インターネットイニシアティブ 【IIJ】(3774)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社インターネットイニシアティブ【IIJ】
(いんたーねっといにしあてぃぶ 英称:Internet Initiative Japan Inc)
・証券コード 3774
・業種     情報・通信業
・決算    3月
・設立年 1992年12月
・上場年 2005年12月

・1株価格2442円(5/2終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約24万4200円

・予想PER23.75倍、実績PBR1.96倍、予想配当利回り0.9%

管理人評価C

【会社紹介】

インターネットイニシアティブは、日本で初めてインターネット接続サービスを提供した会社です。


日本で存在しなかったインターネット事業を「ゼロ」から作り上げた実績があるインターネットイニシアティブは、先進的なサービスを提供して利益を上げてきました。新しいことに挑戦し、新スキルを活かす経営術は多くの企業が見習いたい長所になります。

課金・認証システムやサービス品質保証制度などはインターネットイニシアティブが初めて開発したものであり、現在は当たり前のサービスとして日本に浸透しています。

ダイアルアップIPサービス、ファイアウォールサービスなどを提供したのもインターネットイニシアティブが日本で初めてです。

「ネットワーク利用で発生するニーズに対し、すぐに応えられる会社」を目指しているインターネットイニシアティブは、インターネットが発達している現代で追い風を受けている状態です。

鈴木幸一代表取締役会長は「技術者のウデこそが財産」と述べています。

私もこの意見に賛成で、会社を大きくしたければ優秀な人材を多く確保することが重要になります。インターネットイニシアティブは人材の重要性をよく理解しており、インターネット世界を構築する優秀な人間を採用する意欲が高いのです。

【売上高を伸ばし続けるインターネットイニシアティブの経営戦略とは?】

インターネットイニシアティブは2011年から2013年にかけて売上高を伸ばし続けています。

他社に先行してクラウドサービスを提供しているのが強みで、クラウド売上高は右肩上がりに伸びている状態です。

「日本のインターネットはインターネットイニシアティブから始まった」と自負しており、インターネットの歴史を作り上げたのが自慢です。

お客様が一部のサービスしか利用していない現状をどうにかしたいと考えており、「新ニーズを開拓して提供サービスを増やす」ことを経営戦略に設定しています。サービス利用率を底上げして利益額を高める戦略を練っているのは悪い判断ではありません。

新ニーズの開拓に意欲的な点もプラス要素になります。

成長を遂げたければどんどん新しいサービスを提供することが重要になりますが、優秀な人材が揃っているインターネットイニシアティブは新しいサービスを開発する環境が整っている状態です。

【インターネットイニシアティブの財務分析】

インターネットイニシアティブは2011年から2013年にかけて利益額を伸ばし続けています。

2013年通期決算の売上高は1062億4800万円、営業利益は77億5200万円、経常利益は77億5600万円で前年度と比較して売上高が増加しています。純利益も53億円に拡大しており、かなり良い結果を残しています。

今期は減益が予測されています。

人件費、開発費が重くのしかかっており、適正な利益を出せなかったのが減益理由になります。今後はアジアに拠点を持つ企業を中心に支援していく予定です。

財務状態はそこそこ良いです。

自己資本比率は58.5%、有利子負債額は189億5000万円で有利子負債額を更に削減するともっと財務状態が良くなります。

【インターネットイニシアティブ株に向いている投資スタイル】

インターネットイニシアティブは優秀な会社ですが、株として評価すると微妙です。

今期の減益が濃厚で持続的成長という武器が薄れてしまったのが痛いです。更に現在の株価も割高な状態であり、予想配当利回りも0.9%と低いです。

売却益狙いの投資や配当金狙いの投資で成果を上げるのが難しく、インターネットイニシアティブは取扱難易度が高い株に該当するのです。

再成長に期待した長期保有を実行するのが得策になります。

行なっているビジネスは将来性が非常に高いので、そこまで悲観的に株を分析する必要はないのですが、株としての総合能力を分析すると上級者向けである事実は拒めません。

(上記の情報は2014年5月6日に記載しました)


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