イーブックイニシアティブジャパン (3658)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社イーブックイニシアティブジャパン
(いーぶっくいにしあてぃぶじゃぱん 英称:eBook Initiative Japan Co.,Ltd)
・証券コード 3658
・業種     情報・通信業
・決算    1月
・設立年 2000年5月
・上場年 2011年10月

・1株価格1175円(4/11終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約11万7500円

・予想PER37.42倍、実績PBR2.78倍、予想配当利回り0%、予想株主優待利回り0.8%

管理人評価C

【会社紹介】

イーブックイニシアティブジャパンは電子書籍販売サイトを運営している会社です。


国内有数の大きさを誇る電子書籍サイト「eBookJapan」を持つイーブックイニシアティブジャパンは、電子書籍の販売で利益を得ています。

従来の本は紙でできており、地球環境の悪化が懸念材料となっていました。

「エコ」を追求して発足したイーブックイニシアティブジャパンは、「電子書籍」という地球に優しい本を販売して利益を上げているのが強みです。ウインドウズパソコンやマックPCなどでも電子書籍を楽しむことができ、「幅広い端末で電子書籍が読める」のがウリです。

20万冊を誇る取扱書籍は圧倒的で、業界最多の品揃えを誇る漫画本が主力商品になっています。

イーブックイニシアティブジャパンは順調な歴史を歩んできた会社ではありません。

いち早く「電子書籍の可能性」に気づいたのは良いのですが、創業当初は赤字続きの毎日が続いていました。「漫画は本で読むのが当たり前だ!」という意見が主流を占めており、時代がイーブックイニシアティブジャパンに追い付いていなかったのです。

しかし、アップル社がアイパッドを発表した影響により、「電子機器を使用して漫画を読む」という文化が世の中に広まりました。私も電子書籍を読むことが度々ありますが、時代は紙ではなく電子だと実感しています。

電子書籍に関しては様々な意見が存在します。

「やはり紙の魅力には勝てない」と主張する人も多くいらっしゃいますが、本当にそうでしょうか?

今や人間は「電子機器で活字を読む文化」に慣れています。無声映画が有声映画に変化し、モノクロアニメがカラーアニメへと進化した歴史を見ても分かるとおり、「紙の本が電子書籍になる」のは完全なる時代の変化です。

私は「紙で活字を読む文化」が将来廃れると思っています。

紙にこだわっていた時期もありますが、電子書籍で本や漫画を読んでもクオリティは変わりません。今のところ電子書籍で漫画を読んだ方が圧倒的に読みやすく、場所も取らないので「電子書籍の時代が来る」のは当たり前だと思っています。

そう考えるとイーブックイニシアティブジャパンの行なう電子書籍事業はかなり有望なビジネスだと判断することができます。

不朽の名作を数多く揃え、何年経っても作品が劣化しない電子書籍は大きな可能性を秘めているのです。

【電子書籍の時代は来るのか? 電子書籍の未来を分析!】

私は「電子書籍の未来が来る」と予測している人間ですが、従来の本とは異なる電子書籍の魅力を解説させていただきます。

まず、電子書籍は「保管場所不要」という点が非常に大きいと感じています。

本好きの方なら納得していただけると思いますが、従来の本は「保管場所」に困るのが常でした。本が好きな人ほどたくさん本を保存したくなってしまいますが、それ相応のスペースが必要になるのが懸念材料だったのです。

しかし、電子書籍は保管場所が不要です。

しかもいつでも本を読むことができ、何百冊もの本のデータを「持ち歩く」ことも可能なので普通の本より利便性に長けているのです。紙で作られた本は「紙の質が劣化する」という難点を抱えていましたが、電子本はそのような心配は不要です。


何十年経っても品質が悪化することはないのです。電子本市場は年々拡大し続けており、「電子本販売は成長分野」に属しているのです。

これは成長株投資を行ないたい人にとって良い情報になります。

成長株に投資したければ「メインビジネスの業界が発展しているのが重要」になりますが、イーブックイニシアティブジャパンは成長市場に身を置いているのが良いです。

業界屈指の漫画本を取り揃えているという強みを駆使し、年々売上高を高めているのがイーブックイニシアティブジャパンという会社です。

【イーブックイニシアティブジャパンの財務分析】

イーブックイニシアティブジャパンは2011年から2014年にかけて売上高を伸ばし続けています。

2014年通期決算の売上高は41億5500万円、営業利益は4億5000万円、経常利益は4億2700万円で、売上高と営業利益は昨年度より増加していますが、経常利益は低下しています。純利益は2億5300万円まで伸びており、悪くない結果を残しました。

来期も増益が期待されています。

スマートフォンやタブレットが普及した影響により、売上高を伸ばしているのがプラスポイントです。しかし、競合が激しく値引き販売が増えたことによってまだまだ予断を許さない状況が続いています。

財務面は優秀です。

自己資本比率は62.1%。有利子負債額はゼロです。

【イーブックイニシアティブジャパン株に向いている投資スタイル】

イーブックイニシアティブジャパンは成長株投資を実行するのがお勧めです。

売上高や営業利益は持続的発展を維持しているので、成長株投資を行なう条件は揃っています。電子書籍の拡大を確信している方はイーブックイニシアティブジャパンの株を長期保有するのが良いでしょう。

財務面も優秀で長期投資に向いていますが、株として評価すると微妙です。

PER値やPBR値が高すぎて割安株投資を実行することはできません。それと成長率がそこまで高くないので、短期間で大きな成長を期待するのは向いていないと思います。

予想配当利回りも0%で配当金収入には期待できないのですが、株主優待が貰える点に注目しましょう。イーブックイニシアティブジャパンは「長期優待制度」を整えているので、長期投資家にとって魅力的な株だと判断することができます。

電子書籍が好きな人とイーブックイニシアティブジャパンは相性が良いのです。

【イーブックイニシアティブジャパンの株主優待】

1月の権利確定日にイーブックイニシアティブジャパンの株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・100株以上保有で1080円相当の「eBook図書券」

・500株以上保有で2160円相当の「eBook図書券」

・2000株以上保有で3240円相当の「eBook図書券」

eBook図書券はイーブックイニシアティブジャパンが運営するサイト「eBookJapan」で利用することができます。

【1年以上、3年未満保有の株主の場合】

・100株以上保有で2160円相当の「eBook図書券」

・500株以上保有で3240円相当の「eBook図書券」

・2000株以上保有で4320円相当の「eBook図書券」

【3年以上保有している株主の場合】

・100株以上保有で3240円相当の「eBook図書券」

・500株以上保有で4320円相当の「eBook図書券」

・2000株以上保有で5400円相当の「eBook図書券」

参照URL http://corp.ebookjapan.jp/ir/yutai.html

(上記の情報は2014年4月14日に記載しました)


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