エディオン (2730)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社エディオン
(えでぃおん 英称:EDION Corporation
・証券コード 2730
・業種     小売業
・決算    3月
・設立年  2002年3月
・上場年  2002年3月


管理人評価D

【会社紹介】

エディオンは業界3位の地位を築いている家電量販店チェーンです。


2002年に株式会社デオデオと株式会社エイデンが共同で設立した会社が株式会社エディオンです。他会社を子会社化や関連会社化して企業の競争力を高めました。

事業内容は幅広く、携帯電話販売事業を行なう株式会社エディオンコミュニケーションズや太陽光発電システム事業を手がけている株式会社エディオンハウスシステムなどが協力して企業利益を高める努力を続けています。

時代は家電量販店を歓迎しているとは言い難い流れが続いています。

ネット通販ビジネスが躍進し、家電量販店はネットビジネスとの競争が激しくなっているのです。そんな中、エディオンは原点回帰を目的として「おもてなしの心」を大切にする経営方針を打ち出しました。

おもてなしの心を通じて丁寧な接客を心がけ、お客様に愛される店舗づくりを目指すのです。

エディオンは販売だけではなく、商品やサービスも含めて総合的にお客様の満足度向上を図ることを意識しています。商品のサポート体制を確立し、お客様第一主義の実現に向けて努力している会社がエディオンです。

【厳しい家電量販店ビジネス】

家電量販店ビジネスはかなり厳しい状態が続いています。エディオンも時代の波に飲まれるように業績が悪化しており、「家電量販店ビジネスはもう限界だ!」と主張している人も多いのです。

家電量販店のショールーム化が問題になっており、家電量販店の商品を買わないお客様が増えているのです。家電量販店で販売している商品をチェックし、家に帰ってネットで商品を購入するお客様が多くなっているのです。

ネット通販システムが発達し、直にダメージを受けているのが家電量販店ビジネスを行っている会社です。エディオンは「おもてなしの心」を大切にして安定成長を遂げようと考えていますが、苦境を乗り越えることができるのか疑問に思うのが正直なところです。

3Dテレビのような魅力的な新商品が販売されれば家電量販店も息を吹き返しますが、ネット通販ビジネスにシェアが奪われている状況はどうしようもありません。

家電量販店にとって目を覆いたくなる状態が続いていますが、この難境をどう乗り切るのかエディオンの今後に注目です。

【エディオンの財務分析】

2013年の通期決算はエディオンにとって絶望的な結果となりました。

26億4000万円の赤字を出してしまい、売上高も低下してしまったのです。今まで黒字経営を続けてきたエディオンですが、時代の荒波に飲み込まれるように黒字体質が崩壊してしまったのです。

2011年の通期決算は263億3900万円の営業利益を記録しましたが、2013年通期決算の営業利益は24億7600万円の赤字になっています。本業で利益が出せない会社は危険です。顧客満足度の向上だけで家電量販店ビジネスの問題点が払拭できるのかが疑問です。

2014年通期決算は黒字回復する可能性がありますが、人員減や給与減を行なって黒字回復を果たしても大して評価できません。ビジネスモデルが陳腐化しつつある現状を変えることはできないからです。

財務面は微妙です。

自己資本比率は36%。有利子負債は1237億円ありますが、エディオンの売上と比較するとそこまで有利子負債が多いわけではありません。しかし、有利子負債が経営の足を引っ張っているのは事実なので、楽観視することはできないのです。

財産株として評価するのは危険です。財産株や資産株目的で株を買う場合、自己資本比率がもっと高い株を狙うのがお勧めです。

【エディオン株に向いている投資スタイル】

エディオン株は株主優待目的の方に向いています。

残念ながら成長株として評価することはできません。赤字決算を出したのも痛手ですが、それ以上に大きいのが「ネット通販ビジネスに負けている現状」です。テクノロジーが進化することによって衰退企業が必ず生まれるのが世の常ですが、エディオンもその可能性がゼロとは言い切れません。

資産株としても評価できず、成長株として投資するのも危険だと判断できるのでエディオン株を長期保有するのはお勧めできないのです。株主優待目的なら別ですが、どちらにせよ安全株が欲しければエディオン株への投資は見送るのが賢明になります。

【エディオンの株主優待】

3月の権利確定日にエディオンの株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・100株以上保有の株主に対して500円分の株主優待券6枚(合計3000円)

・500株以上保有の株主に対して500円分の株主優待券20枚(合計10000円)

・1000株以上保有の株主に対して500円分の株主優待券30枚(合計15000円)

・2000株以上保有の株主に対して500円分の株主優待券40枚(合計20000円)

・5000株以上保有の株主に対して500円分の株主優待券50枚(合計25000円)

・10000株以上保有の株主に対して500円分の株主優待券100枚(合計50000円)

上記の株主優待券は2000円以上の買い物につき、2000円ごとに1枚利用することができます。

参照URL http://www.edion.co.jp/ir/kabunushi.html

(上記の情報は2013年11月26日に記載しました)


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