オークマ (6103)

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・上場市場 東証1部
・会社名  オークマ株式会社
(おーくま 英称:Okuma Corporation)
・証券コード 6103
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1918年7月
・上場年 1949年5月


・1株価格796円(4/24終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約79万6000円

・予想PER18.64倍、実績PBR1.22倍、予想配当利回り1.26%

管理人評価D

【会社紹介】

オークマは工作機械を製造している会社です。


創業者の大隈栄一氏は「お褒めの言葉より改善に役立つ苦言」を重視していました。オークマは大隈氏の理念を受け継いでおり、創意工夫を通じて新技術を生み出すDNAが浸透しているのが長所です。

お客様最優先の発想から生まれる制御技術を次々に発明し、「ものづくりのオークマ」と呼ばれています。

不可能と思われる「机上の理論」を「機上の理論」へと現実化させるオークマは技術力に秀でた会社です。大隈氏の「改善意識」が今もオークマの社風として受け継がれており、常に良い物を目指すオークマ魂が最大の武器になります。

オークマの技術で注目したいのは「世界初のぶつからないシステム」を開発したことです。

世界で初めて開発した「ぶつからない機械」は実現不可能だと言われていました。衝突する前に機械が停止するので手動操作でも物にぶつけることがないのです。

オンリーワン技術を駆使してものづくりを続けているオークマは「工作機械の優秀企業」として活躍しているのが長所です。

【工作機械のオークマ、世界で評価される技術力とは?】

オークマは世界で活躍する技術を保持している会社です。

ニュージーランド、韓国、オーストラリアでもオークマの技術は活用されており、グローバル化を成し遂げているのが素晴らしいです。身近な商品にもオークマ技術が使用されているので「オークマは身近な暮らしを支える企業」として評価することも可能です。

パソコンのキートップ成形を作っているのもオークマで、フィールドコアというエレベーターのブレーキ部品を製造しているのもオークマです。

電車の車輪や自動車のエンジン部品も製造することができるオークマは「全般的なものづくりの能力」に長けているのが素晴らしいです。

独自技術を通じて世界企業へと名乗りを上げているオークマですが、今期は減益が予想されています。

日本と米州の利益額が低下しているのが痛いです。

日本、米国は共に景気回復を成し遂げているのがポイントですが、それでも利益額が減っているのは良い情報にはなりません。逆にアジア地域では利益額を伸ばしているので、持続的発展を遂げたければ「成長著しいアジア諸国」を切り開いていくのが得策になります。

【オークマの財務分析】

オークマは2011年から2013年にかけて黒字を維持しています。

2013年通期決算の売上高は1337億7400万円、営業利益は108億1600万円、経常利益は101億7500万円で前年度と比較して利益額を落としています。純利益は75億9300万円に減ってしまい、良い結果を残したとは言えません。

来期は減益が予想されています。

再躍進を実現するためにベトナムで現地法人を設立し、ベトナム需要の増加に備える予定です。

財務面は優秀です。

自己資本比率は61.5%、有利子負債額は199億6400万円です。

【オークマ株に向いている投資スタイル】

オークマは注目したい長所が存在しない株です。

減益が予測されているので成長株投資に向いていませんし、2010年に赤字決算を出したことがあるので安定力を評価するのは危険です。年々利益額にバラツキが生じ、持続的成長を遂げていないのはマイナスポイントになります。

財務状態が良いのは高評価の対象になりますが、オークマよりも財務面が秀でている株は他にも存在するので……。

予想配当利回りも低く、物凄く割安でもないのでオークマは非常に微妙な株です。悪い株ではないのですが、突出した利点がないので当てはめる戦略を見つけるのが難しいのです。

オークマの技術力を評価している人は株を買っても良いでしょう。株を分析すると「微妙」という言葉しか思い浮かびません。

現在のオークマ株は器用貧乏状態に陥っているのです。

(上記の情報は2014年4月25日に記載しました)


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