接待戦略は最高の愚策である

LINEで送る
Pocket

弱者が取ってはいけない戦略の1つとして、「接待して仕事を受注する」という方法が存在します。


これ、自分の首を締めるだけです。

 

そもそも仕事はどうしたら受注できるのでしょうか?

私は受注ビジネスを通じて利益を上げていた経験があるので具体的に語れるのですが、結局仕事を他社から受注したければ「その会社が利益を上げられるだけの仕事」をこなさなくてはいけないのです。

 

要するに「クオリティの高い仕事」を発注会社は求めているのであり、「くだらない仕事しかできない会社や個人」は誰も求めていないのですね。

 

 ビジネスというものは利害関係で成り立っています。

 

私は人に媚びて仕事を受注したり、人と良い関係を築くためにお歳暮を送ったりする行為を良いとは思っていません。

 

ビジネスパートナーが求めているのは結果であり、利益です。

 

相手に利益を与えていればお歳暮なんか送らなくても良好な関係を維持することが可能です。それは自分が相手に利益をもたらしているからです。

 

私の父は会社を経営していました。

 

会社を経営している「強い立場」に属していたので、経営者である間は様々な人からお歳暮を頂いていました。しかし、会社が倒産した途端お歳暮はこなくなり、ここに真実が隠されているのです。

 

強い立場の人間に媚びる人は多々いますが、その「強い立場」とやらが崩れ去った瞬間、人は離れていきます。

 

それが媚びる人間です。

 

接待で仕事を受注するのは最高の愚策です。

本当に実力があり、相手に利益をもたらすことができるのであれば接待なんかする必要がないのです。

 

ビジネスパートナーや協力者は接待なんか求めていない。

 

利益を出せば良いんです。

 

利益を出したければ自分が提供できる価値を高め、「本質的価値の向上」を意識して生きていく必要があります。

 

そもそもそんな価値を提供することができないから「接待」という形で自分の実力不足をカバーするのが実態であり、そんな人間はいずれ相手にされなくなります。

誰も実力がない人間と付き合いたいとは思いません。皆生きることに必死なのですから、「自分に利益をもたらしてくれる人」と関係を持ちたいに決まっているからです。

 

「いや、それは矛盾していないか? 接待だって接待を受ける側からすれば『利益』になるわけだし、ちょっとお前の言っていることは頭の硬い意見だろ」という人もいるでしょう。

 

接待が利益?

 

逆に聞きたい。あなたは接待を受けるために仕事をしているのかと。

接待を受けることが利益だと言うのであれば、1番良い接待をしてくれる会社に対して仕事を発注すれば良いのです。

 

しかし、そんなことをしていたら間違いなく会社は傾きます。

 

接待というものは誰でも取れる戦略であり、何度も言うとおり「仕事で本質的価値を提供することができないから接待作戦に走る」のです。要は自分の実力不足の点を接待でカバーしているだけの話です。

 

本当に実力があれば接待なんて必要ない。

 

接待で仕事を受注しても、そんなのは長続きしないですって。

接待しないと仕事が取れない立場なんか非常に脆く、いずれ誰も相手にしなくなります。なぜならその会社の実力が高いわけではなく、「接待という手段を利用して生き残ってきただけ」なので、自社の実力なんて全く向上しないのですから。

 

大体「接待して仕事を獲得しなきゃいけないビジネスモデルそのものが糞」であり、受注ビジネス1本に頼っている現状がヤバいことに気づかなければいけません。

 

自分の実力不足を接待で誤魔化すなよ。

 

1つだけ例外を挙げるとすれば、「極めた接待戦略」は効果的です。

要するに誰も真似することのできない接待を通じて仕事を獲得し、売上高を拡大させる戦略はアリです。要するに「接待を徹底的に極め、実力のある会社と付き合えるようにする」というのはある意味弱者に適した戦略になります。

 

ただ、何度も言うとおりビジネスは利害関係で成り立っているため、「いくら接待が上手くても本業で人様に利益を与えられない会社はいずれ滅びる」と思ってください。

 

 

本質的価値を提供できない会社に未来はないのです。


スポンサードリンク