エムスリー (2413)

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・上場市場 東証1部
・会社名   エムスリー株式会社
(えむすりー 英称:M3, Inc.
・証券コード 2413
・業種     サービス業
・決算    3月
・設立年  2000年9月
・上場年  2004年9月


管理人評価B

【会社紹介】

エムスリーはソニーの関連会社で、医療ポータルサイト「m3.com」を運営しています。m3.comでは医師や歯科医師、薬剤師などを対象にした情報を発信しており製薬会社の情報提供を支援しているのです。



治験や人材紹介といったビジネスも行っており、幅広い分野で利益を出しているのがエムスリーの特徴になります。

また、エムスリーは「インターネットを通じて健康で楽しく長生きできる人を1人でも多く増やす」ことを目的としており、医療コストの削減に取り組んでいます。エムスリーから発信する良質な医療情報をユーザーが有効活用し、「感謝されるビジネス」を築いているのがエムスリーの注目ポイントです。

人に感謝されるビジネスと、人に恨まれるビジネス。最終的に生き残るのは前者のビジネスです。

医療を良い方向に変えていきたいと願っているエムスリーは、多くの人から感謝されるビジネスを行っています。医療情報も確実な需要が存在するので、エムスリーのビジネスモデルは大変優れていると言えるのです。

【医療サイトを複数保有しているエムスリーの強みとは?】

エムスリーは医療系情報サイトを複数保有しており、「専門的な情報」を発信しているのが強みになります。

例えばエムスリーの代表サイトであるm3.com。このサイトは医療に関する最新ニュースを発信しているだけではなく、海外論文といった専門的な情報を載せているのが特徴になります。専門分野の情報は需要がないと思われがちですが、実は専門情報ほど需要が高いのです。

専門情報を発信する場合、特定の分野に関する「優れた知識」がなければ情報を提供することができないのです。誰でも発信できる情報はすでに溢れかえっています。例えば、アフィリエイトを行なう方法などは「すでに多くの人が発信している情報」になります。

しかし、専門分野に関する情報は知識がなければ発信できないのです。医療ニュースも専門知識がなければ、分かりやすい情報として読者に提供できません。

エムスリーは「分かりやすく、質の高い情報」を発信する能力に長けています。これはエムスリーの確実な強みとして今後も残っていくでしょう。

【エムスリーの財務分析】

エムスリーは急激な成長を遂げている「期待株」として多くの投資家から注目されています。

2012年の通期決算の売上高は190億4000万円でしたが、2013年の通期決算の売上高は260億700万円と大幅に売上額を伸ばすことができました。

私が個人的に注目したいのは純利益の額です。純利益も年々増加し続けていますが、2013年の通期決算の純利益額は55億9800万円を記録することができました。これは素晴らしい数字になります。

売上高、営業利益共に成長しているだけではなく、財務面も優秀なのが現在のエムスリーです。

有利子負債はゼロ。利益過剰金は179億900万円もあるのです。

更に圧巻なのは自己資本比率で、74.4%という数字を維持しています。決算だけではなく財務面も優良なのはエムスリーという会社の特徴を端的に表わしている証拠になります。独自色の強いビジネスモデルも優れていますが、確かな結果を残しているのがエムスリーの強みです。

【エムスリー株に向いている投資スタイル】

エムスリーは非常に優秀な株です。

財産株として保有しても構いませんし、成長株として保有しても良いのです。将来、更に会社が成長することを見込んでエムスリーの株を長期保有するのが1番お勧めです。

予想配当利回りは0.45%と、お世辞にも高いとは言えません。配当金狙いの方はエムスリーの株と相性が悪いのですが、配当利回りは全く気にしない方針を貫いている方はエムスリーの株はお勧めです。

これだけ見ると何の短所もなく、超優秀な株として判断することができますが1つだけ欠点があります。

それは、今のエムスリーの株が高すぎることです。


それはPBRとPERを見れば分かります。PBR値が18.87%で、PER値が56.01%というのは割安株ではない証明になります。エムスリーが優秀な会社なのは多くの人が知っているので、株価も割高になっているのです。

会社だけを評価するとエムスリーは文句なしにSランクです。しかし、株として評価すると割高すぎるのが原因で管理人評価Bをつけるしかないのです。もし、エムスリーの株価が割安であれば文句なしのSランクになります。

(上記の情報は2013年10月5日に記載しました)


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