カーティス・フリーズは本当に無能なのか?

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無能論が強くなっているカーティス・フリーズ。

結論から言ってしまうと、私はカーティスが無能だとはこれっぽっちも思っていません。それは当サイトにプロスペクトの情報を記載し始めてから一貫して保ち続けている姿勢になりますが、今もカーティスは非常に優秀な経営者だと思っています。

そもそも人間というものは人によって評価がわかれるのが普通で、独裁者として有名なスターリンも無能論、有能論の2つが巻き起こっている状態です。


出典 ja.wikipedia.org

「人命軽視した政策を続けたスターリンは無能だ!」という意見も存在すれば、「ドイツに勝つことができたのはスターリンが工業化政策を推し進めたからだ! スターリンがソ連の代表でなかったらドイツには勝てなかった!」という意見も存在します。

要するに人の評価というものはわかれるのが当たり前であり、見方によっては有能にも見え、無能にも見えるというのが真実になります。

で、私はカーティスに対しては「有能」という見方で評価しています。豊商事に対するTOBが失敗するという意見が占められている今、こんなことを言ったら私も「無能」のレッテルを張られると思われますが、それでも私はカーティスは有能だと主張したい。本当にカーティスが有能だと判断しているのですから。

そもそもカーティスが無能だと言われるのは、「やるといったことをやらない。方針がころころ変わる。訳の分からない値段で新株をさばく」という要素が大きいものだと分析しています。

まず、突っ込んでいきたいのが「やることをやらない」という要素。

自社株買いをすると言いつつしない。太陽光ビジネスを始めると言いつつ、豊商事のTOBに資金を利用する。要するにカーティスという人間は発言と行動が全く伴っていないのです。それは私も認めます。

しかし、それが良いと思っている。

何度も言うとおり、太陽光ビジネスは逆境が訪れています。買取価格の引き下げが続く中、今更太陽光ビジネスを始めたところで微妙過ぎるというのが私の本音になります。

更に言えばカーティスは二枚舌なところがあり、「元々は太陽光ビジネスを始める名目で30億を調達したけど、それはただの建前であり、本当はM&AやTOBに資金を使用したかった」という見方もできるのです。

といいますか、無能だったら30億調達することもできないと思うんですよね。

私が思うに、カーティスは素直に自分の本心を語る人間ではないと思っています。

他のインタビュー記事を見ても分かるのですが、建前のことしか言っていないイメージがあります。いきなり豊商事にTOBを仕掛けたのも、以前から計画していた(このソースは英文インタビューに載っている)が、資金調達の名目として太陽光にしようと考えたという可能性も考えられるのです。

カーティスが本当に活きるのはM&Aだと思っており、企業買収スキルは本当に高いです。機動建設工業を見れば分かるでしょう。日本有数の優良企業である機動建設工業をたった4億5000万円で買収し、現在もプロスペクトの利益に多大に貢献している! そもそも機動建設工業の買収なんて、本当に無能だったらできないと思うのです。

更に言えば本当に無能だったら上場企業の経営者なんて務まらない!

これは私の甘い見方かもしれませんが、上場企業を率いている時点でほとんどの経営者が優秀だと判断しています。普通の人は上場企業を経営することなんてできませんから。しかもプロスペクトの今期の利益は絶好調。1億2000万円の純利益の予想を4倍まで引き上げる4億8000万円に修正した事実。これだけ見てもカーティスは明らかに優秀な経営者です。

プロ スペクト・アセット・マネジメント・インクの運用成績が好調でプロスペクトは上方修正を発表したのですが、私が注目したいのはここなんですよ。カーティスの投資能力は本当に凄いのです。


本当に価値がある割安株を見つけ出し、時間をかけてコツコツと買い集め、大きな利益を得る。PBRが1倍以下の優良株を徹底的に狙っていくカーティスマジックは今も健在です。

でも、正直な話、カーティスはプロスペクトの個人投資家はあまり重視していないイメージがあります。

私は前から「カーティスは大のために小を切るタイプ」だと述べていましたが、今もこの考えは変わっていません。自分の野望、プランを実現するために小を切るのは躊躇なく行うでしょう。それはどんな偉人でも通ってきた道になりますが、これ自体は全く悪くない。プロスペクトの投資家は大変ですが……。

私がプロスペクトを取り上げた当時の株価は60円前後を推移しており、今は50%以上も株価を伸ばしています。何だかんだでしっかり投資家には利益を還元しているのカーティスという人間です。

確かに、豊商事のTOBに関しては逆風が訪れている状態で、完全子会社のPAMIが豊商事の株を売却し、「当初指定したTOB価格に問題がある」というのはPAMI、豊商事、あかつきが総ツッコミをしている状況であり、これだけを見たらカーティスは無能に見えるかもしれません。

しかし、今までカーティスが歩んできた実績、プロスペクトの上方修正、カーティスの投資能力(機動建設工業の買収)などを総合的に分析すれば、カーティスは優秀な大狸にしか思えないのです。

まあ、優秀だけど一筋縄ではいかないですよ。狸も狸、大狸ですから……。個人的な意見を述べれば金融業界に生きる人間であるならば、それくらい大狸である方がちょうど良いと思っています。

私はプロスペクトの将来性の高い事業も評価していますが、1番に評価しているのはカーティス・フリーズという人間なんです。カーティスという人間が無能だったらその時点でダメ。投資する意味がない。

本当に優秀な人ほど馬鹿な振りをするんですよね……。

カーティスは過去の実績を見れば滅茶苦茶優秀ですよ! 勿論、信用は全くしていませんので、信頼度は高いとは言えません。カーティスを無能と言うのが悪いというわけではありませんが、私はその意見に賛同することはできない。本当に無能だったら結果なんて残すことはできませんから。カーティスの実力は既に結果が証明していると思っています。


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