壱番屋 (7630)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社壱番屋
(いちばんや 英称:ICHIBANYA CO., LTD.)
・証券コード 7630
・業種     小売業
・決算    5月
・設立年  1982年7月
・上場年  2000年2月


管理人評価B

【会社紹介】

壱番屋は「カレーハウスCoCo壱番屋を運営している会社です。直営だけではなく、フランチャイズ展開も行なっているのが特徴になります。


ココイチという略称で親しまれているカレーハウスCoCo壱番屋は、カレーの辛さや量を自分で調節することができます。「カレーならココが1番や!」というキャッチコピーがありますが、これは店名と絡めているのです。

期間限定メニューも販売しており、リピーターを増やすための戦略も取っています。

ココイチの1番の長所は「自分だけのオリジナルカレーが楽しめる」という点でしょう。普通のカレー店は店独自のカレーを提供するのがほとんどですが、ココイチはオリジナルカレーを注文することが可能です。

激辛好きの方は10辛という超激辛カレーを食べることができますし、辛さ控えめのカレーが食べたい方は甘口を選ぶことができます。

自分オリジナルカレーを注文できるので、様々なニーズに対応することができます。カレーは「好みが分かれやすい食べ物」として広まっていますが、壱番屋は個人の嗜好に合わせた店舗運営を心がけているのです。

オリジナルカレーが食べられるという特徴のお陰で、壱番屋はここまで会社規模を拡大したと言っても過言ではないのです。

トッピングも充実しています。

チーズインハンバーグやソーセージ、トマトアスパラやたっぷりアサリなど、肉や魚介類もトッピングできるのが強みです。来店ごとに違った味を楽しめるのでココイチのファンになっている人は多く、壱番屋は衰退を続ける外食業界で輝き続ける存在になっているのです。

【毎日食べても飽きないカレー】

ココイチの魅力は「毎日食べても飽きない」ということです。この戦略はサイゼリヤハイデイ日高も実行しており、リピーター確保に重要なのは「飽きない味」であることが分かります。

カレーは毎日食べると飽きますが、ココイチはトッピングや辛さ調整機能を通じてお客様を飽きさせないシステムを整えているのがポイントです。お客様が飽きないから何度も店舗に足を運んでいただき、多くのリピーターを確保することができるのです。

また、壱番屋はフランチャイズビジネスも積極的に行なっており、「ブルーシステム」という独自のシステムを築いています。このブルーシステムは店舗オーナーにふさわしい社員を育成し、人事や経理能力を身につけた後に独立させるという制度です。

ブルーシステムを通じて育成された経営者は店舗運営のノウハウに長けているため、ココイチの運営も上手くいきやすいのです。

フランチャイズで成功するために重要なのは「本部の方針を理解する」ことになりますが、元が壱番屋社員なのでマインド面はバッチリです。平均約5年で独立できると言われているブルーシステムは、優秀な経営者を育てるのに役立っているのです。

直営店とフランチャイズ店を通じて利益を上げているのが壱番屋です。壱番屋のビジネスモデルは「幅広いお客様に受け入れられる」のが強みです。

【壱番屋の財務分析】

壱番屋は安定経営を実現している会社で、売上高を増やし続けているのが注目ポイントです。

2013年通期決算の売上高は399億8900万円、前年度よりも売上高が向上していますが営業利益と経常利益は低下しています。純利益は21億6400万円で、こちらも前年度と比較すると利益額が落ちているのです。

2011年通期決算から1株益の推移を見てみると2011年は130.2円、2012年は140.0円、2013年は135.6円と、1株益が大して変化していないのが分かります。以上のデータを分析すると、壱番屋は「成長性に秀でていないが、安定経営を続けている会社」として評価することができるのです。

店舗は順調に増えており、海外店も増加しています。新メニューの評判は良いのですが、原材料であるお米の値段が向上したのが気になります。また、定番メニューを変えてフレッシュさを演出し、トッピングを増やして新規客を増やす戦略を取っています。

財務面はとても優秀です。

自己資本比率は72.9%。有利子負債は驚愕のゼロで、無借金経営を貫いている財務優良企業が壱番屋です。ここまで財務状態に秀でていると財産株として投資する価値も上がります。非常に優秀な会社なので、投資する価値は高いと判断することができるのです。

【壱番屋株に向いている投資スタイル】

壱番屋は安定株投資に向いています。安定業績を残しているのも素晴らしいですし、財務面が良好なのは安定株投資に適している証拠になります。

成長株投資には適していません。

成長性に長けているわけではないので、成長株が欲しければ他の株に投資した方が良いでしょう。壱番屋の魅力は「安定したインカムゲインが期待できる」という点です。株主優待制度も確立しているので資産株の1つとして保有することをお勧めいたします。

主力株として活躍してもらうよりも、1単元保有してバックアップ株として活躍してもらうのがお勧めです。配当利回りと株主優待利回りを合計しても2.56%にしかならないので、主力株として期待するのは少々荷が重いのです。

【壱番屋の株主優待】

5月か11月の権利確定日に壱番屋の株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。(年2回)

・100株以上保有で1500円相当の優待券

・500株以上保有で5000円相当の優待券

・1000株以上保有で10000円相当の優待券

また、壱番屋の店舗数が100店舗の整数倍になる度に、優待券が追加されます。(100株以上1000円追加、500株以上2500円追加、1000株以上5000円追加)

参照URL http://www.ichibanya.co.jp/comp/ir/stockholder/index.html

(上記の情報は2013年12月19日に記載しました)


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