アルプス技研 (4641)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社アルプス技研
(あるぷすぎけん 英称:Altech Corporation
・証券コード 4641
・業種     サービス業
・決算    12月
・設立年  1981年3月
・上場年  1996年6月


管理人評価B

【会社紹介】

アルプス技研は技術者派遣の大手企業です。


現在、アルプス技研は技術プロジェクトの受託事業とアウトソーシング事業(技術者派遣事業)が収益の2本柱になっています。

アルプス技研の技術者派遣事業は技術フィールドが広いのが長所です。対応できる業務範囲がとても広いので、様々な分野に技術者を派遣して利益を得ることができます。輸送機器設計や産業機械設計、情報処理サービスなど幅広い業務をこなすアルプス技研の技術者は「人財」として大いに活躍しているのです。

また、アルプス技研は電気・機械・化学・情報の専門技術を用いて提案型のものづくりを行なうが得意です。請負・受託開発事業はお客様のニーズと課題を共に解決することを重視しており、頼れるパートナーとしてアルプス技研は数多くの人々から信頼を得ているのです。

【アルプス技研のエンジニアが優秀な理由】

アルプス技研はエンジニアを育成するときに「個の能力」を重視しています。個人の能力を高めることによって、お客様の要望にしっかり応えることができるようになります。アルプス技研は独自の研修を通じてエンジニアの育成に努めているのです。

・潜在能力を発掘し、個人が持つスキルを最大限に活かす「ヒューマンスキル」研修。

・社会人としての基礎マナーを身につけ、ビジネス社会で通用する人材を育成することを目的とした「社会人マナー」研修。

・高度なエンジニア技術を得ることを目標に取り組んでいる「高度エンジニア」研修。

以上の3つの研修がアルプス技研の人的資源の質を高めている理由になります。

技術者の派遣事業で重要なのは「派遣される人材の質」です。派遣された人間が専門業務に精通していないと、派遣先の会社は利益を得ることができません。アルプス技研もそのことをしっかりと理解しており、「個人能力を高める」という育成方針がアルプス技研の利益向上に貢献しているのです。

【アルプス技研の財務分析】

アルプス技研は黒字経営を続けるのに定評がある会社です。

年度毎に利益額にばらつきがあるため、安定成長株として評価することはできません。しかし、堅実に黒字経営を維持できる経営能力は高く評価しても良いでしょう。2008年から2012年にかけて全ての決算で黒字を達成しており、その間純利益額がマイナスになったことは1度もないのです。

2012年の通期決算は前年度と比較して営業利益と経常利益が増えましたが、純利益額は6億300万円と少し下がってしまったのです。売上高も右肩上がりに伸び続けているというわけではありません。2008年の通期決算では売上高が225億2300万円だったのですが2012年には売上高が174億6000万円と落ち込んでいます。

一方、財務面はとても優秀です。

自己資本比率は72.2%で理想となる自己資本比率を維持しています。有利子負債額は7億円しかなく、自己資本は85億9000万円もあります。

財務面が秀でているので資産株として保有する分には優秀です。会社は利益を出すのが1番重要なので、アルプス技研の利益を出す体質を高く評価する投資家はとても多いのです。

【アルプス技研株に向いている投資スタイル】

アルプス技研は長所と短所が分かりやすい株です。こういう株は「とても扱いやすい株」に分類されるので、相性の良い戦略を当てはめるのも難しくありません。

アルプス技研の短所は成長を続けていないことです。過去の決済内容を分析しても順調な発展を遂げているとは言えません。これがアルプス技研株のウィークポイントですが、逆転の発想で「成長には期待しない」という方針で株を長期保有しましょう。

長年黒字経営を続けることができているので、アルプス技研株は資産安定株として保有するのがお勧めです。財務状態も良好なので長期保有するのに抵抗感を抱く必要はありません。会社が倒産する可能性も低いですし、堅実に利益を出したい人にとってお勧めできるのが現在のアルプス技研の株です。

また、現在の予想配当利回りは4.31%と、なかなかの利回りになります。高配当株を狙っている方とも相性が良いでしょう。

財産株、資産株という目的でアルプス技研の株を長期保有するのがお勧めです。逆に成長株を狙っている方は別の株を探した方が良いのです。アルプス技研株は当てはめる戦略が重要になる中級者向けの株です。

(上記の情報は2013年10月27日に記載しました)


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