資本が少なくても勝てるコバンザメ経営

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コバンザメとは、魚類に属している海水魚のことを言います。


コバンザメの生態は大変ユニークで、大型魚に張り付いて自分の身を守るという生き方を貫いています。コバンザメのように自分の保身を重視し、強いものに巻かれる人のことを世間では「コバンザメのような奴だ」と揶揄することが多々あります。

つまり、コバンザメのような生き方は卑下されやすく、本当に強い人間ではないという印象を持たれるのが一般的になります。

しかし、私はコバンザメの生き方を高く評価しています。

特にビジネスという分野ではコバンザメ経営を活用することによって、効率良く儲けることが可能になります。株を買うときもコバンザメ経営で上手くいっている会社を狙うのがお勧めです。

なぜコバンザメ経営が優れているのでしょうか?

資本主義の世の中では、大企業ほど強いというのが原則になります。大企業とその辺の中小企業が価格競争で勝負しても、ほとんどの中小企業が負けます。大量生産能力を活かして、商品のコストを下げる戦略を採用できるのは大企業の特権になります。

つまり、小さい会社が成長を続けたければ、大企業と同じ土台に立ってはいけないのです。価格競争に巻き込まれた時点で、多くの中小企業は惨めな敗北を味わうことになるでしょう。

中小企業に未来はないのでしょうか? 

大企業に勝つことはできないのでしょうか?

その答えは否です。効率の良い経営を心がければ、中小企業も成長を続けることができるようになります。

例えば、店舗を構えるビジネスを始める場合、ほとんどの大企業は立地調査担当の人間を活用して「儲かる場所」を見つけ出します。しかし、立地開発には多大なお金がかかるため、中小企業がおいそれと真似できることはできません。


しかし、コバンザメ経営を採用している会社は大企業を上手く利用します。コバンザメの生き方は情けないと思いがちですが、発想を変えると「強い者を上手く利用している」ということになるため、資本力で劣っている段階では弱者の戦略を採用するのがお勧めです。

大手の外食チェーンの会社が店を開いた場所を集中的に狙い、その付近に新店舗を出して成功を続けている会社も存在します。これはコバンザメ経営で成功している典型的な例になるでしょう。

立地の調査は大企業にやってもらい、自分たちは大企業が進出した付近に店を構えるのです。そうすることによって人通りの多い場所を確保することができ、コストをかけないで良い立地を獲得することができるのです。

コバンザメ経営の極意とは、「お金のかかる作業を省き、効率的に経営する」ということになります。大企業が立地調査に多大なお金を費やしているのであれば、自分たちはお金をかけない方法を実践すればいいのです

このようにコバンザメ経営が成功している会社は、「効率的にコストを削減している」ということになるため、経営効率が良いのです。株式投資で儲けたければコバンザメ経営を実践している会社を狙うのがお勧めです。

また、コバンザメ経営は他の業界でも活用することが可能です。

強い会社と手を組んでノウハウを共有してもらい、互いに利益を分かち合うという戦略を取るのはコバンザメ経営の真髄になります。

例えば、ポータルサイトビジネスが典型的な例になるでしょう。

ポータルサイトビジネスで成功したければ、SEO対策や文章生産能力、サイトのデザインを美しいものに保つという総合的な能力が重要になります。しかし、SEO対策もできて記事も更新することができ、サイトのデザインも考えられる人は多くないのです。

そのため、それぞれの会社が得意な分野を担当すれば非常に効率が良くなります。

文章作成をウリにしている会社は、ポータルサイトの記事を更新し、SEO対策に秀でている会社はSEO対策を専門にやるという形で「お互いの能力を共有しあう」ことができれば効率良くビジネスを展開することが可能になります。

文章を作成することしかできない会社がポータルサイトビジネスに挑戦したいと思ったら、サイト構築に定評のある会社と手を組む必要があるのです。これがコバンザメ経営の基本になります。

全て自社でやるという選択も存在しますが、専門分野に特化する人員を増やす必要があるので人件費が多くかかってしまいます。これは強者の戦略であり、資本的弱者が採用する戦略として考えるとお勧めできません。

しかし、お互いの短所を補い合う形で会社同士で協力し合えば、専門分野に秀でた人を雇わなくても新規ビジネスに参入することが可能になります。

この理論はフランチャイズビジネスでも応用することができます。

フランチャイズに加入する人の中では、「経営ノウハウがなく、参入するビジネスの知識が無い」という人が多くいらっしゃいます。しかし、未経験の人でも成功できるノウハウを用意するのがフランチャイズビジネスの強みになります。

フランチャイズに加入する人は、成功するためのノウハウを得ることを目的にしている人が多いのです。つまり、自分に欠けている部分を自覚してフランチャイズに加入するため、弱者が効率良く勝つための戦略として高く評価するこどかできます。

フランチャイズに加入する人たちがそのような思考を抱いているとは限りませんが、弱者がビジネスの世界で勝ち残りたければ「効率的な経営をする」というのが重要になるのです。

効率的な経営をしている会社は、利益が出しやすい会社に該当します。株式投資で儲けたければ、コバンザメ経営を実践している会社について調べるのがお勧めです。

コバンザメのような生き方は悪いことではありません!

最初は弱い立場であっても、少しずつ成り上がって強者になれば良いのです!

また、コバンザメ戦略を採用している大半の会社は規模が大きくない会社に該当するため、大きな発展を遂げれば多大な利益を得ることができます。

株式投資の基本は、「これから成長が期待できる株を買う」ということになるため、コバンザメ経営を実践している会社は成長が期待できる会社として狙い目になります。

いつまでもコバンザメ経営を続けることはできませんが、最初はコバンザメの立場で良いのです。企業規模に応じて方針転換できる会社の株を買えば、株式投資で儲けやすくなります。

 


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