イオン北海道 (7512)

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・上場市場 東証1部
・会社名  イオン北海道株式会社
(いおんほっかいどう 英称:AEON Hokkaido Corporation
・証券コード 7512
・業種     小売業
・決算    2月
・設立年  1978年4月
・上場年  1996年9月


管理人評価C

【会社紹介】

イオン北海道は北海道地区のイオンやイオンスーパーセンター・まいばすけっとを運営している会社です。


「北海道でナンバーワンの信頼される企業」というビジョンを立てており、地元企業として躍進することを誓っています。北海道のシェアは今後も厳しくなる予定で、2040年は130万人の人口が減少する予定です。北海道の4分の1の人口が減り、65歳以上のお年寄りの方が4割に到達することが予測されています。

人口が減るとスーパーマーケットを経営しているイオン北海道は大打撃を受けることになります。単純に人間の胃袋の大きさが小さくなるので、食料品の販売数も減少する見込みです。

日用品の売れ行きも低下し、厳しい情勢に晒されていると捉えることができます。

しかし、イオン北海道はいずれ訪れる未来に備えて「地域を活性化する取り組み」を続けて状況を打破することをプランに挙げています。地元民の信頼を武器にして、長く生き残り続ける企業を目指します。

地域社会に密接した経営を行っており、「地域の特徴」を経営に反映しているのがポイントです。イオン北海道は地元密着企業として評価することができます。また、コミニティの充実化も図っており、地域社会の人々が集まる場所を提供して地域に貢献しているのです。

【イオンやまいばすけっとが主力店舗】

イオンは食料品や衣料品を豊富に取り揃えており、地域の顔となる店として活躍しています。日々の買い物にイオンを利用する方も多く、北海道住民の役に立っているのが特徴です。

特に注目したいのはまいばすけっとです。まいばすけっとは高齢化社会に備えた店で、徒歩で店に来る人をターゲットにしているという特徴があります。安くて便利というコンセプトを掲げており、地方スーパーに負けない価格が魅力です。

売り場面積は小さいものの、大型店舗と異なり多くの貸賃に悩まされないというメリットがあります。生鮮食品が豊富に取り揃えているまいばすけっとは、地元住民の食卓を支える存在として認知されているのです。

プライベートブランドも取り扱っており、88円台の商品を販売して割安感を出しているのが強みです。

また、イオン北海道はネットショップも運営しており、北海道の味満載の商品のラインナップが魅力です。カニやエビ、甘くてクルーミーなチーズケーキなど、北海道の味覚が武器のネットショップは多くの人を虜にしているのです。

【イオン北海道の財務分析】

2009年通期決算で20億1300万円の赤字を出してしまいましたが、翌年は9億5300万円の純利益を得てそれ以降は黒字経営を続けています。

営業利益や経常利益も伸び続けており、2013年通期決算の営業利益は80億5200万円になりました。純利益は30億3800万円まで増加しており、1株益も29.3円まで増えています。将来北海道の人口が減少するのはほぼ確実なので、成長企業とは言い切れないのが難点です。

しかし、現在の決算状況は非常に優秀であることは確かです。

現存店は改装効果がしっかり出て、客足が増えて営業利益を高めることができました。商品はやはり冷凍食品が強く、生鮮食品の売上も伸びています。小型店の出店も順調に進んでおり、来期も好決算が期待できます。

財務面は悪いです。

自己資本比率は27.6%。有利子負債は220億600万円で、243億2500万円の自己資本額と比較すると有利子負債が多すぎるように感じます。黒字経営を続けているので過度に気にする必要はないのですが、財産株として評価することはできません。

【イオン北海道株に向いている投資スタイル】

イオン北海道は中期投資に徹した方が良いでしょう。

申し訳ないのですが、私はイオン北海道が長期投資に向いている株だと思えません。地元密着企業として活躍しているのは良いのですが、将来の人口減に備えることはできないと考えているからです。

食料品を中心に取り扱っている会社は、人口が減ると市場のパイが縮小します。

特に少子高齢化が進むと人間の胃袋が小さくなるので、必然的に食料品の売上が落ちます。規模を縮小して経営を続けるのは可能だと思いますが、成長性があるとは思えません。

決算状況は良いので、中期投資を通じて売却益に狙いを定めた方が良いでしょう。発展性を高めたければ、高齢化社会に備えたビジネスを行わないとダメだと私は考えています。

イオン北海道はまいばすけっとの小型店舗を出店してお年寄りの方も買い物しやすくなるようにしていますが、人口減に対処できる根本的解決になるとは思えません。やはり長期投資をするのに向いていない株だと私は判断しました。

【イオン北海道の株主優待】

2月の権利確定日にイオン北海道の株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・100株以上保有で100円の優待券25枚

・1000株以上保有で100円の優待券50枚

・2000株以上保有で100円の優待券100枚

・500株以上保有の個人株主のみにイオンラウンジカード

上記の優待券は1000円以上の買い物につき、1000円ごとに1枚使用することができます。使用期限は1年間です。

参照URL http://www.aeon-hokkaido.jp/corporation/ir/stock_04.html

(上記の情報は2013年12月13日に記載しました)


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