高望みするベンチャー経営者

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どうやらこの記事が炎上したみたいです。

なぜ「他社の選考を受けてから判断したい」はNGなのか。

何度も炎上している炎上ソムリエの私としては、この手の記事は大好物でございまして、「ベンチャー企業経営者はなぜ高望みするのか」というポイントで記事を書きたいと思います。

>中山氏は、他社を見てから決めるということは「ここよりもいい会社があることを期待していること」であり、それは「与えてもらうことしか考えてない人の発想」と指摘した。

そして、会社や環境は選ぶものではなく「創るもの」であり、自分たちは「タダ乗りするのではなく、創る側に回る意志がある同士(志)を探している」と考えを示した。そして、もし自分で環境を変えるつもりがないなら、ベンチャーに入る必要はないと畳み掛けた。

出典 内定の承諾は「他社を見てから」ではNG? ベンチャー経営者の言い分は「都合よすぎ」なのか

中山氏の発言を引用すると以下の通りになります。

>僕:「他社の選考も当然受けてきていいよ。ただし、それが『なぜそう思うのか』と『その考えがどういう意味を持つか』しっかり考えて欲しい。

S君:「は、はい、、、」

僕:「『他社を見てから決めたい』と言ったS君の評価は、今、下がったよ。どういう意味かわかる?」

S君:「え、、、」

僕:「他社を見てから決めたいという人のホンネはどういうことかな?」

S君:「ここよりもいい会社があるかも知れないと期待している、ということでしょうか」

僕:「そう。つまり、相対的にその時の自分にとっていい会社を探してるんだよね。これはつまり、与えてもらうことしか考えてない人の発想なんだ。じゃあ、その会社に入ってみたら思ってたのと違ったり、5年後、10年後に会社に求める条件が変わったりしたら、どうする?」

S君:「…」

僕:「そういう人は転職する。何故ならば、会社、環境は選ぶものだと思っているから。そうじゃないんだよ。会社や環境は創るものなんだ。クリエーションするものなんだ。」

S君:「は、はい。。」

僕:「そこがズレてる。思考の出発点が違う。必要以上に他社を見てから決めたいという人は与えてもらう人の発想なんだ。だから評価が下がったと言ったんだよ。

出典 なぜ「他社の選考を受けてから判断したい」はNGなのか。

正論だと思う。

はっきり言って中山氏はこれっぽっちも間違ったことを言っていません。制度が整っていないベンチャー企業では「与えられる側に回るのではなく、創る側に回った方が良い」というのは明らかに正論でしょう。

「自分で創ろうとする意志のあるメンバー」が欲しいと述べている中山氏ですが、これも正論だと思います。

普通に考えて受け身の人間よりも、自分からどんどん行動する積極性のある人間の方が優れているのは間違いありません。中山氏のおっしゃることは実に的を射ているのですが、正直なことを言うと「自分から行動し、自分で創ろうという意志のある人間がなぜわざわざベンチャー企業に入るのか」という疑問も浮かぶのです。

自分で何かを創りたいと望むのであればベンチャー企業に入社するよりも起業した方が絶対に良いと思っています。

なぜなら起業すれば自分の思い通りに事業を創ることができますし、本当に積極性のある人間ならば起業すると思います。わざわざベンチャー企業に入るのではなく、起業という道を取るのが「環境を創る者の発想」ではないでしょうか。

毎回思うのだけれど、ベンチャー企業経営者ほど人材を高望みをする傾向が強い気がする。

積極性があり、自分で創るという願望があり、目標を高く設定する人間が欲しいと思う経営者は多々いらっしゃいますが、そもそもそんな優秀な人間は大企業に就職するか自分で起業するかの2択だと思うのです。

たまにやりがいを求めてベンチャー企業に就職する人もいらっしゃいますが、本当に優秀なら起業すれば良いだけの話だし、ベンチャー企業の雇われの身でやりたいことをやるというのが無理な話ですよ。

で、ベンチャー企業経営者に限って滅茶苦茶意識が高いハイスペックな人材を求める傾向があるように思えるのですが、何度も言うとおりそんな優秀な人間は一流企業に就職するか自分でビジネスを立ち上げるのが普通です。

中山氏がおっしゃることはこれっぽっちも間違っていないのですが、会社や環境を創れる人間はさっさと起業した方が良いし、そもそも起業しているだろうというのが私の考えになります。


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