「何をするかより誰とするか」より、何をするかを重視すべきではないか

LINEで送る
Pocket

世間の一般論では「何をするかより誰とするかが大切」ということを述べています。


「何をするかより誰とするか」でググれば「誰とするか」を重視する大切さを述べている記事が腐るほど出てくるのですが、私は全く逆の考え方なんですね。

 

誰とするかより、何をするかを重視した方が良いと思っています。

 

申し訳ないのですが、相性が良いパートナーが見つかったとしても参入する分野が糞だったらビジネスは上手くいきません。例えば「誰とするか」を重視してビジネスを始めた人間がFacebook業界に参入したとします。

 

Facebookが廃れたらどうするんですか?

 

基本的にソーシャルメディアというものは廃れる運命を背負っています。

昔はmixiが流行っていましたが、mixiもツイッターやFacebookの勢いに負けてどんどん廃れてきています。

 

結局、ソーシャルメディアは流行り廃りが当たり前となるので「新たなソーシャルサービスが生まれたら衰退する」のがソーシャルメディアの運命になります。

 

誰とするかの重要性は理解していますよ。

 

パートナーが優秀でも相性が悪い人と協力関係を結んでもストレスが溜まるだけです。人間には相性が存在するので、「お互いにとって有益で相性の良い相手」と手を組むのが重要だと思います。

 

しかし、いくら相性が良い相手が存在しても「参入する業界が糞だったらほぼ確実に上手くいかない」のが現実になります。

 

例えば今は新聞の発行数が減少していますが、この情勢の中何も考えないで「新聞を発行する機械を作る会社」を立ち上げたらどうなるでしょうか?

 

衰退産業に進出するとその時点でビジネスの難易度が格段に悪化します。

 

ビジネスで成功を収めたければストック型収入が期待できる業界に進出し、永続的なニーズが存在する商品を取り扱うのが1番良いのです。

 

要するに衰退しない業界が1番良いのですね。

 

「何をするかは考えなくて良い。誰とするかを重視してビジネスを始めた方が良い」というのはかなり暴論だと思います。

 

私は当サイトを通じて何度も述べていますが、会社の将来性はビジネスモデルで決まります。

衰退産業に進出しても持続的成長を遂げるのは難しいですし、ビジネスモデルが秀でている会社でないと差別化戦略を実施するのも厳しいです。

 

面白法人カヤックは私と逆の意見です。


出典 www.asahi.com

面白法人カヤックは「何をするか」より「誰とするか」を重視しており、仲間との協力関係を重点に置いています。

 

現にカヤックはIT業界で抜群の知名度を誇る企業として活躍していますが、やっぱり「何をするか」を重視しないと躍進を果たすのは無理だと思っています。

 

カヤックの理念は本当に素晴らしいですし、カヤック自体も素晴らしい会社です。

 

しかし、「何をするか」という価値観を重視しているか否かの違いです。

 

カヤックも何をするかを重視しているとは思うのですが、重視すべき観点が「誰とするか」に比重が移っているのです。

 

厳しい業界に参入しても自分が辛くなるだけですよ。

 

例えば優秀なパートナーを得ている状態でも外食産業に進出したら利益を上げるのは本当に厳しいです。

カヤックも一時期外食ビジネスを行なっている時期がありましたが、採算が取れなくて撤退しています。この現実を分析する限り、「何をするかを重視して参入分野を決めないとかなり厳しい」と考えているのが現在の私です。

 

勿論、誰とするかという観点も重要だと思っていますが、そんなことよりも「何をするか」にこだわった方が良いです。

 

悪いけど時代の流れに取り残されている事業はダメだよ。

 

もうニーズが減少し続けているビジネスを行なったって、成功する可能性は低いですって。

 

「仕事そのものより、誰と一緒にやるかが大切」という意見は一理ありますが、それでも私は「ビジネスの内容の方が重要だ」と主張したいです。

 

将来性のある業界と、将来性のない業界。どちらに参入した方が良いかは明白でしょう?

 

「誰とやるか」に意識が向きすぎて「何をやるか」を軽視する人は意外と多いのですが、何をやるかの方が重要ですって!

 

将来有望な業界に参入した後に「誰とするか」を重視すれば良いんです。

 

優先すべきなのはビジネスモデルであり、やることが決まってから「誰とするか」にこだわるのが普通の流れでしょう。

 

「何をやるかが決まってから、誰とするかにこだわる」

 

これが私の抱いている価値観になります。

 

「誰とするか」だけにこだわり、将来性が薄い業界に進出したら意味がないのです。

 

ビジネスモデルを軽視することなく、有望分野を見極めて成長を発展を遂げる会社は株を買う価値が高いです。


スポンサードリンク