エイチーム (3662)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社エイチーム
(えいちーむ 英称:Ateam Inc)
・証券コード 3662
・業種     情報・通信業
・決算    7月
・設立年 2004年11月
・上場年 2012年4月

・1株価格5120円(4/18終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約51万2000円

・予想PER55.83倍、実績PBR13.44倍、予想配当利回り0.39%

管理人評価C

【会社紹介】

エイチームは携帯コンテンツを発信したり、ウェブサイトを運営したりしている会社です。


エンターテイメント事業とライフサポート事業がエイチームの要となっており、優れたゲームを配信して急成長を成し遂げたのが注目ポイントです。

エンターテイメント事業では「人と人のつながり」をメインテーマに設定し、スマートフォンアプリの開発に力を入れています。エイチームのゲームは「他人と協力する楽しさ」を重視しており、オンラインゲーム特有の楽しさが味わえるのが魅力です。

『レギオンウォー』は世界中の人々と対戦することができるリアルタイムギルドバトルRPGです。

仲間と協力し、敵を倒すことによって連帯感を抱くことが可能です。これがゲームの面白さのキモだと思うのですが、「仲間と協力して敵を倒す」という快感がオンラインゲームにハマる要素だと思っています。

「他人と競う快感」がエイチーム開発ゲームの注目点です。

1人で黙々とプレイするのではなく、自分の腕を競って他人と戦うことができるからエイチームの提供するゲームは面白いのです。オンラインゲームで成功するためのノウハウを身につけているエイチームは、ゲーム開発能力に長けている企業です。

スマートフォンアプリに力を入れているのも良く、「時代の変化に上手に対応している会社」と評価を下すことが可能です。

サイト運営ビジネスを行なっている点にも注目してください。

ライフサポート事業では「不安の解消」をテーマに設定してポータルサイトを運営しています。

「引越し侍」という比較サイトや、「ナビクル」という車査定・車買取サイトで利益を上げているのです。

サイト運営ビジネスは経費がほとんどかからず、安定収入が期待できます。「市場環境が大きく変化しにくい安定的な事業を柱を持ちたい」という思いを抱いて様々なサイトを運営しているエイチームですが、実に良い判断を下したと思います。

「悩みを解決するジャンル」は儲かるビジネスに該当します。

サイト運営ビジネスで成功を収めたければ「お金儲けか、悩み解決」をテーマに設定した方が良いのです。なぜなら「悩みを解決したい」と望んでいる人は本気で情報を収集する傾向が強いため、アクセスを伸ばしやすいのです。

悩みを解決するための手段を実行したいと考えているユーザー様が多いため、悩み解決サイトは非常に儲かるのです。

エイチームはサイト運営ビジネスで成功するための基本を守り、「悩み解決」をメインテーマに設定しているのです。

【常に成長! 成長意識が高いエイチームに注目!】

エイチームは成長意欲に長けている会社です。

エンターテイメント事業は「爆発的な利益を得られる可能性が高い」のが長所です。しかし、ゲーム開発は当たり外れが激しく、安定事業と分析することはできません。

ライフサポート事業は「最初は利益を上げるのが難しいが、長年運営を続けていけば安定収入が期待できる」ため、エンターテイメント事業とライフサポート事業はお互いの弱点を補う関係として活躍しているのです。

今後も持続的発展を成し遂げたければライフサポート事業を強化すべきです。

エイチームは2014年3月14日に下方修正を発表し、連結業績予想数値が前回発表予想よりも引き下げられています。新規タイトルの売上は通期連結業績見通しには含めていないのですが、一旦成長がストップする可能性が高いです。


再躍進を遂げれば問題ないのですが、成長率が鈍化するのは株主にとってかなり痛いです……。

元々成長性を評価されて株を買われてきた会社なので、持続的発展を維持するためにライフサポート事業を発展するのが望ましいのです。

【エイチームの財務分析】

エイチームは2011年から2013年にかけて売上高を伸ばし続けてきました。

2013年通期決算の売上高は109億8900万円、営業利益は17億1700万円、経常利益は17億1800万円で売上高や営業利益を前年度より伸ばしています。純利益も10億4200万円まで拡大し、良い結果を残すことができました。

来期は減益が予測されています。

サイト運営の手数料収入は堅調を維持していますが、『レギオンウォー』の失速が少し想定外でした。今後は息の長いゲームを開発することが望まれます。

財務面は優秀です。

自己資本比率は81.6%。有利子負債額はゼロで、かなり良い財務状態を維持しています。

【エイチーム株に向いている投資スタイル】

エイチームは再成長狙いの投資がお勧めです。

悪い株ではないと思うのですが、成長率が衰えているのは見逃すことはできません。元々エイチーム株は非常に割高でPER値やPBR値が高いのですが、「成長力を評価しているから、多くの投資家がエイチームの株を買っていた」のです。

つまり、成長力が鈍化した時点でエイチーム株の最大の魅力が崩れたと判断することができます。

予想配当利回りも0.39%でとても低く、配当金狙いの投資は適していません。持続的成長を遂げている株が欲しければ、他の株を探すのが賢明になります。

株価が少し高すぎるので、割安株投資を実行するのも不向きです。エイチームの事業内容を高く評価している方は株を買っても良いでしょう。

(上記の情報は2014年4月19日に記載しました)


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