食品を取り扱っている以上衛生管理には気を配らなければいけません。

品質を維持できない危険がある場合、「スパルタ経営に移行して従業員を徹底的に教育する経営スタイル」は理に適っています。

要するに竹内さんは「甘いことを言って従業員に好かれる戦略を実施しているのではなく、規律重視・品質重視の経営を厳守するためにスパルタを行なっている」のですね。

 

私自身は超スパルタ経営に対してあまり快く思っていない人間ですが、竹内さんの経営術は「現地状況に合ったやり方」ではないでしょうか。

商品の品質を守るためにスパルタ経営を実施するのは長い目で見たら良策ですし、その証拠に「りょう君のジョロキア」は激辛マニアから高く評価される優良商品として活躍しています。

スパルタ経営を通じて商品の品質を保ち、日本人に高く評価される自社商品を販売している竹内さんの経営術は多くの人が見習いたいポイントになります。


スポンサードリンク