大林道路 (1896)

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・上場市場 東証1部
・会社名   大林道路株式会社
(おおばやしどうろ 英称:OBAYASHI ROAD CORPORATION)
・証券コード 1896
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1933年8月
・上場年  1971年4月


管理人評価C

【会社紹介】

大林道路は道路舗装や土木工事を中心に利益を上げている会社です。


「道路建設技術」に秀でている大林道路は、日本のインフラを整備する役目を担って長い間経営活動を続けてきました。国の基板を整備するビジネスを行なっている大林道路は「安定力」に定評のある会社です。

道路舗装は一定のニーズを保っている安定ビジネスで、道路舗装で利益を上げている会社は健全な利益体質を維持していることが多いのです。大きな成長が期待できないのがデメリットですが、「固定収入を確保するビジネスモデルを築いている」という点は高く評価すべきです。

実際に大林道路の決算を分析しても安定力の高さが魅力だと感じます。

売上高や利益額は年々バラバラなのですが、2009年から2013年にかけて黒字経営を維持しているのです。154億400万円の利益過剰金データを残している大林道路は、「安定した利益を出す体質を築いている」と分析することができます。

【技術開発に秀でている大林道路】

大林道路は1974年に技術研究所を作り、先端技術を開発するために日々努力しているのが特徴です。

道路舗装ビジネスは変化がない業界だと誤解されている方も多いのですが、受注競争を勝ち抜くために「低コスト・高品質施工」を維持する必要があるのです。

低コストを実現するために原材料費の低下に努めたり、高品質施工を行なうために新工法を導入したり、技術の進歩が業績向上に繋がっていくのです。

「技術研究所は直接利益を生み出さないから意味がない」と考えている人もいますが、逆です。自社で優れた技術を生み出し、施工の質を高めて多くの受注を獲得するのが会社を成長させる重要な要素になるのです。

長い目で見たら技術開発に力を注ぐのはとても重要になります。

技術というものは短期間での効力は期待できませんが、長い期間の効率性を考えると「最新技術」を導入するのが1番良いのです。

自社研究所で低コストの舗装材料を開発することができれば「この先ずっと低いコストで道路舗装に取り組める」という強みを維持することが可能です。

【大林道路の財務分析】

大林道路は安定決算を維持することに定評があります。

2013年通期決算の売上高は949億800万円、営業利益は37億8700万円、経常利益は38億2800万円で前年度と比較して利益額を大きく伸ばすことができました。純利益は20億8000万円に拡大しており、相当良い結果を残したと判断することができます。

来期も増益が予測されています。

受注量が増加したおかげで利益を増やすことができました。復興需要は未だに強く、今後は復興関連工事を絡めて大きな利益を上げる予定です。

財務面は良いです。

自己資本比率は40.4%。有利子負債額は20億円で、有利子負債が少ないのが印象的です。

【大林道路株に向いている投資スタイル】

大林道路は安定株投資に向いています。

道路舗装を主軸ビジネスに定めている点と安定決算を維持する能力を高く評価すべきです。有利子負債額も少ないので安定した利益を生み出してくれる「財産株」として活躍してくれる可能性が高いです。

配当金もしっかり払い続けている大林道路はディフェンス力に長けている株です。

現在の予想PERは9.89倍、実績PBRは0.89倍で割安性に秀でているのも良いです。「守備力が自慢の割安株」が欲しい方は大林道路と相性が良いのです。

予想配当利回りは1.48%で物足りないのがネックですが、安定要素を高く評価すればそこそこ優秀な株であることに気づきます。

近年の成長も著しいので売却益を狙うことも可能です。

配当金を受け取りつつ、売却益を狙う戦略を定めるのも面白いでしょう。

(上記の情報は2014年3月6日に記載しました)


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