若手至上主義を掲げる企業も結構多いのですが、私はベテランの存在を高く評価しています。
ベテランとは一体何なのでしょうか?
私が定義するベテランの特徴は「ある程度年齢が高く、豊富な専門知識を活かして活躍している人」だと思っています。野球でもサッカーでもベテランの存在は大変重要で、知識量に長けたベテランが若手をサポートする流れが理想だと考えています。
(ベテランゴールキーパーのブッフォン)
出典 minimalistwallpaper.com
元サッカー選手だったサッカー解説者は「ベテランは若手と組んだ方が良い」と述べています。この理由はとても単純で、「若手選手の高い運動量を保ちつつ、ベテランは経験を活かして上手く立ちまわるのがチームの理想」だと述べています。
これ、一理あると思うんですよね。
私は若手が絶対に素晴らしい!とは考えていません。若手でも、ある程度歳を重ねた人でもダメな人はダメですし、優秀な人はとても優秀です。
私は仕事上の関係でとあるベテランの方とお付き合いさせて頂いているのですが、正直なことを述べるとその人がベテランで良かったと思っています。
というのも、私はまだ年齢が23歳となるため「若さ」を武器にすることができても、ある程度の歳を重ねた人のニーズを的確に分析するのが難しいからです。
また、私自身は経験不足という最大の弱点を抱えているため、経験を知識でカバーするベテランとのお付き合いは非常に好ましいシナジー効果が生み出されると判断しています。
ベテランが自分の専門知識を活かしたサポートを行い、若手はベテランの意見を参考にしてビジネスを展開していくのはかなり良策だと考えています。
亀の甲より年の功という言葉がある通り、ある程度年齢を重ねた人の意見を無視することはできません。その人は私なんかよりも専門知識に長けており、数多くの修羅場をくぐってきた実績を持つ優秀なベテランなのですから。
勿論、若手同士が手を組んで「イケイケドンドン」という形でやっていくのもアリだと思っています。
それはそれで面白いと思うのですが、私はベテランの知識と判断力に注目したい。
若手の弱点は経験不足と知識不足という点です。
私もその辺は拒めないのですが、経験や知識を活かしたベテランの助言やサポートは本当に必要だと思っています。新しいものを生み出すのは若手の方が長けていますが、新商品を販売する際にベテランの意見も取り入れてより良い商品を創りだすのはとても重要だと考えています。
若手だけ、ベテランだけという意見だと考えや視点が偏ってしまいますから。
また、ベテランの強みの1つとして安心感というものがあります。
ぶっちゃけた話、私があーだこーだ株について解説するよりも、ある程度歳を重ねた人が株について語った方が安心感はあると思うんですよね。
若者よりもベテランの方が安心感があるというのは確かな事実です。しかも実績があるベテランは意見やアドバイス、独自の視点という長所も軽視することはできません。なぜなら優秀なベテランは自分の力を駆使して今まで躍進し、生き残ってきたのですから。
ベテランはベテランの視点で物事を分析することができ、若者は若者視点で物事を捉えることが可能になります。
私が理想だと思っているのは「ベテランと若手の融合」であり、お互いの意見や価値観を重視しつつ、良いところはどんどん取り入れていく関係が1番良いと思っています。
ベテランと若手は弱点と長所が全く異なりますから、お互いの強みを活かすという上で「ベテランと若手が切磋琢磨して良い商品を生み出す」のが理想の関係ではないかと考えています。
若者の中には「最近のおっさんなんてー」と言う人がいたり、歳を重ねた人の中には「最近の若者はダメだ!」とおっしゃる人がいたりするのですが、非常に残念だと考えています。
ベテランも若手もそれぞれ長所が異なり、お互いの長所を引き上げて良い商品を生み出すのが大切であると考えているからです。
どちらかに偏るのも好ましくないと私は思っております。
ベテランの強みは何なのか
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