責任を下に押し付ける会社は危険

LINEで送る
Pocket

責任を下に押し付ける会社の株を買うのは止めた方が良いでしょう。責任とは本来、上の立場にいる人間が取るものです。責任を下に押し付ける会社は組織が腐っている可能性があるのです。

会社が成長するためには、皆が一丸となって業績向上のために努力しなければいけません。そのためには正しい目標と、成功するためのプランが明確でなければいけないのです。

しかし、責任を下の人間に押し付ける会社は、成長するのが難しくなってしまいます。それは責任逃れという行為が蔓延しており、会社を成長させるために努力するという意識が上の人間に欠落しているからです。

自分の立場を守るために下の人間に責任を押し付けるのはよくあります。しかし、長期的に見てそういう会社は将来性があるのか考えてみる必要があるのです。


企業の内部状況を把握するのは至難の業ですが、少なくとも下に責任を押し付ける風潮のある会社は投資先の候補から除外した方が良いでしょう。

組織の腐敗は業績の悪化に繋がります。

例えば、会社の業績が悪くなった原因を前線で働いている社員の責任だ。と押し付ける会社があったとします。しかし、本当に下の立場の人間が悪いのでしょうか?

元々、経営プランが破綻しているのが原因で業績が悪化したとしても、「個人の努力が足りない」という理由で大規模なリストラに発展するケースは多々あります。これは会社の経営体質そのものが原因であるのにもかかわらず、下の人間に責任を押し付けている典型的なパターンになります。

下の人間に責任を押し付ける風潮が蔓延していると、会社全体の雰囲気が悪くなります。雰囲気が悪化すると、会社の業績を伸ばすために努力する人間も少なくなります。優秀な社員が会社を離れてしまい、業績が悪化するという結果に繋がることになるのです。

責任を下に押し付ける会社ではなく、トップが責任を取れる会社の株を買うのがお勧めです。いくら下の人間が有能でも、トップの人間が無能であれば会社の業績は改善されないのです。

株式投資で勝つためには、上の立場にいる人間が保守的になっていないか調べるのも大切です。実力主義は日本では失敗したと言われていますが、本当に実力のある人間が上の立場に立っているのか考える必要があるのです。

一番の理想は上の人間が無能でも、問題なく利益を上げられるシステムが築かれている会社です。そのような会社は利益を上げるためのシステムが優れている証拠になるので、投資先の一つとして検討するのも良いでしょう。

しかし、根本的な原因を解決しないで責任を下に押し付ける会社は非常に危険です。会社の組織構造を理解するのも、株式投資で儲けるためには必須になるのです。


スポンサードリンク