SNSビジネスを行なっている株を長期保有するのは危険

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SNSとは、ソーシャルネットワークサービスの略になります。


インターネットで人々が交流できる空間を作り、ユーザー課金モデルや広告収入モデルなどを通じて利益を上げるのがSNSビジネスの本質になりますが、私はSNSビジネスを息が長い商売だと思っていません。

SNSビジネスは流行に左右されます。

昔のSNSの主役はチャットでした。チャット部屋に人が集まり、文章での会話を通じてコミュニケーションを取るのがチャットの醍醐味になりますが、現在はLINEやツイッターが生まれたことによってチャットは陳腐化しつつあります。

そう、SNSビジネスの最大の欠点は「新サービスが提供されたら旬が過ぎるリスク」を背負っていることです。

今はツイッターが流行っていますが、私はツイッターはいずれ廃れると思っています。

人々の興味・感心の移行速度は早く、ずっと長く使い続けるSNSを作るのは至難の業です。例えばmixiは優れたSNSとして評価されていますが、ここ最近はmixiよりもLINEやツイッターの方が勢いがある状態です。

SNSビジネスは「流行ったら一時的に莫大な利益を得られるが、旬が過ぎたら一気に収益が落ちる可能性が高い」のが難点です。

つまり、SNSビジネスを行なっている会社に持続的成長を求めるのは得策ではありません。

一時的に利益を得たいと思うなら投資の対象として検討しても良いと思いますが、流行り廃りが激しいSNS株を長期保有するのは本当に危険だと思っています。

現在、SNSビジネスの勝ち組はツイッターとLINEですが、私はどちらもいずれ必ず衰退すると思っています。

インターネットビジネスで長く生き残るのは「インターネットの土台を築いたシステム」だけです。

例えばサイト。

私はサイト運営を通じて利益を上げていますが、どれだけインターネットが発達してもサイトの需要はなくならないと思っています。それはインターネット世界に最初に生まれたのがサイトであり、サイトがあるお陰でインターネットユーザーは情報を集めることができるのです。

「最初に生まれたのがサイトという意見は分かる。しかし、なぜ最初に生まれたから今後も生き残ると言えるんだ?」と疑問を抱く人もいらっしゃると思います。

メールはどうでしょうか。

メールもインターネット初期に生まれた「人々のコミュニケーションツール」になります。LINEやツイッターは「メールの代わり」になっていますか?

なっていませんよね?

恋人や友達同士のやりとりだとLINEで十分かもしれませんが、取引先やビジネスのやりとりだとメールを使用するのが一般的です。それはメールが「インターネットの基礎ツール」として浸透しているからです。

ツイッターがインターネットの基礎ツールとして昇華できるかと考えましたが、かなり厳しいと思います。ビジネス上のやりとりはメールが完璧な地位を確保していますし、プライベートなやりとりは別にツイッターを使わなくても良いからです。

最初に生まれたシステムは長く生き残る可能性が高いのですが、SNSの寿命は決して長いとはいえません。

SNSビジネスは流行り商売です。

特にIT業界は今も発展途上の業界であり、日々発展を続けている厳しい業界になります。

ゲーム業界でも同じことが言えますが、常に流行り続けるゲームを販売するのは至難の業です。SNSビジネスも同じで、多くの人が虜になるSNSサービスを提供し続けるのは相当難しいのです。

現在流行っているSNSが10年後も勢いを持続することができるのか、我々投資家は冷静に現状を分析しなくてはいけません。


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