イーピーエス (4282)

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・上場市場 東証1部
・会社名  イーピーエス株式会社(いーぴーえす
・証券コード 4282
・業種     サービス業
・決算    9月
・設立年  1991年5月
・上場年  2001年7月


管理人評価B

【会社紹介】

イーピーエスは新薬の臨床試験を請け負ったり、医薬品の販売支援を行ったりしている会社です。


イーピーエスのメイン業務である臨床試験受託業(CRO)は統計解析や開発業務も行っています。臨床試験におけるCRO業務の全てに対応しているイーピーエスは専門業務のプロフェッショナルと言える存在です。イーピーエスはとても規模が大きい会社なので、日本だけではなくアジアでも臨床試験支援に取り組んでいるのです。

イーピーエスはアジアを中心に臨床開発支援サービスを提供しており、コンサルティング業務も行っています。

また、医療機器開発支援サービスも行っているイーピーエスは数多くの製薬会社のパートナーとなる存在です。「健康産業の発展に貢献する」という企業理念を抱えているイーピーエスは、論理性を重視して企業活動を継続しているのです。

【持続的成長を目標にしているイーピーエス】

イーピーエスで注目したい経営方針は「持続的成長」という部分です。経営戦略を長期的に練っており、持続的成長を達成することによって企業価値の向上に努めることを目標にしています。この方針は長期で株を保有したい方と相性が良いでしょう。

中長期的な成長を成し遂げるために医薬品開発のフルサポート体制を推し進めています。企画の段階から始まり、薬事申請まできっちり行なうサポート会社として活躍することが期待されています。

また、配当性向は30%を維持しており、利益が出た分だけ株主の配当金を増やすという方針を貫いています。グループ一丸となって会社に利益をもたらす「人財」を育成することを心がけているイーピーエスは、長期的に成長するための努力を怠っていないのです。

【イーピーエスの財務分析】

イーピーエスは順調な成長を遂げてきた会社です。

2010年から2012年にかけて売上高は右肩上がりに伸び続けており、営業利益も増加することに成功しています。2012年の通期決算の営業利益は51億7400万円で、純利益額も22億700万円と前年度と比較して業績を上げているのが分かります。

しかし、2013年通期決算の予想利益は12億7000万円と、成長に陰りが見えてしまいました。

それでも黒字経営を行っている事実に変わりはありません。配当性向を定めている会社なので利益が減ると配当金収入が減ってしまうのは痛手ですが、長期的に成長することを考えるのであれば今は我慢の時期です。

会社の本領が発揮されるのは利益が低迷したときです。一旦利益額が落ち込んでしまっても、再度経営を立て直すことができれば株価のV字回復も期待できます。

財務面はとても優秀です。

自己資本比率は62%で、優秀企業の仲間入りを果たしています。有利子負債が20億3000万円なのに対して、自己資本は164億900万円もあるのです。自己資本がとても多い会社なので、財務状態が良好のまま会社を成長させることは不可能ではないでしょう。

CROの大型案件が減ってしまったのは気がかりですが、長期成長のキモであるフルサポート体制が上手く稼働し始めたら大躍進を実現することも可能です。

【イーピーエス株に向いている投資スタイル】

イーピーエスは長期投資に向いています。企業の経営方針と長期投資家のスタイルが見事にマッチしているので、会社の継続成長に期待したい方は長期投資に徹するのがお勧めです。

配当金狙いでも構いません。利益額が増えれば増えるほど株主に対する配当還元も増加するので、会社の成長をまったりと見守る感じで株を保有するのがお勧めです。成長株として評価するのが1番ベターになりますが、安定株として評価することも可能です。

財務状態が健全な会社ですし、黒字経営を続けているのは高ポイントです。イーピーエス株は安定したインカムゲインを確保したいと思っている投資家と相性が良いのです。

(上記の情報は2013年10月19日に記載しました)


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