S Foods【エスフーズ】 (2292)

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・上場市場 東証1部
・会社名  エスフーズ株式会社【S Foods】
(えすふーず 英称:S Foods Inc.)
・証券コード 2292
・業種     食料品
・決算    2
・設立年  1970年1

・上場年  1989年8月


管理人評価B

【会社紹介】

エスフーズは総合食肉企業として活動している会社です。


「バラエティミート世界一、食肉日本一」という経営ビジョンを掲げているエスフーズはスタミナ食品を通じて利益を上げているという特徴があります。牛肉の「こてっちゃん」がエスフーズの主力商品で、家庭で軽く炒めるだけで食べられるこてっちゃんは主婦や子供の人気も高いです。


栄養成分に優れた商品を販売しているのがエスフーズの魅力です。

レバーやホルモン、もつ煮込みなどを販売しているエスフーズはお客様の健康増進を支えるビジネスを行なっていると評価することができます。

焼肉のタレも販売しているエスフーズは肉や肉関連の商品を販売して知名度を高めているのです。

今後は国産牛や輸入牛のオリジナルブランドを強化し、会社のブランド力を高める予定です。牛・豚・鶏の3つの食肉をバランス良く扱う総合食肉会社として躍進を狙うのがエスフーズの現状目標になります。

【ニーズのない商品を売りだしたエスフーズ】

エスフーズの1番の注目点は「ニーズのなかった商品で利益を生んでいる」という点です。

1981年1月に牛の小腸に注目して商品化を検討したエスフーズですが、この時期は「牛の小腸なんて商品にならない」という意見が多数を占めていました。ホルモンのイメージは「臭くて気持ち悪い」という意見が多く、アメリカでもほとんど食されていなかったのです。

しかし、1981年7月に試作品を作ったところ「美味しくて食べやすい」という評価をいただき、これはイケる!と踏んだエスフーズが1982年7月に「こてっちゃん」を販売しました。

現在もこてっちゃんはエスフーズの利益を担うロングセラー商品として活躍していますが、注目すべきは「ニーズのなかった商品に価値を加えた」という点です。

牛の小腸というマイナーな分野で商品開発を手がけ、ベストセラー商品を作り出したエスフーズの経営手腕はかなり素晴らしいです。元々牛の小腸は高い栄養価があるのですが、「美味しくない」というイメージが先行していたので商品化が難しいのが現状でした。

しかし、エスフーズは「需要のない部分を利用し、新たな需要を生み出した」のが最大の注目点になります。今も大ヒット商品として輝き続けているこてっちゃんは、エスフーズが試行錯誤を通じて生み出した奇跡商品として評価されているのです。

【エスフーズの財務分析】

エスフーズは年々売上高を伸ばし続けています。

2013年通期決算の売上高は1480億9700万円、営業利益は51億6600万円、経常利益は55億9300万円で前年度と比較して利益額を伸ばすことに成功しました。純利益は25億700万円まで増大しており、かなり良い結果を残せたと判断することが可能です。

来期も利益額を伸ばす予定です。

豚肉販売の数量が想定以上で、こてっちゃんもCM展開の影響を受けて販売数を伸ばしています。また、江崎グリコのハム・ソーセージ製販会社を子会社化したエスフーズは今後も躍進が期待できる注目企業です。

財務面はそこそこ良いです。

自己資本比率は47.4%。有利子負債額は147億3700万円で、自己資本比率が40%超えているのはプラスポイントです。

【エスフーズ株に向いている投資スタイル】

エスフーズは配当金目当ての投資に向いています。

2009年から2013年にかけて黒字経営を続けており、増益歩調を維持しているエスフーズは長期投資に向いているのです。

配当金を増額する傾向が強いので配当金目当ての投資家と相性が良いです。

現在の予想PERは12.16倍、実績PBRは0.78倍でそこそこ割安性もあります。配当利回りは2.51%で普通です。「黒字経営を続けている安定配当株」として評価すれば、それなりに優秀な株だと分析することが可能です。

500株以上保有していると株主優待を受け取ることもできるので、資産株目的で保有しても面白いでしょう。全体的に優良な結果を残しているエスフーズは個人投資家と相性が良いのです。

【エスフーズの株主優待】

2月の権利確定日にエスフーズ株を500株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・500株以上保有で3000円相当の自社製品(ローストビーフ等)

・2000株以上保有で10000円相当の国産牛肉(和牛)

参照URL http://www.sfoods.co.jp/investor/kabushiki.html

(上記の情報は2014年3月1日に記載しました)


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