エイチ・ツー・オー リテイリング (8242)

LINEで送る
Pocket

・上場市場 東証1部
・会社名 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社
(えいち・つー・おー りていりんぐ 英称:H2O Retailing Corporation)
・証券コード 8242
・業種     小売業
・決算    3月
・設立年  1947年3月
・上場年  1949年5月


管理人評価B

【会社紹介】

エイチ・ツー・オー リテイリングは「阪急阪神東宝グループ」に属しており、百貨店事業を展開しています。エイチ・ツー・オー リテイリングは持株会社として活躍しています。

百貨店事業が中心事業になりますが、スーパーマーケット事業やホテル経営なども行なって多角的に利益を上げる体制を築き上げています。

主力の百貨店事業は株式会社阪急阪神百貨店が行なっており、阪急百貨店11店舗と阪神百貨店4店舗を運営しています。


関西地域のシェア獲得に強く、地域密着を意識した経営を続けているのです。土地柄から阪神タイガースを応援する傾向が強く、2008年に阪神タイガースが優勝したときは優勝セールを開催しました。

阪神タイガースという人気球団が優勝すれば、百貨店事業も特別需要を生み出すことができるのです。

スーパーマーケット事業もエイチ・ツー・オー リテイリンググループの重要な収入源になります。株式会社阪食がスーパーマーケットを経営しており、他のグループ企業と協力体制を確立して他社では真似することのできないグループ力を発揮しています。

エイチ・ツー・オー リテイリングはグループ全体の組織力に秀でている会社です。

【多角経営に強いエイチ・ツー・オー リテイリング】

エイチ・ツー・オー リテイリングはグループ会社が切磋琢磨し合って利益を生んでいるのが特徴です。

PM事業では百貨店のノウハウを活かして商業施設やホテルを経営しています。お客様を大切にする精神が重要になるホテル経営ですが、接客の心構えの基本は百貨店ビジネスと同じです。

サービスという持ち味を活かし、お客様に快適な時間を提供するビジネスを行なっているのです。

関連事業の幅も非常に広く、電子商品券の販売業務や100円パンの販売ビジネスなども行なっています。様々な業態を通じて利益を上げているエイチ・ツー・オー リテイリングは、組織力を武器にグループ全体の収益力を強化しています。

【エイチ・ツー・オー リテイリングの財務分析】

エイチ・ツー・オー リテイリングは黒字経営を維持しており、近年の決算状況が非常に良いのです。

2012年は純利益額が10億5700万円まで低下しましたが、翌年は62億円まで純利益がアップしています。2013年通期決算の売上高は5251億5400万円まで成長しており、営業利益は106億7000万円まで高まっているのです。

1株益は31.9円を記録しており、来期は更に1株益を伸ばすことが予測されます。

同業他社も同様の傾向があるのですが、高額品の売れ行きがとても良いです。日本の景気が向上した影響を受けて高額商品の需要が高まったのでしょう。阪急梅田本店は外国人観光客を更に取り込んで利益を伸ばす予定です。

財務面もなかなか良いです。

自己資本比率は52.5%。有利子負債額は415億1200万円で、売上高と比較するとかなり少ない有利子負債になります。財務状態が良いので長期保有する価値が高いのです。

【エイチ・ツー・オー リテイリング株に向いている投資スタイル】

エイチ・ツー・オー リテイリングは成長株投資が向いていますが、安定成長を期待するのであれば他の株を探すのがお勧めです。

過去5年間の決算内容を分析したのですが、利益額が上下に揺れ動いている状態でした。

順調に利益額を伸ばし続けてきたわけではないので、安定成長株であると評価することはできないのです。景気が悪化したら自社業績も低下する可能性が高いため、現在の決算内容に慢心するのは危険です。

現在の予想配当利回りは1.49%で、かなり微妙です。

インカムゲイン狙いの投資だと物足りなさを感じてしまうので、売却益を狙う戦略を実行すべきです。成長中の大企業株が欲しければエイチ・ツー・オー リテイリングが適しています。

【エイチ・ツー・オー リテイリングの株主優待】

3月の権利確定日にエイチ・ツー・オー リテイリング株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・1000株以上保有で買物優待券10枚(百貨店は10%割引で食品スーパーは5%割引)

・3000株以上保有で買物優待券20枚(百貨店は10%割引で食品スーパーは5%割引)

・1000株以上保有で「阪急キッチンエール」入会優待券1枚

参照URL http://www.h2o-retailing.co.jp/yutai/index.html

(上記の情報は2014年1月2日に記載しました)


スポンサードリンク