優れた社長を見極める5つのポイント

LINEで送る
Pocket

「会社は社長の能力によって成長が決まる」と言っても過言ではないほど、社長の能力は重要になります。

発足して短いベンチャー企業は社長の手腕によって業績が変動するのが常です。正直に言ってしまうと、「ダメ社長が率いる会社は将来性が薄い」ので投資するべきではありません。

求心力がなかったり、ビジネスモデルが秀でていなかったり、赤字経営を続けていたりする会社は社長の能力が低いからダメなんです。

特にビジネスモデルというものは社長が生み出すので、誰でもできるようなビジネスにチャレンジしている会社は「社長の経営戦略能力が低い」と捉えることが可能です。

厳しい意見かもしれませんが、成長できない会社は社長が悪いんです。

今回は株式投資の勝率を上げるために、優れた社長を見極める方法を解説させていただきます。

【優れた社長を見極めるポイント】

1,ビジネスモデルに注目する

会社の成長性を推し量る上で重要となるのがビジネスモデルです。極端な話、この先成長性が期待できないビジネスを行なっている会社は「参入分野に失敗している」ので、社長の能力が優秀だと判断することはできません。

例えば競争が激しく、利益が出しにくい外食産業に新規参入を果たすのは得策だと言えるでしょうか?


別に外食産業に参入しても良いのですが、今や外食産業は「差別化戦略を徹底しないと生き残れない」のが現実になります。適当に良立地に店を出したら儲かるというものではないので、差別化を図って利益を出すのが重要になります。

競合店と比較して料理が美味しかったり、メニューが安かったり、広告宣伝能力に秀でていたり、何かしらの強みがないとビジネスで成功することはできません。

ワタミ (7522)は東証1部上場を成し遂げた1流企業ですが、ワタミが躍進したのは「徹底したサービスの差別化」を実行し続けたからです。

本当に何でも良いんです。

お客様の喜ぶ差別化を実行できればビジネスの成功率が高まります。差別化を実現している会社は「ビジネスモデルに秀でている」と評価することができるため、今後も躍進する可能性が高いです。

2,他社に真似されないビジネスを行なっている

最強の差別化戦略は「他社に真似をされないビジネスを行なうこと」です。


逆に言えば「他社が簡単に真似できるビジネスは差別化ができていない証拠」になるので、ビジネスモデルを編み出した社長の能力が低いと捉えることが可能です。

サイト運営ビジネスも外食産業もサービス業も基本は同じです。差別化を図り、他社を凌駕する結果を出すのが重要になるのです。

私が株式投資.jpを運営する上で物凄く重視しているのが「差別化」です。

株式投資というジャンルは物凄く競争が激しく、新規参入を果たしても勝ち残るのは難しいです。既に大手サイトが何個も存在している状態で、株式投資をテーマに情報発信を続けても「他サイトに勝てない」という現実を目の当たりにします。

しかし、それでも勝てるのが差別化戦略です。

例えば私は「独自理論に基づいて会社の情報を分析し、適切な投資スタイルを解説する」という形で情報発信を続けています。これが明確な差別化になるのです。

会社の情報を解説するのは普通の株式評論家であれば誰でもできることですが、「独自分析」という要素を加えたらどうでしょうか?

私の会社解説記事は偏見と主観が混じりまくっていることが多いのですが、そこが差別化のポイントなんです。

独自分析技術を駆使して会社の紹介記事を書いているため、他の人が真似をすることはできません。そもそも会社の評価は人によって異なるので、「私が良株だと評価しても、他の投資家から見たらダメ株だと判断を下すことが多々ある」のです。

公平な投資情報を載せるのであれば、企業の財務データをコピペして載せれば良いだけです。

しかし、そんな数字だけの情報は読んでも面白くないですし、初心者に優しくないので「解説記事」という形で独断と偏見を交えて株の能力を分析しているのです。

いくら独自分析がウリだと言っても、「ユーザー様の役に立てない情報」を記載しても意味はありません。

ユーザー様の役に立つ独自情報を発信するのが株式投資.jpの差別化戦略になります。

話が逸れてしまいましたが、独自の武器を手にして躍進を続けている会社は本当に強いです。

独自力を身につけるのは「社長の手腕」が重要になるので、成長株投資を実行するときは「他社が安易に真似することのできないビジネスモデルを築いているか?」という点に注目してください。

3,社長がキャラクターとして輝いている

成長する会社は社長がキャラクターになっていることが多いです。

例えば一時期世の中を騒がせたライブドアは堀江貴文というキャラクターを売りだしてビジネスを拡大していました。

堀江氏が会社の広告塔になって売上を増加させていたのです。

堀江氏が積極的にテレビ出演を行なえばその分会社の知名度が高まります。「ライブドアって、あの有名なホリエモンが率いている会社なんだ」と認知されるようになり、ビジネスの加速度が向上します。

フサイチコンコルドを生み出した名馬主の関口房朗(せきぐちふさろう)氏も面白い存在でした。


関口氏は積極的にバラエティ番組に出演し、「大金持ちの貫禄」を見せつけて自分のキャラ作りを行なっていたのです。キャラ作りに成功したお陰で関口氏の経営していた会社の知名度は大いに高まり、多くの富を生み出してきました。

「ミスター大盤振る舞い」と呼ばれていた関口氏は「自分を売って、会社の知名度をアップする戦略」を取っていたのです。ホリエモンも関口氏も「キャラクター力」に秀でているのがポイントです。

社長のキャラクターが輝いていると人材採用も行ないやすくなりますし、会社の広告宣伝効果を高めることができるのでかなり重要な能力になります。

最近ではリブセンス (6054)の村上太一社長の人気が高まっていますが、村上氏も「最年少東証1部上場を成し遂げた素朴な社長キャラ」として輝いているという特徴があります。

4,優秀な社長は心が広い!

「会社は社長の器によって決まる」という言葉がありますが、私も同意見です。

心が広い社長は自分が利益を得ることだけを重視しません。取引先やお客様にも利益を与えつつ、自分も利益を得るのが最良だと考えているのです。

また、心が広い人は「自分の本音を正直に告白する」という特徴があります。これは取引先の人と交渉するときにとても有利になります。

人間は「正直な人」を信用する傾向があります。


最初から誤魔化したり嘘をついたりすることを考えるのではなく、正直に自分の意見を言えば良いのです。正直に言う社長ほど取引先から好かれることが多いので、「心が広く、正直に物を言える人はビジネス上有利になる」ことを理解しなければいけません。

例えば共同でビジネスを行なう場合、お互いに本音を打ち明けた方が良いんです。

「このビジネスは儲かると思うし、私も儲けたいから一緒にやりませんか?」と本音で話し合うことが重要になります。

最初から綺麗事ばかり並べ立てても大抵の人は怪しいと思います。

「あ、こいつ何か隠し事してるな」と思われたら信頼関係が築けないので、最初から本音でぶつかれば良いのです。

本音で物事を語るのは「自分をさらけ出す」ことになるため、心が広くないとやってられません。本物の自分を否定されても構わないと思える社長が、本音で話し合うことができるのです。

5,プロパカンダが上手い!

プロパカンダというと悪いイメージが漂いますが、私は企業戦略で重要になるのは「プロパカンダ」だと考えています。


特に上場を果たしている企業はプロパカンダを意識して、株主に希望を与えるニュースを発信するべきです。

株式会社は株主に利益を還元するという使命を抱いているので、株主に期待を抱かせる情報をどんどん発信して株価の向上を成し遂げなければいけません。

様々な会社のIR情報を見ているとゲンナリすることが多いです。

「我が社は厳しい競争環境に晒されており、市場規模も縮小しているため、今後も予断を許さぬ経営状態が予測されます」と書いてある企業を見たことがあります。

なるほど、確かにその意見は正しいかもしれません。

企業の経営が厳しいのを投資家にしっかり伝えるのも良いです。

しかし、そんな悲観的な会社の株を誰が買いたいと思うのですか?

経営環境が厳しい場合でも、何かしらの打開策を示すのが重要になります。「競争が白熱しておりますが、我が社は顧客満足度を徹底して向上し、オンリーワン企業を目指して再躍進を図ります」というポジティブな情報を載せないとダメなのです。

発展途上のベンチャー企業でもプロパカンダは重要になります。

ベンチャー企業に求められているのは成長力です。

「我が社はこんなに優れているから成長できるのですよ!」と大々的にアピールする必要があるのです。成長力のないベンチャー企業は投資する価値がないので、自分から「いやーウチの会社は大したことがないですよ」と言うのは愚の骨頂です。

優秀な社長は「相手に期待を抱かせるのが上手い」です。

取引先や株主に対しても、「ウチは○○という長所があるからこれからも伸びますよ!」と主張できるのが良い社長です。

別に口に出さなくても構いません。実績やビジネスモデルを提示して「ウチの会社はこんなに凄いんだよ」ということを主張すれば効果は高いです。

社長は社員を引っ張ることが重要になるため、威勢の良い言葉を並べ立てて社内の士気を向上させるのも大切になるのです。取引先と交渉する際も「これだけ凄いんだから、何とかしてくれるだろう」と思わせれば勝ちです。

期待を抱かせるという意味で重要になるのがプロパカンダです。自社の強みを積極的にアピールできている会社は投資対象として優秀だと判断しても良いのです。

以上の点を参考にしつつ、社長の能力を調べて優良株を探すことを心がけてください。

特にベンチャー企業に投資して儲けたい方は「社長の総合能力」を見極めることが重要になるため、徹底的に社長の特徴について調べ上げるのが得策になります。


スポンサードリンク