オークワ (8217)

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・上場市場 東証1部
・会社名 株式会社オークワ
(おーくわ 英称:OKUWA Co., Ltd.)
・証券コード 8217
・業種     小売業
・決算    2月20日
・設立年  1969年2月
・上場年  1987年10月


管理人評価D

【会社紹介】


オークワはチェーンストアを展開している会社で、ニチリウグループに属しています。

和歌山に60店舗以上自社店舗を出店しているオークワは、東海・中部地方への出店を強化しています。いきなり全国展開を狙うのではなく、少しずつ営業エリアを増大する方針を貫いているのが特徴になります。


4つの事業業態を武器に利益を上げており、同業他社との差別化も図っています。

1番影響力が大きいのはスーパーセンター業態です。1番大きい店舗で4000坪という広大な敷地を利用しており、数万を超える取り扱い商品がウリになります。地域の顔として活躍するスーパーセンターはオークワの底力を知らしめる存在となっています。

地元密着がウリのレギュラー業態は地域の特性にあった事業を展開できるメリットがあります。

地域によってお客様のニーズは異なり、地元住民の嗜好やニーズを分析するのが小売業成功の秘訣になります。オークワのレギュラー業態は地域のお客様の信頼を得ることによって堅実な利益を上げることができるのです。

高級志向の人を虜にするメッサ業態も注目です。

メッサ業態は「高質スーパーマーケット」という独自色で染められており、高級食材や輸入食品を店内に配置しているのが長所です。安さではなく、質の高い商品を求めるお客様と相性が良いのです。

ラストはプライスカット業態です。

こちらはメッサ業態とは打って変わって「全品とにかく安い」をコンセプトに設定しています。プライスカットという名前で店舗を運営しており、お客様の生活費削減に貢献しています。このように4つの業態を使いこなして様々なニーズを取り込み、激動の時代を生きているのがオークワです。

【合理化に着手! オークワ革新の道】

高級スーパーも運営しているオークワですが、ローコストオペレーションを実践して商品の販売価格を下げる努力を重ねています。

特に注目したいのが西日本で初めて導入された「セルフレジ」です。画像認識システムを組み込むことにより、お客様が商品をセルフ購入することが可能になりました。

今後セルフレジシステムが発展していけば人件費を抑制することができ、商品の価格を更に下げることが可能になるでしょう。オークワが価格競争で打ち勝つのも不可能ではなくなるのです。

また、オークワは好採算が期待できるプライベートブランド商品の開発に力を入れています。

2008年8月に親切された食品工場の「オーデリカファクトリー和歌山」がオークワのプライベートブランド商品の生産を支えています。自動玉子焼き製造機やポテトサラダ撹拌機など、様々な最新機械を利用してプライベート商品を提供しているのがウリになるのです。

コストパフォーマンスに優れた「オー・エコノミー」という自社ブランドは、メーカー品と比較して2割から3割安い定価価格で商品を提供しています。焼肉のたれやタルタルソースなども自社開発しています。

もう1つは「オー・クオリティー」という自社ブランドで、品質を追求したブランドになります。価格にもこだわっていますが、完璧な質を求めることによってお客様のご期待に応えるスタイルを築き上げています。

【オークワの財務分析】

オークワは2009年から2013年にかけて黒字経営を維持していましたが、純利益額を下げているのが気になります。

2013年通期決算の売上高は2978億400万円で、営業利益は50億9600万円まで低下しました。純利益も14億9500万円に減少し、1株益も33.5円まで下げてしまったのです。利益を出す体質は維持しているのでそこまで悲観視する必要はないのですが、成長株として評価することはできません。

価格競争の影響を受けたオークワは、既存店の利益額が低下したのが痛いです。無駄な支出を削減するためにリストラを行ない、赤字店を積極的に閉鎖しています。また、利益を見込むのが難しい白モノ家電の撤退を始めているのです。

財務面は良いです。

自己資本比率は55.2%。192億9700万円の有利子負債が存在しますが、800億5600万円の自己資本と比較すると有利子負債額は少なめに抑えられていると評価することができます。

【オークワ株に向いている投資スタイル】

オークワ株は判断が難しい株になります。成長株投資は向いていませんし、利益額も低下しているので安定株として評価することもできません。割安性に長けているわけではないので、割安株戦略を実践するのも不向きです。

現在の予想配当利回りは2.84%で、高配当株でもありません。配当利回りの高い株が欲しければ他の株への投資を検討するべきです。

現在のオークワ株は何もかもが中途半端な能力になっています。突き抜けた特徴がないので、オークワ株に合った戦略を当てはめるのが難しいのです。かなり難易度の高い株に該当するため、初心者向けの株が欲しい方は別の株を探してください。

株主優待が梅干しなので、梅干し目当てで株を購入するのは良い判断です。梅干しをプレゼントしている会社は少ないため、株主優待のレア度は高いのです。

【オークワの株主優待】

2月20日の権利確定日にオークワ株を1000株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・1000株以上保有で3000円相当の紀州特産品(梅干し)

・2000株以上保有で5000円相当の紀州特産品(梅干し)

参照URL http://www.okuwa.net/ir/stocks/

(上記の情報は2013年12月31日に記載しました)


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