エコス (7520)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社エコス
(えこす 英称:Eco’s Co., Ltd.)
・証券コード 7520
・業種     小売業
・決算    2月
・設立年  1984年9月
・上場年  1996年10月


管理人評価C

【会社紹介】

エコスはスーパーマーケットを運営している会社です。

グループ会社の「株式会社たいらや」はスーパーマーケットのたいらやを経営しており、人にやさしい店作りを目指しています。身体が不自由な方でも便利に買い物できるように専用駐車場や専用トイレを設置しており、地元民に親しまれる店作りを実現しています。


他にもベビーカーを用意したり、入口の段差をなくしたり、休憩コーナーを設置したりして快適な買い物を楽しめる場所を提供しているのが強みです。

また、エコスグループは環境問題に対する取り組みも行なっています。ペットボトル回収ボックスを設置して再資源化を可能にし、生ごみをリサイクルする活動にも取り組んでいるのです。

エコスは商品の充実化にも力をいれていますが、「お客様に対する思いやり」がとても優れている会社として捉えることができます。小売業は数多くのお客様を確保するのが重要になりますが、エコスは思いやりを通じて多くのリピーターを得ることに成功しているのです。

商品に関しては「安心、安全、健康」という3つのキーワードを重視しています。「正しい商売」を社是に掲げているエコスは、地域密着型の経営を通じてお客様に感謝されるビジネスを行なっているのです。

【M&Aで規模を拡大したエコス】

エコスは他社を買収して少しずつ会社規模を拡大してきたのです。

M&A戦略や地域密着型戦略などを通じて業績を伸ばしてきたエコスですが、現在は「地域最適店舗展開」を基本方針にしています。

つまり、地域に適した店を作って地域ニーズに応えるのが目的になっているのです。この戦略は地域密着型経営を成功させるのに非常に重要で、皆から親しまれるスーパーを運営する上でとても大切になります。

私はエコスの社是を高く評価しています。結局永続的に続くビジネスは「人に感謝されるビジネス」に限られるのです。エコスのように多くの人から信頼されるスーパーを経営している会社は、これからも生き残る可能性が高いです。

消費税の増加や同業他社の躍進によって小売業界そのものが厳しいのは事実です。しかし、エコスのように「正しい商売」を続けられる会社は激動する時代でも期待が持てます。どれだけ時代が変化しても最終的に輝くのは「皆が感謝するビジネスです。

エコスの財務分析】

エコスは2010年に赤字決算を出し、2011年まで赤字経営を続けていましたが2012年通期決算で黒字を出すことができました。

2013年通期決算の売上高は1077億7300万円で、売上高は前年度と比較して下がっています。しかし、営業利益は16億900万円で純利益は5億9100万円まで拡大しているのです。1株益は60.8円まで増えており、成長企業として評価することも可能です。

業界の激しい競争に対処するために、不採算店を閉店して利益重視の経営を行なっています。不採算店を減らすことによって来期は営業益が増加することが予測されます。

また、新給湯システムを利用して光熱費を削減しています。

財務面は悪く、自己資本比率は19.1%です。有利子負債は140億4400万円もあり、64億9700万円の自己資本と比較するとかなり有利子負債の額が多いと判断することができます。もう少し有利子負債を減らして財務状態を健全化しないと長期保有するのも心配になります。

【エコス株に向いている投資スタイル】

エコスは割安株投資に向いています。成長性や財務力は高く評価することはできませんが、割安性に長けているのは魅力です。中期投資や短期投資を行なって売却益を狙うのがお勧めです。

現在の予想PERは10.03倍で実績PBRは0.92倍となっています。PBR値が1倍以下になっているので割安株投資に向いているという判断になりますが、逆に言うとそれ以外の魅力が薄いのが残念です。

2009年から2013年にかけて1株あたり10円の配当金を安定的に支払っているのは評価できますが、財務面が良くないので今後が少し心配です。

財務優良株であれば「安定したインカムゲインを狙うために長期投資する」という選択もアリになりますが、現在の財務状態だと長期投資するのに不安が残ります。

【エコスの株主優待】

2月か8月の権利確定日にエコス株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。(年に2回受け取れます)

・100株以上保有で100円分の優待券30枚。または、コシヒカリ2kg。

・1000株以上保有で100円分の優待券100枚。または、コシヒカリ4kg。

・10000株以上保有で100円分の優待券30枚。または、コシヒカリ2kg。

優待券は1000円毎の買い物につき、1枚利用することが可能です。また、優待券を全て送り返すとコシヒカリを貰うことができます。

参照URL http://www.eco-s.co.jp/03kaisya/033yutai.html

(上記の情報は2013年12月15日に記載しました)


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