ラーメン屋は商品を絞った方が良い

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流行るラーメン屋さんの特徴をご存知でしょうか?


ラーメン屋経営は決して楽な仕事ではなく、「良質な味を保たなければリピーターがつかない」という現状が存在します。

 

こういうことを言うと「味さえ良ければ客が来る!」と勘違いする人もいるのですが、ラーメン屋が集客を成功させるために重要となるのは味だけではありません。

 

ブランディングです。

そもそもリアルビジネスは「立地」が成功率の8割を占めます。

 

良い立地に店を出せばそれだけ多くの客を集めることができますが、良立地は固定費が多くかかってしまうのが難点です。良立地に店を出すと損益分岐点を高めに設定しなければいけないため、「より多くのお客様を呼び集めて売上を確保しなければいけない」のが難点になります。

大きな売上を確保するために重要になるのがブランド化戦略です。

 

お客様は「美味しいラーメンを食べたい」という願望を抱いています。

 

 

美味しいラーメンが食べたいからラーメン屋に行くのであり、美味しくないラーメン屋に足を運ぶ人はいません。美味しさというと「味」だけにこだわれば良いと誤解している人も多いのですが、「ブランド」も味になります。

 

同じ味のラーメンを販売している店が2つあるとします。

 

1つは味噌ラーメンにこだわり、味噌ラーメンしか置いていないラーメン屋です。

もう1つは味噌ラーメンや醤油ラーメン、豚骨ラーメンなど様々なラーメンをメニューに置いているラーメン屋。さて、どちらのラーメン屋の方が「ラーメンが美味しそう、こだわりを持っていそう」だと感じるでしょうか。

 

 

多くの人は前者と答えます。

 




その理由は案外単純で、「様々なメニューを置いていると何がウリなのかよく分からなくなってしまう」のが原因なんですね。

 

味噌ラーメン一本に絞っているラーメン屋は、「味噌ラーメンがウリ」だとお客様が一発で理解することができます。しかし、あれこれとメニューを置いているとどれが強みなのか理解できないので「強みを活かした経営」を行なうのが難しくなります。

 

そう、ラーメン屋を経営する際に重要になるのは「お客様に自社の強みを理解して貰うこと」です。


強みが明確になっていない会社は魅力がありません。

何が強みなのかお客様にアピールできていないから、お客様に「行く価値がない」と判断されて選ばれない会社のまま閑古鳥が鳴き続けるのです。

お客様は強みを求めています。
ラーメンを食べるのであれば「こだわりのあるラーメン」を食べたいですよね?

ただ、ラーメンを食べるたけならカップラーメンでも良いのです。お客様がラーメン屋に足を運ぶのは「美味しいラーメンが食べたい」という願望を抱いているからです。お客様の願望を満たすための工夫を凝らせばお客様は集まります。

 

 

ラーメン屋がメニューを絞った方が流行るのは、「強みを明確にし、ブランド価値を高める戦略を実行しているから」です。

 

 

たくさんメニューがある店と豚骨ラーメンしか置いていない店は「強みのアピール」という意味で全然違うんですよ。

 

豚骨ラーメンしか置いていない店だと「この店は豚骨一筋でやっているから、きっとラーメンも美味しいのだろうな」とお客様が関心を抱いてくれます。

 

これが1番重要なポイントです。

 

まずは興味を持っていないお客様に対して「関心」を抱いて貰わなきゃダメなんです。
自社に興味を抱いて頂き、優れた商品を提供し、お客様が満足した結果、初めてお客様は「リピーター」になってくれます。

 

優れた商品を提供すればそれで良いという時代はもう終わっているんです。

 

今必要となる戦略は「自社商品や自社名をブランド化し、商品の付加価値を高める」という戦略です。
ラーメン屋が商品数を絞った方が良いのは「商品のブランド価値」を高めるために重要となるからなんですね。

 

商品を増やせば増やすほど相対的に1つの商品のブランド価値は下がります。

 

人間は希少性を好む生き物なので、「豚骨ラーメンしか提供していないこのラーメン屋は、豚骨にこだわっているから絶対に美味いはずだ!」と考えることが多いのです。

「自分の強みを明確にし、商品数を絞ってブランド価値を高める」という手法はラーメン屋だけに通用する戦略ではありません。ラーメンとは対局の位置に存在するwebという分野でも「強みを明確にする戦略」は功を制すのです。

 

この事実を理解した上で「強みを活かした経営」を行なっている会社に注目してください。

 

お客様から強みを受け入れて頂き、強みを評価されている会社は安定経営を維持することができるので株を買う価値は高いのです。

 


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