アイロムホールディングス (2372)

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・上場市場 東証1部
・会社名   株式会社アイロムホールディングス
(あいろむほーるでぃんぐす 英称:I’rom Holdings Co., Ltd.
・証券コード 2372
・業種     サービス業
・決算    3月
・設立年  1997年4月
・上場年  2003年10月


管理人評価D

【会社紹介】

アイロムホールディングスはSMO(医療機関向け治験支援)を主力事業にしている会社です。


元々医療機関に対する治験支援を目的として創業されたアイロムホールディングスは、治験支援が収益の柱を担っています。その他にもメディカルサポート事業やクリニックモールの運営なども行っており、様々な事業から収益を得る方針を採用している会社です。

医療の発展に貢献しているアイロムホールディングスの事業は社会的意義がとても高い仕事であると認識することができます。同業他社の買収活動なども行っており、業績を拡大しようとする意欲がとても強いのです。

【主力のSMO事業に力を入れる?】

アイロムホールディングスは黒字部門だった医薬品販売業務から撤退し、主力であるSMO事業に経営資源を集中する方針を名言しています。

今までは様々な業種を通じて売上を増加させる方針を貫いていたのですが、現在のアイロムホールディングスはSMO事業の拡大を狙っています。しかし、メディカルサポート事業やCRO(開発業務受託機関)は未だに健在で、今後は3つの事業がアイロムホールディングスの収益の3本柱になりそうです。

私がアイロムホールディングスで注目している事業はCROです。

アジア・オセアニア地域を中心に事業拡大を推し進めているアイロムホールディングスは、「新薬開発のコンサルティング業務」を行っています。国内のみならず、海外にも積極的に進出するアイロムホールディングスの経営方針に賛同できる方もいらっしゃるでしょう。今後、CRO事業が順調に発展し続ければアイロムホールディングスは世界市場で躍進できる可能性はあると言えるのです。

【アイロムホールディングスの財務分析】

アイロムホールディングスの財務状態は良好とは言えません。2012年3月決算で赤字を出してしまいましたが、2013年3月決算では純利益額17億5100万円を確保してV字回復を成し遂げました。

赤字転落からすぐに黒字回復へと持ち直したアイロムホールディングスの経営手腕は高く評価できるのですが、売上高が低下しているのが気がかりです。来期の予想決算を調べても希望を抱ける内容ではないので、「成長株」として期待するのはかなり厳しいです。

今季の売上高は67億700万円で、来期の予想決算の売上高は51億円です。予想通りの業績が残せるとは限りませんが、成長企業を狙っている方にとっては痛い決算内容になります。

【アイロムホールディングス株に向いている投資スタイル】

アイロムホールディングスはかなり人を選ぶ株です。

まず、業績が伸びていないので「成長株投資」を実践するのに不向きです。また、配当金も無配なので配当金狙いの戦略を採用している人にも向いていません。

安定株として長期保有するのも厳しいですし、現在のアイロムホールディングスの株は投資家にとって旨みが少ない株に該当します。インカムゲインが全く確保できないというのは、長期投資家にとって致命的な欠点です。

もしアイロムホールディングスの株を買うなら、今後の業績に期待する投資スタイルを維持するのがお勧めです。アイロムホールディングスの業務内容や経営理念に賛同できる方は株を買っても問題ありません。

(上記の情報は2013年9月28日に記載しました)


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