荏原実業 (6328)

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・上場市場 東証1部
・会社名  荏原実業株式会社
(えばらじつぎょう 英称:Ebara Jitsugyo Co., Ltd)
・証券コード 6328
・業種     機械
・決算    12月
・設立年 1946年11月
・上場年 1998年11月


・1株価格1470円(6/20終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約14万7000円

・予想PER12.82倍、実績PBR1.24倍、予想配当利回り2.72%

管理人評価C



【会社紹介】

荏原実業は自社開発した環境関連機器を販売して利益を得ている会社です。

「豊かな人間環境の創造を目指して社会に貢献する」という経営理念を抱いている荏原実業は、環境保全・医療環境の分野でビジネスを行なっているのが特徴です。

「省エネで地球に優しい設備機器」をどんどん開発しており、環境に配慮した自社商品を開発しているのがウリです。


荏原実業は「環境」を重視した会社として知られており、環境関連事業(メーカー事業)は全体売上高の30.1%を占めています。(2013年12月期のデータ)

公共の浄水所、下水処理場などで点検や工事を行なって地域の水環境を守っている荏原実業は「地球環境を守る会社」として評価することが可能です。

水処理関連事業では西日本エリアのシェアが全体の1%で大変低いのですが、今後は西日本エリアを開拓して利益額を増やす予定です。

 

【環境問題に取り組んでおり、安定決算を維持しているのが長所】

荏原実業の事業内容を分析すると「環境問題解決ビジネス」を行なっている事実に気づきます。

商社事業では「省エネ」を意識した商品を販売して利益を上げており、どの事業でも「環境」がメインテーマになっているのです。

環境を守る商品を売り、環境に優しい施工を行なう荏原実業は安定利益を維持している優秀企業です。

成長力に長けているわけではありませんが、荏原実業のような株は「安心して株を保有することができる」のがウリです。環境改善ニーズは決してなくなることはないですし、今後も省エネが長所の商品を販売すれば安定利益を確保することができると予測しています。

 

【荏原実業の財務分析】

荏原実業は2011年から2013年にかけて黒字経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は287億7000万円、営業利益は11億3000万円、経常利益は12億1300万円で売上高や営業利益を堅調に伸ばしています。ただ、純利益は7億2200万円に低下しました。

今期は増益が予測されています。

環境保全分野のリーディングカンパニーを目指している荏原実業は、M&Aを検討している状態です。まだ検討段階ですが、企業買収を通じて自社グループの底力をアップするのは良策です。

財務面はあまり良くないです。

自己資本比率は33.4%。有利子負債額は13億8500万円です。

 

【荏原実業株に向いている投資スタイル】

荏原実業は安定配当を支払っているので、「安定したインカムゲインが欲しい投資家」と相性が良いのです。

ただ、自己資本比率が低く財務状態が良くないので、安定配当を求めるのであればもっと財務面が秀でた株の購入を検討した方が良いと思いました。

成長力に長けているわけでもない荏原実業は色々と微妙な株です。

環境を意識したビジネスは非常に素晴らしいのですが、株として評価するとあまり能力は高くありません。

現在の予想配当利回りは2.72%ですが、高配当株として評価できるわけではないのでやはり微妙です……。

(上記の情報は2014年6月22日に記載しました)


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