仕事のやる気をなくしたときの対処法

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一般社員だけではなく、経営者でも仕事に対するやる気を失うのは珍しくありません。


出典 www.telegraph.co.uk

アメリカの人事コンサルティング会社KeneXa High Performance Instituteの調査によると、28ヶ国を対象に3万3000人のサンプル数でモチベーション調査したところ、日本がダントツでやる気が低く「仕事に対してやる気がある人」がたった31%という結果になりました。

ソース 

世界でダントツ最下位!日本企業の社員のやる気はなぜこんなに低いのか?
http://diamond.jp/articles/-/30488

なぜ日本人のやる気が低いのかは人によって意見がわかれますが、私は「当初抱いていた目標と現実が乖離(かいり)する」ことが大きいからではないかと分析しています。

例えば会社を経営し始めたり、新たな会社に入社したりしたときはモチベーションも高く、「これから頑張っていこう!」という意欲が湧いています。しかし長年仕事を続けていると慣れやマンネリが生じ、「自分の想定以上に嫌なことが積み重なっていくこと」も珍しくないのです。

例えば人の役に立つために働こうと思って意気揚々とサービス業に就職したのに、連日わがままなお客様と付き合ったり、嫌味ばかり言う上司と仕事をしたり、サービス残業を強制されたり、接客したときに「お前は邪魔だ!」と言われたりすれば仕事に対するモチベが下がっても仕方がないでしょう。

他にも減収・減益が続いて給与が減ってしまったり、自分は頑張っているのになかなか仕事の結果が出なかったり、人に認められない毎日が続いたりすれば必然的に仕事に対するやる気が低下しても仕方ないのです。

しかしながら、人生は何もかも楽しいというのは絶対になく、むしろ「つまらないことをどう面白くするか」が重要だと思っています。

常に面白いことはありえない、人生は辛いことは必ず訪れるというのはどこでも見かける陳腐な言葉ですが、これは間違いなく正論です。

重要なのはつまらないと感じる日常や辛いことを面白く捉えることであり、そのための方法論は「今やっていることに真剣に取り組むこと」ではないかと思うのです。

恥ずかしながら私はかなり気分屋な人間で、「好きなことは積極的に取り組むが、嫌いなことは気がのらないまま」という特徴がありました。当時はそれで良いと思っており、「嫌いなことを無理やりするより、好きなことに特化して生きていった方が良い」と考えていたのです。

それはそれで一理あるのですが、結局好きなことを仕事にしても嫌なことは訪れます。

例えば人と関わるのが嫌で作家になったとしても編集者と打ち合わせする必要はありますし、完全に人と関わらないのは不可能です。

パンを焼くのが好きでパン屋を開店したとしても、実際はパンを焼く以外の作業がたくさんあるのです。店を運営したり、アルバイトに指示を出したり、広告を打ったりと、「自分の好きな仕事に就いてもやらなければいけないことはたくさんある」のです。

結局のところ嫌なことからは絶対に逃れられないので、嫌なことも好きなことも一生懸命取り組みたければ「目の前の出来事」に集中するしかないと思っています。子供の頃は缶けりや雪合戦など、大したことのない遊びに熱中しましたが、それは遊びに集中していたからでしょう。

一生懸命取り組めば何でも面白く感じるのです。

逆に、ゲームをしていても一生懸命でなければ面白さは感じられません。仕事も同じで、本気で集中して取り組めばどの仕事でもある程度の面白さを確保できるのですが、集中しないで「ダリー」と思って仕事をしているからやる気をなくすのではないでしょうか。

まあ、つまらないと感じる仕事に対して「一所懸命今のことに集中して取り組む」ということ自体とても難しいのですが、嫌なことから逃れることはできないのですからそれしか方法がないと思うのです。

報酬をモチベーションに設定しても「報酬が少なくなるとモチベーションが減る」という現実を見る限り、やはり仕事を楽しむ最良策は「目の前の仕事に一所懸命取り組む」しかないと私は思っています。

それが面白い仕事でも、つまらない仕事でも。


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