王子ホールディングス (3861)

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・上場市場 東証1部
・会社名   王子ホールディングス株式会社
(おうじほーるでぃんぐす英称:Oji Holdings Corporation
・証券コード 3861
・業種     パルプ・紙
・決算    3月
・設立年  1949年8月
・上場年  1949年12月

管理人評価B

【会社紹介】

王子ホールディングスは日本の製紙業界で売上高最大手の地位を維持している超巨大企業です。


製紙業界の名門と言われている王子ホールディングスは南米やアジアに市場を展開しているのが注目すべきポイントになります。

会社成長の意欲が強い王子ホールディングスは2006年に北越製紙に対してTOBの実行を目論みました。TOBとは株式公開買い付けのことで、簡単に説明すると王子ホールディングスは北越製紙を買収しようとしたのです。

結局北越製紙の買収は失敗に終わってしまいましたが、2010年はマレーシア最大のダンボールメーカーであるGSペーパー&パッケージングを買収して王子ホールディングスの傘下に収めることに成功しました。

王子ホールディングスは積極的な買収や海外進出を重視している会社であり、製紙業界のキングと言われる存在です。世界市場で勝ち残る競争力がある会社、それが王子ホールディングスです。

【消費者にとって身近な存在である王子ホールディングス】

王子ホールディングスはダンボールや家庭用紙も生産しており、消費者にとって馴染み深い会社になります。

王子ホールディングスが販売しているボックスティッシュやトイレットロールを使用したことがある方もいらっしゃるでしょう。海外拠点を有効に利用して高品質で低価格な紙を生産し続ける王子ホールディングスは、更なる躍進が期待できる大型企業です。

【王子ホールディングスの財務分析】

王子ホールディングスは売上高が年々向上し続けています。企業買収を積極的に行ない、海外拠点を増やして売上高の増加を狙っている王子ホールディングスは今までの行動の結果が売上に反映されています。

2013年3月決算の売上高は1兆2414億7100万円です。とんでもない売上高に驚きますが、さすが国内最大手の製紙会社と言ったところでしょうか。2011年から2013年にかけて決算を分析しても、黒字を維持していることが分かります。

純利益も年々増加傾向にあり、2013年3月決算時の純利益は256億円です。

王子ホールディングスの財務状態を分析すると1つ気づくことがあります。それは、「大企業にもかかわらず成長を遂げている」という点です。まだまだ製紙業界のシェア拡大に見込みがある証拠になるため、王子ホールディングスは更なる成長が期待できる会社です。

1つ欠点を挙げるとすれば、有利子負債が多すぎることでしょうか。王子ホールディングスの有利子負債は8542億3000万円も存在するので、有利子負債を減らしつつ成長を拡大させる戦略を取るのが有効であると考えられます。

王子ホールディングスの有利子負債が多いのも「拡大戦略」を採用しているからであると予想できます。つまり、借りたお金を有効に利用して会社の成長を促進させているのです。そう考えると王子ホールディングスの有利子負債はネガティブに受け取ることはできません。会社の成長に使用される借金は良い借金に該当するのです。


参考記事

事業拡大を目的とした借金はポジティブに捉えるべき

【王子ホールディングス株に向いている投資スタイル】

王子ホールディングスは確実な成長を遂げている会社なので、キャピタルゲインに期待する「長期投資」が1番お勧めです。会社の成長とともに株価の上昇を狙う長期投資は、王子ホールディングスの株と相性が良いのです。

また、王子ホールディングスは業界トップの売上高を誇っているので「資産株」として保有するのもアリです。王子ホールディングスの株は立派な資産になるだけではなく、今以上の成長が期待できる株なので長期保有するのも苦ではないでしょう。

現時点の配当利回りは2.46%で悪くない数字です。大企業だから安心とは限りませんが、ストレスを溜めないで株式投資で儲けたいと考えている方は王子ホールディングスの株が向いています。安定配当を実施している会社なので、長期保有するのにうってつけだと言えるのです。

(上記の情報は2013年9月16日に記載しました)


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