旭ダイヤモンド工業 (6140)

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・上場市場 東証1部
・会社名  旭ダイヤモンド工業株式会社 
(あさひダイヤモンドこうぎょう 英称:Asahi Diamond Industrial Co., Ltd)
・証券コード 6140
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1937年10月
・上場年 1972年10月

・1株価格1347円(5/8終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約13万4700円

・予想PER25.9倍、実績PBR1.51倍、予想配当利回り1.48%

管理人評価C

【会社紹介】

旭ダイヤモンド工業はダイモンド工具を専業で製造している会社です。


電子・半導体、輸送機器、機械などで使用されるダイモンド工具を製造し、ダイヤモンド工具の総合メーカーとして活躍しているのが武器です。

日本国内を中心に製造・販売拠点を築いていますが、アジア・オセアニア、ヨーロッパなどでも製造ネットワークを築いてグローバル経営に成功しているのが素晴らしいです。

「常に最高品質の製品を提供する」という企業理念を抱いている旭ダイヤモンド工業はものづくりのプロとして活躍しています。長期的視野を重視しており、お客様の多様なニーズに応えられる商品力がウリになります。

実際に旭ダイヤモンド工業の顧客を分析すると分かるのですが、顧客層が多彩で1つの分野に依存していないのが良いです。

業界別売上高を見てみると電子・半導体が全体売上高の45%を占めています。次に多いのが機械の18.9%で、次に続くのが輸送機器の16.8%です。

【確実な需要が存在する商品を取り扱っている旭ダイヤモンド工業】

ものづくりの基本は「切る、削る、磨く」といった行為になります。

物を切ったり削ったりしたければ、地球上で1番硬い物質を選ぶ必要があります。

切る、削る、磨くに適しているのがダイヤモンドで、旭ダイヤモンド工業はものづくりで必要となるダイヤモンド工具を販売しているから安定した収益を上げることができるのです。

旭ダイヤモンド工業が黒字経営を続けているのも「確実な重要が存在する商品」を取り扱っているからです。ダイヤモンド工具はものづくり産業がなくならない限りニーズが途絶えることはなく、別の見方をすれば「手堅い企業」として評価することが可能です。

財務状態も良く、商品の需要も確実に存在し続ける旭ダイヤモンド工業は資産株投資が適しています。

【旭ダイヤモンド工業の財務分析】

旭ダイヤモンド工業は2011年から2013年にかけて営業利益が低下し続けています。

2013年通期決算の売上高は383億7800万円、営業利益は45億5600万円、経常利益は53億3300万円で営業利益・経常利益は共に前年度より低下しています。純利益も32億5300万円に減少したのが残念です。

今期は利益額が増大する見込みです。

電着ダイヤモンドワイヤの売上が回復したのが大きいです。電着ダイヤモンドワイヤは旭ダイヤモンド工業の好採算商品として活躍しています。今後は海外を拡大させて利益拡大路線を歩むのが吉となります。

財務面は優秀です。

自己資本比率は79.8%。有利子負債額は6億2700万円で、かなり自己資本比率が高いです。

【旭ダイヤモンド工業株に向いている投資スタイル】

旭ダイヤモンド工業は資産株投資が適しています。

自己資本比率が高く、安定した黒字決算を維持している旭ダイヤモンド工業は「安定株」として評価することが可能です。大きな成長力に期待するのは難しいのですが、資産株の1つとして戦力に加えても問題はありません。

予想配当利回りは1.48%で低く、PER値やPBR値も割高なので割安株投資を実行するのは難しいのです。

「財務状態が良い」という明確な長所は存在しますが、その他の能力は物足りないので人を選ぶ株になります。

(上記の情報は2014年5月8日に記載しました)


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