青木あすなろ建設 (1865)

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・上場市場 東証1部
・会社名   青木あすなろ建設株式会社
(あおきあすなろけんせつ 英称:Asunaro Aoki Construction Co., Ltd.)
・証券コード 1865
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1950年9月
・上場年  1973年5月


管理人評価B

【会社紹介】

青木あすなろ建設は建設ビジネスを行なっている会社です。


「果敢な挑戦」を目標に掲げている青木あすなろ建設は高目標・高実績を達成するために日々の業務に全力を尽くしています。高い目標を設定して目標達成に向けて努力する姿勢に定評のある青木あすなろ建設ですが、利益第一主義の会社ではありません。

持てる力を最大限に発揮して収益率を高め、社会から信頼される企業として輝くことを意識している青木あすなろ建設は「正当なビジネスを行なっている会社」として評価することができます。

青木あすなろ建設の武器は強靭な財務体質です。

有利子負債はゼロ! 自己資本比率も高い青木あすなろ建設は「財務健全性に優れている特徴」を活かした経営戦略を立てています。財務基盤を武器に躍進主義を取っている青木あすなろ建設は「資産株として評価することが可能」です。

建設分野の幅を広げて多様なニーズに応える姿勢を見せており、様々な受注を確保して売上を高める予定です。

【財務体質に定評のある青木あすなろ建設】

青木あすなろ建設の魅力は何と言っても健全な財務状態でしょう。

建築業界に属している会社で有利子負債が全くないのは珍しいです。有利子負債が多すぎると企業の経営を悪化させることが多々あるため、「有利子負債に縛られない経営を実行している」という点は高く評価して良いのです。

しかし、この意見も投資家によって賛否両論が巻き起こっています。

有利子負債を活用していないということは、逆に言えば「借金をして事業拡大する意欲がない」と捉えることも可能です。

成長株投資を実行している方は有利子負債の額を大して気にしません。有利子負債が多くても良く、むしろ有利子負債を活用して事業拡大を成し遂げている会社は成長性が高いと判断しているからです。

例えば楽天(4755)は物凄く有利子負債が多いです。

自己資本額が2828億7200万円で、有利子負債は3575億8500万円もあります。しかし、楽天は増収・増益を続けている成長企業で「有利子負債を上手に利用して事業拡大を続けている成長株」だと分析することができます。

楽天と青木あすなろ建設は全くタイプが異なる株です。

成長株投資を実行したければ楽天株の方が相性が良いですし、堅実経営を評価したければ青木あすなろ建設に軍配が上がります。この辺りの評価は投資家の投資スタイルによって異なるので、株分析の参考にしてください。

【青木あすなろ建設の財務分析】

青木あすなろ建設は2010年から2013年にかけて黒字決算を維持しています。

2013年通期決算の売上高は1032億8800万円、営業利益は17億6300万円で昨年度と比較して営業利益と売上高を伸ばしたことが分かります。

しかし、経常利益は18億7800万円に減少しており、純利益も11億1700万円に低下して何とも言えない結果を残しています。青木あすなろ建設は成長性を期待する株ではないので仕方がないと割り切るしかありません。

来期は増益が予測されます。

増益達成の重要ポイントは「採算の良い工事の増加」です。通期受注は約1129億円だったのですが、採算の良い受注を多く獲得した影響で利益額を伸ばす見込みです。拡大路線を歩むためにマンション事業や太陽光発電の受注にも力を入れています。

財務面は良いです。

自己資本比率は64%。有利子負債額はゼロで優良な財務状態を保っています。

【青木あすなろ建設株に向いている投資スタイル】

青木あすなろ建設は安定株投資に向いています。

黒字経営を維持しているのもプラスポイントですが、個人的に注目したいのは「安定配当を支払い続けている」という点です。青木あすなろ建設は2009年から2013年にかけて12円の年間配当を維持しており、業績が変動しても配当額を変えない安定感がウリになります。

この特徴を分析すると、安定配当株を求める方やインカムゲインを重視する投資家と相性が良いことが分かります。財務面も良好なので長期保有する心配が少ないのも安心です。

青木あすなろ建設の弱点は売却益狙いの投資に向いていないことです。

現在の予想PERは27.11倍、実績PBRは0.61倍でPER値が高いです。持続的成長を続けている株ではないので成長株投資を実行するのも不向きです。

やはり青木あすなろ建設は「インカムゲイン狙いの投資」で儲けるのが得策になります。力強い資産株として活躍することが期待できるので、初心者向けの株だと分析しました。

(上記の情報は2014年2月18日に記載しました)


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