安藤ハザマ【安藤・間】 (1719)

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・上場市場 東証1部
・会社名   株式会社安藤ハザマ (あんどうはざま) 【登記上の社名は安藤・間
・証券コード 1719
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  2003年10月
・上場年  2003年10月

管理人評価D

【会社紹介】

安藤ハザマは安藤建設と間組が合併し、2013年にスタートした企業です。

登記上の社名は「安藤・間」です。株式情報のサイトを閲覧すると「安藤・間」と「安藤ハザマ」の表記揺れが生じており混乱することが多いのでご注意ください。どちらの名前も同一社名です。

安藤建設と間組が合併したことによって、安藤ハザマは事業の幅が広がりました。


安藤ハザマは建設工事を幅広く受注しており、ダムやトンネルを造ることもあればレジャー施設の建設に携わることも多々あります。安藤建設と間組の両社の強みを最大限に活かすことができれば、建設業界のリーダー的存在として君臨する可能性もあります。

【技術に秀でている安藤ハザマ】

安藤ハザマで注目したいのは自社技術です。元々名門と言われていた会社同士が合併したので、技術力という面で安藤ハザマはかなり優れています。

安藤ハザマは自社技術も開発しており、代表的な独自技術は「アドマイヤーシステム」です。アドマイヤーシステムは天井懐を最小限にできるクリーンルーム用の天井システムで、すでに特許も取得している独自技術です。

安藤ハザマのように独自技術を保有しているのは「他社との差別化を成功させる」上で大変重要になるのです。独自技術がなくて悩んでいる企業は多いのですが、安藤ハザマはそのような悩みとは無縁です。自社技術をしっかりと活かして利益を上げるシステムを築くのは会社が成長するために必須の条件となります。

【安藤ハザマの財務分析】

2013年3月の決算は黒字で、22億9300万円の純利益を得ることができました。

黒字経営を維持しているのは高く評価できるポイントになりますが、有利子負債の多さが気になります。利益過剰金は約220億円もありますが、有利子負債は約402億円もあるのです。

多すぎる有利子負債を削減するのが安藤ハザマの課題だと言えます。有利子負債をできるだけ減らして財務状態の健全化を図り、会社が成長するための土台を築くことができれば大躍進も期待できます。

【安藤ハザマに向いている投資スタイル】

安藤ハザマは非常に判断が難しい株になります。

私が株を評価するときは「その株の良いところ」に注目するのですが、現在の安藤ハザマ株は秀でた長所が見当たりません……。

財務状態もそこそこで予想配当利回りも2.29%とそこまで高くないのです。「成長することを期待して株を買う」ことも可能ですが、すでに大企業となっている安藤ハザマは成長株と言えるかが疑問です。

大成長を期待したいのであれば将来有望なベンチャー株を買った方が良いですし、安藤ハザマの株を買うメリットがあまり思い浮かびません。資産株として保有する手段もありますが、資産株目的で株を買うのであれば他にもっと優れた株があるはずです。

安藤ハザマは悪くない株ですが、「高く評価できる長所」を見つけるのが難しいのです。自社技術が優秀という点は高ポイントですが、私が分析するに積極的に買いたいと思う株ではありません。

買っても悪くないのですが、買わなくても良いというのが私の正直な感想です。

(上記の情報は2013年9月15日に記載しました)


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