エコナックホールディングス (3521)

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・上場市場 東証1部
・会社名  エコナックホールディングス株式会社
(えこなっくほーるでぃんぐす 英称:Econach Holdings Co., Ltd.
・証券コード 3521
・業種     不動産業
・決算    3月
・設立年  1926年12月
・上場年  1949年6月


管理人評価E

【会社紹介】

エコナックホールディングスは不動産事業などを行なっている会社です。

子会社の「日本レース株式会社」は繊維事業や化粧品事業を手かげており、化粧品事業はエコナックホールディングスの重要な業務になっています。繊維事業では女性向けのアウターウェア刺繍レースの企画販売を中心に展開していました。

化粧品事業では化粧品や医薬品の製造受託を行なっており、シャンプーやリンスなども開発しています。

ゴルフ事業も手かげており、「伊豆スカイランカントリー倶楽部」は歴史あるコースとして多くのゴルファーに親しまれているのです。ゴルフ場から富士山が見えると評判が高く、プレーだけではなく美しい景色が楽しめるのが強みです。


【多角事業がウリのエコナックホールディングス】

エコナックホールディングスは多角事業を通じて利益を上げている会社です。

昔は繊維製品業種に属していたのですが、2008年に不動産業に変更しました。不動産業では都内を中心とした不動産売買を行なっており、貸賃事業を通じて堅実な利益を手に入れています。

「常にチャレンジ精神を持ち、新たな分野へと積極的に取り組み、企業グループの発展を目指す」という経営理念を掲げているエコナックホールディングスは多角事業を積極的に推し進める方針を貫いています。

多角事業を行なっているから大企業という認識は間違いです。現在のエコナックホールディングスの従業員数は49名で、東証1部に上場しているのが驚きだと感じる従業員数です。

こういう会社は非常に珍しく、なかなかレアな株だと言えるでしょう。レア度だけで言えばSランクをつけたいのですが、株式投資は珍しさを競うゲームではありません。

【エコナックホールディングスの財務分析】

エコナックホールディングスは黒字経営を続けている会社です。

2013年の売上高は9億2700万円で、前年度と比較して売上高が落ちてしまいました。純利益も8900万円まで低下しているので成長企業として評価することができません。黒字経営を維持しているのはプラスポイントですが、会社の規模がとても小さいのは残念です。

刺繍レースの生産はストップしており、企画に特化しています。ゴルフ場事業は好調で確かな利益を出しているのが強みです。

化粧品事業はヒット商品が生み出せないのが原因で不振が続いています。本店事務所を閉鎖して経費を削減していますが、見通しは明るいとは言い切れません。

不動産事業は新規物件を積極的に獲得して収益増を狙っています。

意外と言っては失礼ですが、財務面はかなり優秀です。

自己資本比率は73.1%。3億100万円の有利子負債が存在するのは難点ですが、売上高と比較するとそこまで大きい有利子負債額ではありません。財務健全性に長けた企業として高く評価することができます。

【エコナックホールディングス株に向いている投資スタイル】

率直に言うとエコナックホールディングス株を長期投資するのはお勧めできません。ビジネスの強みを見つけるのも難しく、主力事業がパッとしないのが原因になります。

2013年11月30日の株価は54円で、超低位株に属しています。配当金は無配の状態が続いており、インカムゲインを期待することはできません。財産株として保有する手段もありますが、配当金収入を得られない株を財産目的で保有するのは全くお勧めできません。

エコナックホールディングス株で儲けたければ売却益狙いの投資を実行するしかないのです。デイトレードやスイングトレードを通じて利益を上げるのが1番です。間違っても不労所得に期待してはいけません。

株主優待制度もないため、長期保有するメリットがほとんどないのが難点です。

成長株であれば一発逆転を狙って長期投資することもできますが、一発を狙う価値がある株だとは思えません。やはり短期売買目的で株を取引するのがベストです。

(上記の情報は2013年11月30日に記載しました)


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