応用地質 (9755)

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・上場市場 東証1部
・会社名  応用地質株式会社
(おうようちしつ 英称:OYO Corporation)
・証券コード 9747
・業種     サービス業
・決算    12月
・設立年  1957年5月
・上場年  1988年8月


管理人評価B

【会社紹介】

応用地質は最大手の地質調査会社です。

応用地質のビジネスは専門的過ぎて一般投資家にとって分かりにくいのですが、簡単に説明すると応用地質は地球のお医者さんとして活躍しているのです


土壌サンプルを取って状態を確かめたり、構造物の耐震確認をしたり、建物を建てる土地の安全性を確かめたり、安全な建物を建てるための調査を行なうのが応用地質のビジネスになります。

「地球科学に関する様々な議題の解決を目指す」という目標を掲げている応用地質は、自然災害問題に対して真っ向から戦う姿勢を見せています。

地質学、地球物理学、土木工学などの地球科学全般の知識を有する応用地質は、専門知識を活用して利益を得ている会社だと評価することができるのです。

地震が多い日本は地震対策に対する意識を高めていますが、応用地質も防災分野事業で地震対策に取り組んでいます。

防災計画を立てるときは地盤状況を知り、災害リスクを知ることが肝心です。

応用地質は防災リスクや対抗手段を正確に分析して土地の安全性を調べることができます。東日本大震災時に地盤の液状化が問題になりましたが、応用地質は地盤が液状化するかしないかの判断を下せる技術力を持っているのです。

日本企業のほとんどは地震リスクを背負っています。

「もし我が社が災害の被害にあったらどうしよう?」と考えている事業主は意外と多く、地震リスクを分析して損害額を調べることができるのも応用地質の強みです。

応用地質は地震リスク評価や自然災害の損害額を分析し、他企業にレポートという形で提出するビジネスも行なっています。

【高い地盤調査技術を誇る応用地質】

応用地質の強みがいまいちピンとこない方も多いと思うのですが、「地盤調査技術に優れている」というのが1番の長所になります。

地盤を調査するときは専用の機械が必要になりますが、地盤調査器具も自社で作っているのです。計測器の開発から販売まで手がけている会社はかなり珍しく、応用地質は開発能力にも優れた会社として評価することができます。

東京ドームを建設する際に応用地質が地盤調査した実績もあります。

応用地質は「建物を建設するときに地盤を調査して利益を上げている」と捉えるのが1番分かりやすいかもしれません。

他にも地震の強度を調べる測定器や海洋調査機などを開発・販売している応用地質は自社商品を売って利益を上げているのも特徴です。地盤を正確に調べて地下水が汚染されているか否かを調べられる応用地質は「地球に詳しい会社」です。

【応用地質の財務分析】

応用地質は黒字体質を築いています。

2012年通期決算の売上高は407億400万円、営業利益は24億6500万円、経常利益は33億3400万円で全ての利益が前年度より向上しています。57億5600万円の純利益を確保した応用地質は素晴らしい結果を残すことができました。

来期も黒字経営の維持が期待できます。

地質調査やコンサルティング業務の需要は高いままです。海外にも積極的に進出している応用地質は、日本で培った調査・コンサルティング技術を活かして発展途上国で利益を上げることを狙っています。

財務面はとても優秀です。

自己資本比率は82.0%。有利子負債はゼロで、文句なしの優良財務状態を築いています。

【応用地質株に向いている投資スタイル】

応用地質は資産株投資に向いています。地盤調査という独特なビジネスモデルや、自社開発能力を評価して株を長期保有するのがお勧めです。

財務面もかなり良いので資産株として向いていると判断することができます。現在の予想配当利回りは1.16%で配当利回りは高くないため、大きなインカムゲインを得たい方は別の株を探した方が良いでしょう。

現在の予想PERは19.92倍、実績PBRは0.72倍で割安性に優れているのも良いです。

割安性に長けた優良株が欲しければ応用地質が適しています。

(上記の情報は2014年1月27日に記載しました)


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