ビジネスは人気獲得勝負である

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ビジネスの原理はとても単純で、「いかに人気を獲得するか」がビジネスの成否を分ける重要なポイントになります。


人気獲得勝負と言うと芸能人を思い浮かべますが、芸能人だけが人気獲得に熱心というわけではありません。お菓子を製造している会社も、インターネットビジネスを手がけている会社も「人気獲得勝負」に参加しているのです。

例えばお菓子製造メーカーはお菓子が大量に売れないと話になりません。

お菓子が多くの人に売れるためにはどうしたら良いのか?

品質を高めたり、味を良くしたり、健康に良いという付加価値をつけたり、様々な方法が存在します。

付加価値は「人気を高めるのに重要な要素」であることを意識しなくてはいけないのです。

例えばヤクルト本社 (2267)はヤクルトという主力商品を販売して利益を上げていますが、ヤクルト本社が多くの利益を獲得しているのは「ヤクルトの人気が高いから」です。

なぜヤクルトの人気が高いのか?

それは「美味しい、健康に良い」という2つの付加価値をつけているからです。付加価値をつけて商品の魅力を高め、お客様に愛される商品を販売するのがビジネスで成功するコツです。

「お客様のことなんかどうでも良い! 良い商品を作れば勝手に売れるんだ!」という考え方は通用しません。そもそもお客様のニーズを満たしていない商品は世間的に見て「価値が低い」ということになるため、人気獲得競争に敗れた商品は良い商品ではないのです。

株式投資で儲けたい人は「人気獲得競争を強く意識している会社」に投資するように心がけてください。

自社の利益ばかり追求して過度な値上げを行なったり、ユーザーのニーズを無視して訳の分からない商品を作ったりしている会社は将来性に乏しいので投資対象から除外しましょう。

「ビジネスは人気獲得勝負である」という原則はいくら世の中が変化しても揺らぐことはありません。

大企業を見てください。

利益を伸ばしている大企業の大半は「多くの人に愛される自社商品」を保有しています。これらの大企業は人気獲得勝負に勝ったから多くの利益を出せるのであり、人気のない会社は淘汰されるしかないのです。

将来性のある会社を分析する1つのコツとして、「人気獲得を意識しているか?」というのが重要になります。お客さまのニーズに応えようとしている会社は人気獲得競争を強く意識し、成長意欲の強い会社として評価することが可能です。

ワタミ (7522)も人気獲得競争で勝利した会社です。

ワタミは「お客様の奴隷になる」という信念を抱き、お客様のためを思って数多くのサービスを提供してきた会社ですが、ワタミがお客様重視の経営スタイルを築いたのも「人気獲得競争に勝つため」です。

居酒屋経営は多くのお客様を呼び寄せることが重要になります。

ワタミは「サービスの差別化」を図って他社を凌駕する結果を叩き出し、東証1部上場まで辿り着きました。「お客様のために奉仕して、人気を得る」のがワタミ躍進の理由になります。

つまり、お客様のことを考えるのがビジネスで成功する第一条件になります。

「お客様の人気を獲得するのが商売繁栄の秘訣」だと言っても過言ではありません。お客様がいるから会社が成り立つのであり、お客様から見放された会社は倒産するしかないのです。

「お客様の利益よりも自分の利益の方が大切だ!」と公言する経営者もいらっしゃいますが、そういう会社に投資するのは止めた方が良いです。

他者に奉仕することを考えない時点で人気を集めるのはほぼ不可能なので、自社利益優先企業は長期的に考えると「人気獲得競争で負ける可能性が高い」のです。

お客様のためにサービスを提供し、お客様が喜んでくれた結果自分に利益が生じるのが理想の流れです。

「利益は後からついてくる」という格言がありますが、私もこの意見に同意します。

長期投資に向いているのは「お客様の人気を集めている会社」です。

お客様から支持されたければ「サービスや商品を通じて、お客様を喜ばす」のが1番重要になるのです。利益一辺倒思考に傾いてしまうとお客様を喜ばすことを忘れがちになりますが、そのような会社に未来はありません。

グーグルを見てください!

グーグルは検索エンジンやGメールなどを開発し、優れたサービスを無料で提供している優良企業です。無料で優れたシステムを提供しているからグーグルは人気があるのです。

グーグルが世界に名を轟かせる大企業に成長したのは、「ユーザーを喜ばせるサービスを提供し、人気獲得競争に勝利したから」です。

利益を重視するのはとても大切です。しかし、利益を出したければ「お客様を喜ばせ、人気を集める必要がある」のを理解しなければいけません。


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