ベトアン (AVF)

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・上場市場 ホーチミン証券取引所【HOSE】
・会社名  ベトアン株式会社
(べとあん 英称:CONG TY CO PHAN VIET AN)
・ティッカー AVF
・業種    水産業 (水産・農林業)
・決算    12月
・上場年 2010年11月

・時価総額(百万VND) 225,357.60
・企業価値(EV)(百万VND) 1,470,161.00
・売上高(百万VND) 1,510,227.00
・当期純利益(百万VND) 17,897.61

・1単元価格:53000VND【約253円】

・1株価格5300VND(25.3円)(7/16終値)、最低売買単位:10株、

(VNDはベトナムドンの略称です)

・予想PER30.64倍、実績PBR0.51倍、予想配当利回り28.3% 

・1株配当 1500VND

管理人評価C

ベトナム株はSBI証券の外国株口座を開設していると取引することが可能です。

 

【会社紹介】

ベトアンは水産加工業務を通じて利益を上げている会社です。

2015年にベトナムでトップ3に入るバサの生産企業になることを目指しているベトアンは、「バサ魚の加工」に力を入れているのが特徴です。


バサ串やパン粉をまぶしたバサなどを加工しているベトアンは「バサ魚を通じて利益を得ているベトナム水産企業らしいビジネス」を行なっていると評価することが可能です。

製品の品質を再優先しているベトアンは「品質優先主義」を貫いて、国外のお客様に評価されるバサ加工品を販売しようと努力しています。

自社の品質を保証し、ベトナムのバサ養殖と加工業務の持続的発展を目指して奮闘しているベトアンは「今以上に成長したい」という気持ちが強いのが良いです。

2012年の少し古いデータになりますが、主要顧客が最も多い国はアメリカです。

 

アメリカが輸出額の70%を占めており、次に多いのがEUで21%となっています。現在、ベトナムの水産企業はアメリカやEU向けの輸出額が減少しているので「アメリカとEUに輸出を頼っているベトアン」は厳しい情勢に晒されていると分析することが可能です。

アジア向けは0.4%、ロシアに関しては3.4%で利益分散が上手にできていない状態です。

アメリカとEUに対する依存度が強いのがベトアンの最大の弱点になります。

 

【国内・国外でビジネスを展開しているベトアン】

ベトアンは国外でバサ魚の加工品を輸出していますが、ベトナム国内でも自社製品を販売しているのがポイントです。

国内・国外の両方で利益を得る仕組みを築いているのは非常に良く、グローバル経営に成功している企業として評価することができます。

冷凍のバサステーキやバサフィレットなどはベトアンが代表する自社製品であり、「今後も加工技術を高めてバサ製品の付加価値を高める戦略」を実行すれば再躍進は可能だと考えています。

現在は利益減が続いており、業績が低迷している状態ですが「ベトナム水産ビックスリー」を目指して再躍進して欲しいと願っています。

 

【ベトアンの財務分析】

ベトアンは2011年から2013年にかけて黒字経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は1,510,227(百万VND)、営業利益は21,688(百万VND)、経常利益は21,900(百万VND)で前年度と比較して売上高や経常利益が低下しているのが気になります。

純利益も17,897(百万VND)に落ち込んでおり、少々物足りない結果を残してしまいました。

アメリカ、EUの収益に頼っている状況が問題です。輸出減の負の影響を直接受けるビジネスモデルを築いているので、利益分散を行なうために様々な国の輸出比率を増やすのが得策になります。

まだ売上高比率が低い新興国を開拓していけば、ベトアンが再躍進することは可能になります。

 

【ベトアン株に向いている投資スタイル】

ベトアンは微妙な株です。

配当利回りが高いのは長所ですが、利益額が落ち続けているので成長株投資を実行するのに向いていないのです。

ベトアンの成長意欲はとても高いので、「商品の質を重視する経営スタイル」に賛同できる方はベトアンを長期保有しても良いでしょう。

ベトアンに向いているのは配当金狙いの投資で、株を保有している間は配当金収入を受け取って不労所得を獲得するのが得策になります。

配当金以外の要素を分析すると、様々な面で弱点が目立つので「万能株」として評価することはできません。

【予想配当利回りの計算は自力で行なっており、データ参照元はhttp://finance.vietstock.vn/AVF/thong-ke-giao-dich.htmになります。】

(様々な媒体を活用し、ベトナム語を翻訳して記載した情報なので誤りがある可能性があります。投資は自己責任でお願いします。

日本円は現在の為替レートで計算しています。上記の情報は2014年7月17日に記載しました)


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